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コラム&レビュー

クルマのまわりで:クルマのデザイン講座に行ってみる

 
 「自動車文化講座」という催しに参加して来ました。

 講師の青戸務氏はホンダやオペルのデザイナー、現代のデザイン・ディレクターなどを歴任、現在も大学などで後進の育成にあたっている方。イベントは、神楽坂のギャラリーを会場に毎月行われているそうですが、自分は最近知っての初参加です。

 今回の「お題」はジュネーヴショー2015。とても丁寧に撮影された動画を観ながら、氏の解説を聞くというのが内容です。


 2時間におよぶ講座なので細かいことは省きますが、新しい段階に入ったアウディ、ハチャメチャなプジョー、意図不明な新DSシリーズ、息切れ感のあるルノー、質感の高いフィアットなど、物静かですが的確な解説が印象的でした。

 99%男性の参加者はほとんど常連さんのようで、おそらくはデザイナー関係者も少なくないのかと。たまたま席が隣になった初参加の方は、今年のオートサロンでダイハツ・コペンの着せかえを手がけたサードパーティのデザイナーさんでしたし。

 
 「毎回恒例」の二次会には行けなかったので、短い懇談時間にひとつだけ「スズキは今回の和田氏と社内のまったく異なる2台を出品したが、この方向性の違いをメーカーはどう扱うべきなのか」について質問をしてみました。

 氏の意見では、今回はトップがデザイン部に一種の刺激を与えたかったのではないかと。ただし、メーカーとしてデザイン力の底上げを本気で考えるなら、ちゃんと和田氏をチーフに迎えるべきだろうとも。

 つまり、外部デザイナーがひとつふたつの新しい提案をしたとして、デザイン部全体が「持ち上がる」ほど甘くはない。新卒採用時に優秀な学生を各社で引っ張り合いになるほど、本当に優秀と言える人材は多くないということで。

 まあ、このまま二次会に行けばもっと深い話が聞けたのかもしれないですが、逆に僕などとても入り込める余地がないくらいディープになりそうではありますね。

 また予定が合えば出かけてみようかと思う講座でした。

(15/03/24 すぎもとたかよし)

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