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コラム&レビュー

新車心象風景:日産・スカイライン

 

 V35でとやかく言っていた雑誌や評論家がV36を語るなんて恥知らず、みたいな話は前に書いたので今日は書かない。

 けど、この期に及んで”V36は僕らの期待するスカイラインになっているか”などという論調ばかりの雑誌記事を見ていると、別の危惧を抱いてしまう。

 北米版G35は、インフィニティ一番の稼ぎ頭としてメルセデスCクラス、BMW3シリーズあたりをライバルに善戦、新型はその地位をより確かなものにするべくデザインも走りも磨き込んで来たんである。もちろん価格面も含めてだけど、今回もいい勝負をするのは間違いないんじゃないかと思う。


 
 一方、日本にも同じライバル達は売られているんだけど、雑誌や評論家の“スカイラインになっているか”だの“今度は期待通りか”なんていう、要はRシリーズをいまだに引きずった子供っぽい言動が、本来のライバルとの勝負を思い切り邪魔するんじゃないかという危惧があるんである。

 とにもかくにもVシリーズは日本から外に飛び出したんである。だからスポーティセダンといってもRシリーズの再来とかじゃなくて、欧米の歴史あるライバルと勝負することが役目なんだろうし、実際北米ではその足がかりを掴んだわけだ。そういう可能性のあるクルマを、母国のメディアが一番理解のない報道をしてどうする?

 丸目4灯がどうしただの、もう内輪向けの話はいい加減にやめて、新しいスカイラインが世界を相手にしていることをしっかり踏まえた記事を書いて欲しい。

(06/11/21 すぎもとたかよし)

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