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コラム&レビュー

クルマのまわりで:旧車天国に行く

 
 先日のハチマルミーティングに続き、ふたたび旧車ミーティングに行ってきました。

 今回はお台場で開催された、オールドタイマー誌が主催の「旧車天国」。ハチマルとは趣旨が異なり、こちらはよりクラシックカーに重心を置いた催しです。


 この手のクラシックカーイベントを見て毎回思うのは、圧倒的な層の厚さですね。たいてい○○会とか○○保存会とか、大きな団体での参加があるのが常で、先のハチマルなど個人参加とはケタ違いの規模に驚きます。今回はダットサンの団体がドーンと一等地を占めていて、そこだけでイベントができるほどでした。

 まあ、初代ダットサンだのプリンスなんていうクルマは、ふつうのサラリーマンがポンと買えるもんじゃないし、もちろん維持管理ともなればなおさら。日本版ミッレミリアを見るまでもなく、そこに厳然とした「クラス」を感じてしまうのもこうしたイベントの常でしょうか。

 さて、そんな輝かしいクラシックカーが並んでいるにも関わらず、自分の目に入ってくるのは相変わらず80年代カーだったりします。

 パルサー・エクサは懐かしく珍しかったですね。FFのサニーやスタンザなど、この時期の日産はなかなか先進的なデザインを見せていましたが、このエクサも意欲的でした。


 オーナーさんは新車で購入して10年ほど乗ってから、その後10年以上車庫に保管してあったそう。しかし、何といっても全国100台限定の超稀少カブリオレですから、やっぱりもう一度乗ろうということで数年前に車庫から出したとか。

 塗装もオリジナルですし、貴重なステッカー類もそのまま。内装はインパネ類の状態はもちろん、シート地もヤレすら感じません。その中でも一番の驚きはキャンバストップの状態の良さでしたね。え、これ新品?と思えるほどでした。


 
 80系カローラは希少なGTグレードです。オーナーさんはとくにこのカローラを探していたわけではないそうですが、3年前に旧車専門店で偶然目にし、ほとんど衝動買いだったそうで。


 このクルマもオリジナル塗装のままですが、本当に状態がよかったです。内装も樹脂類の痛みはほとんどなく、革巻きステアリングも当時のまま。シートは当時のトヨタらしいツートンカラーのバケットタイプで、こちらもいい状態。それにしてもこの頃の内装は贅沢な感じでしたね。

 この80系カローラは、ウィキペディアなどをみるとイタルデザインの作となっています。その真偽はわかりませんけど、プロポーションのよさやまとまりのいいエクステリアは、愛車ジェミニに近いものを感じるのは確かですね。

 三菱シャリオは先日のハチマルでも1台出ていました。今回は写真の赤いターボ車と、となりにブルーのNA車がもう一台ありましたが、何と兄弟で2台の参加だったそうです。


 ターボ車は、オーナーさんがお父さんから譲り受けたものとか。子供の頃からずっと家にあり、いつの間にかオーナーさんにも手放せないクルマになっていたようです。

 あまり距離を乗らず、磨き上げを趣味としていたお父さんのお陰もあって、このシャリオもいい状態です。グレー内装は汚れが目立ちますが、このクルマはピカピカでした。でも、変にクリーニングした感じでもなく、そこが好印象でしたね。

 さて、会場では愛車ジェミニにもずいぶん声を掛けていただきました。やはり「自分も乗っていた」という方がいちばん多いですね。中にはもう一度乗りたい・・・なんていう方もいらっしゃいました。

 いや、数十万円で程度のいいものを買えば、すぐに普段乗りで使えるのがハチマルの魅力だったりするんですけどね。

(14/12/02 すぎもとたかよし)

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