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コラム&レビュー

新車心象風景:ルノー・ルーテシア

 
 正確に言うと新車じゃなくて特別仕様車。ルーテシアに設定された「オータム・イエロー・リミテッド」である。


 このルーテシアは元々カタログに13色という本国同等のボディカラーを設定していて随分力が入っているとは思っていたんだけど、特別仕様としてさらに別の色を次々と打ち出しているのは大したもんである。

 クルマは服と同じく、自分の嗜好を身にまとうものだと僕は思っているので、当然ボディカラーは大変重要な要素なんである。実際、好きなクルマでも好みの色が設定されていなければ購入対象にはならない。最近は国産車でも色数が増えてきているけど、実は白やグレーで数種類設定したりと、本当にカラフルなのはほんの一部だったりする。


 
 これが輸入車となれば、数々の手続きから自ずと選べる色が少ないというのが常識になっていた。もちろん高額車であれば受注生産という形で、納期さえ問わなければ幅広い選択が可能だけど、小型車クラスだとそれも難しいというのがこれまでの常識だった。

 実は206でシェアを大きく伸ばしたプジョーは、当初かなりの色数を設定していて感心したのだけど、数年経ってみれば結局売れ線の3,4色に限定されてしまった。そこに出たのがこの新しいルーテシアだ。

 ま、芸術の国フランスのクルマだから、なんてベタなことは言わないけれど、せっかく作っているんだったらそのまま持ってくるのが本来の姿でしょう。だって色も含めてそのクルマの性格を示しているワケだからね。ルーテシアはその点インポーターに恵まれているなあと思う。なにしろ欧州大ヒットのグランデプントなどは本国に12色もあるのに、今回輸入されたのはたったの3色! そんなインポーターも一方じゃあ存在するんである。

 あとはユーザーがこういう心意気にどれだけ応えられるか、かな。

(06/09/06 すぎもとたかよし)

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