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コラム&レビュー

Drive My Car:阿蘇ツーリング(マーチ)

 
 博多への出張のあと、代休をとって阿蘇までツーリングをしてきました。

 ツーリングは2泊コースで、初日は南阿蘇、2日目も阿蘇市小国町のわいた山温泉という滞在型。出張パックのオプションが日産レンタカーだったので、旅の相棒は廉価カテゴリーのマーチです。


 初日は博多駅前の営業所から都市高速、太宰府経由で九州道へ。使い慣れない“ナビ”という最新ツールを扱いつつ、2時間弱で熊本の街へ。

 今回は出張の初日から台風接近という最悪の天候だったのですが、仕事が終わってからも基本的に雨模様が続き、高速も雨の中です。

 熊本では城と繁華街を散策、有名なラーメン店「黒亭」で昼食を。ここは大変な行列店らしいのですが、平日の12時前ということなのか、とくに並ばずに入れました。おすすめの玉子入りラーメンをいただいてから、一路阿蘇方面へ。


 熊本から阿蘇へは何度も走っていますが、来る度に道路が整備されているのがわかります。以前は細い国道でそれなりの時間がかかっていたのですが、4車線化が進んだためか、結構スムーズに流れるようになっていました。

 南阿蘇では「夢しずく」というちょっぴり変わった名前の温泉郷と同名の宿へ。翌日がガッツリ和風な旅館を予約していたので、初日はホテル風旅館です。

 翌日はチェックアウト後、観光名所の白川水源などを散策し、事前にチェックしておいたJAZZが聴ける喫茶店「ウッドサイド・ベイシー」へ向かいます。

 ここは一見“蔵風”の建物で、外からはその手の店に見えないのですが、中にはいると正面にステージがあり、ピアノやドラムまで置いてあって、何とライブができる喫茶店でした。実際、地元のビックバンドを招いての演奏もするそうです。


 
 JAZZ喫茶としては、スタジオモニターでもある往年のJBLがドンと構え、しかし最新の設備としてネットワーク・オーディオも備わっています。ただ、当日はマスターの厚意でアナログ盤での視聴をさせていただき、その音の良さに圧倒されました。


 その後は霧で視界ゼロの阿蘇登山道、雨に濡れたやまなみハイウェイを走り、わいた山温泉郷へ。ここは以前にも訪れて書いたことがありますが、標高1500メートルのわいた山による豊富な湯量が自慢の温泉郷で、集落のあちらこちらから蒸気が立ち上がる風景が素晴らしいところです。


 この日はなんと九州に来て二つ目の台風が鹿児島に上陸し、一時はどうなるかと気を揉んだのですが、翌日の午前中にはこの旅初めての青空がのぞき、嬉しさのあまりやまなみハイウェイを再度走ってしまいました。

 小国町では特産のジャージーの乳製品、蕎麦をいただいてから早めの帰途へ。最近やきそばで有名な日田を経由して大分道に乗り、夕方前には博多へ戻りました。

 全行程460キロ。相棒のマーチは、さすがにひとり乗車ではパワーにそれなりの余裕がありました。先日のスイフトの話ではないですが、山道もCVTの制御がうまくきいて、変に速度が落ちるようなことはなかったですね。燃費は高速と地方道主体でリッター19キロ。さすが、アイドリングストップ付きの最新車です。

 ただ、乗り心地は何とも。それなりに骨格は剛性感があるものの、そこに薄い内装を張り付けただけと思わせる空洞感が安っぽくて。ゴーっと鳴る走行音は、クルマというより通勤電車の感覚に近いものです。

 まあ、ナビはもとより、キーレスエントリーや豊富な収納、高い着座位置、効きのいいエアコンなど、旧車に乗る自分にとってはどれも快適この上なかったのも事実なのですが・・・

(13/09/06 すぎもとたかよし)

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