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コラム&レビュー

新車心象風景:ダイハツ・ミラ

 

 そりゃあ、トヨタグループになったことで軽に専念できるのは分かるけど、何でもかんでも数作りゃあいいってもんじゃないでしょう。

 コペン、ジーノ、ラテ、タント、エッセ、ソニカ、ミラ、ムーヴ。乗用車タイプだけでもパッと全車思い出せる人はそんなに多くないでしょ。日本は小型車や普通車だって車種が多いけど、それでもサイズは色々だからね。でも、軽はみんな同じ大きさ。さらに1社でこの数はいかがなものかと思うなあ。コペン以外は4シーターということでも一緒だし。

 さらに、ソニカ以降は怒濤の高品質化戦略で一気に評論家の絶賛を受けているのだけど、ソニカ、ムーヴ、ミラと「ほら、こんな高性能、高品質ですゼ」みたいに畳み掛けられると、逆に同じようなモンばっかり立て続けに出すなよ、と思えてしまう。


 
 実際、ソニカがスペシャリティとか言っても全高は1470oもあるんだよね。で、ミラが1530o、ムーヴが1630o。5pや10pの差で3台も作るなよ、と思う。しかも、ミラとムーヴには例によって裏と表の2種類があるし、さらには同じ時期にエッセなんて全然別種のクルマも作ってる。もうなんだかなあ、と。

 おもちゃ箱ひっくり返したような商品展開がトヨタのやり方っていうのは十分わかっているけど、僕はそれを認めるつもりは毛頭ない。だから、ダイハツがグループとして同じことをやっているのも反対だ。

 技術があるのはもう分かった。あとは薄利多売じゃなくて、1台に本当に時間と手間を掛けた逸品揃え的商売をして欲しいと僕は思う。それは、軽という枠を超えた存在になっている自前のコペンがいい見本になっているじゃないか。いつも同じことを言うようだけど、もっと大人の商売、商品が見たい。

(06/12/22 すぎもとたかよし)

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