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今回はオートサロンの前、東京モーターショー会場でのデザイナーズ・インタビューで、アップが遅れていました「ホンダ・N-WGN」です。
ワゴンRやムーヴなど、ハイトワゴンの激戦区へ勝負を挑んだ意欲作。初見ではN BOXとの近似性を感じてしまい、何だか同じようなクルマを作ったなあ、と思いましたが、しばらく見ているとなるほどハイトワゴンクラスなんだなと納得します。
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というか、N-ONEと同じデザイナーということもあってか、そのN-ONEとN BOXを足して二で割ったようなイメージがあったのかもしれません。同じメーカーなんだから共通項があって当然じゃないかと言われそうですが、もともと“背の高い軽”という非常に限定された中での商品企画ですから、近似性はより強く感じさせるわけです。
それでも、標準車のフロントや、あるいはサイドボディの質感などを見ると、このデザイナー氏の力量を感じるところではあります。実は、優れたデザイナーさんは、インタビューをしていても返答に迷いがなく実に明快なんですね。そのクルマに対する狙い、方向にブレがないので、話に散漫な感じがない。
今回は、そんなことが印象に残ったインタビューでした。それでは、ニフティ自動車サイトにて。
(14/01/21 すぎもとたかよし)
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