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コラム&レビュー

クルマのまわりで:女性の本音はどこに?

 
 いやあ、なかなか痛快だったんである。

 毎週月曜日、17時過ぎのTBSラジオ「小沢コージのCRAグルメ」。今週のお題は「ダイハツ・ミラトコット」。


 例によって、イケイケの小沢氏がトコットのコンセプトを叫ぶ。いまどき女子は盛ったカワイさは要らない、エフォートレスな自然体で生きているんだ。スズキのラパンもミラココアも、もう違う、と。

 何せ、ダイハツの女性社員自身がココアに乗っていると「自分がカワイくなければいけないという脅迫観念で疲れる」と言っている。なるほど、トコットは単にカワイイじゃないし、サイドビューなどはドイツ車みたいじゃないか、なんて感じに。

 ところが、これに対するアシスタントの皆川玲奈アナがよかった。ご存知の方も多いかと思うけれど、彼女は学生時代に自動車サークルに所属し、国内A級ライセンスを持つ異色のクルマ大好き女子アナだ。

 
 「え、女子はやっぱりカワイイいのが好きなんじゃないですか?」
「あんまり盛ったカワイさは違うかもしれないけど、自分のクルマくらい自分の好きなようにしたい」
「自然体がいいとか、そんなことをメーカーから押しつけられたくない」

 うーん、素晴らしい。もしかしたら、皆川アナはトコットのど真ん中のターゲットからは少し外れているかもしれないけど、しかしいまを生きる若い女性には違いない。その生の声がこれなんである。

 いや、彼女の考え方自体がいいというのもあるけれど、それよりもトコットの企画、コンセプトが「その程度のもの」ということだ。エフォートレスとか、社内の企画会議ではそれなりに聞こえるんだろうけど、現場では何と薄っぺらく聞こえるのか、という。

 まあ、国内A級ライセンスを持つ彼女が「普通の女子」かどうかはこの際置いておくとして。

(18/08/21 すぎもとたかよし)

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