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3日、4日と、長野は鹿教湯温泉に行って来ました。
ここにはお気に入りの宿「三水館」があり、今回で3回目となります。そもそも人気があるうえ、リピーターも多いので、週末の場合は2カ月程先まで予約が一杯です。
さて、かれこれ2週間以上前に愛車ジェミニが燃料系のトラブルで入院したのですが、まあ数日で直るだろうと思っていたらこれが大間違い。燃圧不調の原因すら明らかにならない状態で、何とこのツーリングに間に合いませんでした。で、代車のちょっと古い軽=スバル・プレオ君(バン仕様)で行くことになった次第です。
しかも、出発前日には中央道で大変な事故が起きてしまいました。事故は上り線でしたが、下りも通行止め区間があったため、今回は圏央道〜関越〜上信越道で向かうこととしました。
まず初日は上信越道から長野道に乗り、安曇野ICまで。NAエンジンにCVTのプレオは、平地ならそこそこ元気なものの、軽井沢に向かう登りではウンウンとうなるだけで一向に加速しません。ま、ここは焦っても仕方がないのでトコトコと登坂車線を選択します。
で、ようやく着いた安曇野では、行列のできる店として有名な蕎麦店「あさぎり」で昼食を。ところが、月曜日ということもあってかまったく並ばずにいただくことができました。とても繊細な蕎麦は盛りもよく、値段を考えれば行列も納得ですね。食後に「アートライン」沿いのクラフトの店など数軒をのぞいてから、早々に鹿教湯温泉へ。
三水館のきれいなロビーには古いラックスマンとタンノイのセットが置いてあって、お願いすれば自由に聴けるのですが、今回は初めて自宅からCDを持参して試してみました。リマスタリング盤のビル・エヴァンスの音はやはり素晴らしく、自宅の小さなセットとの違いに若干ガッカリしたり・・・。
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夕食は冬の定番メニューである「ねぎ鍋」です。千切りにした地元特産のねぎが大皿一杯に盛ってあって、これを出汁つゆでいただきます。これがもう最高なんです。
翌日はゆっくりチェックアウトして、上田の街へ。パン好きには有名だという「ルヴァン」で美味しそうな自然酵母パンを数種類買い、併設のカフェで休憩。そうそう、この店がある古い街並みは、平成版「犬神家の一族」のロケに使われたそうですね。
上田では地元の老舗「みすゞ飴」本店へも。この飴自体はいまやどこでも買えますが、本店にはオリジナルの飴や、信州の果実で作ったジャムなど予想外に豊富な品揃えがあって楽しめました。
午後には上信越道に乗り、家人の強い希望で軽井沢のアウトレットに寄り道を。あまりに広い敷地に疲れきり、17時前には帰途に。行きと同様、プレオ君をゆっくり走らせて、2時間ほどで帰京しました。
全行程で約630キロ。高速メインで、しかも時速80〜90キロでゆったり走ったこともあってか、リッター19キロ程でした。もちろんジェミニより燃費はいいですけど、軽だと思うと「こんなもん?」という気もやっぱりします。ま、シートもヘナヘナだし、それなりに疲れましたね。これが最新の軽だったりすると、また違うんでしょうけど。
さて、肝心の愛車ジェミニ。果たして今回は直るのかな? 何だか「いよいよ」という予感もあったりして・・・。
(12/12/05 すぎもとたかよし)
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