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ああ、こういう応用もあるんだなと。
直近のSUVとしては「KOERU」があったので、CX-5より上のクラスはこれがモチーフになるのかな、と思っていたら全然違った。
どうなんだろう、もしかしたら比較的流麗な現行型が北米あたりでは「弱い」という判断があったのか、パッと見の力量感はこれまでのSHINARIシリーズとはだいぶ異なる。
とくに特徴的なフロントフェンダーから斜めに下るラインがなく、その分フロントからリアまでかなり張りのあるショルダーラインが可能になり、同時にサイドボディも豊かな面を全体で表現することができているみたい。
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それでもシグネチャーグリルやシャープな前後ランプなどはこれまでに準じるから、最新のマツダとしての表現はできていると。
もちろん、魂動デザインとして「動き」を感じるか?というと、ある意味逆のアプローチだから相対的にそうは言えない。
東京ショーのRX-VISIONがそうだったけど、SHINARIモチーフの次の表現をどうするのか?
少なくともこのクルマではまだよく見えてこないけれど、何かヒントがあるんじゃないかと想像させるクルマではある。
(15/11/23 すぎもとたかよし)
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