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コラム&レビュー

クルマのまわりで:東京ショー散策「ダイハツ・tempo」

 
 何となく、ホッと安心できる展示ブースになっているかと。


 先の見えないコペンに展示を絞った今年初めのオートサロン、少々度を越してしまったウェイク、だんだんカッコ悪くなるムーヴ。そして、ライバル前提視のキャストなど。

 何だか最近のダイハツには妙な違和感を持っていたところだったんである。技術はあるけど、どうも商品化の方向性が定まっていないというか、浮ついているというか。

 その点、今回のショーはブレていない。文字通りの移動店舗であるtempoや、タントをより身近にしたHinata、利便性を徹底追求したNORIORIなど、無茶な感じがしない提案を、無理のないテイストでまとめていた。

 
 もちろん、いささか発想が狭いというか、チマチマと小さくまとまり過ぎの企画じゃないの?という指摘もあろうけど、こういうアプローチを地道に続けて商品に生かすのはアリだと思う。

 ただし、軽規格についての新提案がなかったのはとても残念。税金が値上げされてから初の東京ショー、排気量見直し提案などは最低限欲しかったし、HVやディーゼルなど、より余裕のあるパワーや実燃費に対応した提案もまた然り。

 たとえばこのtempoにしたって、重くなる車重やたくさんの積載物に対し、余裕のあるパワーでしっかり走り、実際の燃費もいいですよ、という提案もまた身近な発想のはず。

 自慢のイーステクノロジーがそうだけど、あくまでも軽量化と空力特性、そしてエンジンの効率化でジリジリ燃費を攻める、というのはちょっと違うと僕は思うので。

(15/11/07 すぎもとたかよし)

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