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コラム&レビュー

クルマのまわりで:ジュネーブショー散策(その2)

 
 日産ブランドの「ESFLOW」は、まあホントにコンセプトカーな感じだけど、インフィニティの「ESTHEREA」は、近い将来の具体的な提案みたいだ。


 結構な評判だった「エッセンス」の、文字通りエッセンスをプレミアムなコンパクトセダン、またはハッチに落とし込んだ提案は、個人的にはアリなんである。

 たしかに、まずは性格の悪いウーパールーパーみたいな顔にゲッとなるけれど、真横からの写真を見ると、このクルマの意外なほど均整のとれたプロポーションが分かる。

 そこにボディサイドのウェーブラインを始め、フロントグリルやCピラーに凹形処理を施したのがエッセンスなところであり、新しいインフィニティの方向なんだと思う。


 
 個人的にアリな理由は、セグメントとしてライバルであろうレクサスのCTが、例の「Lフィネス」にとらわれて神経質なわりに無個性になっているのに対し、何かこうもっと自由に「こんなのキレイでしょ」とやっているように見えるから。

 日産ブランドについて言えば、最近のやたらな曲面指向に疑問はある。新しいキューブや話題のリーフ、中国で発表になり、新型ラティオとウワサのサニーなんかは、どうにも中途半端でしょう。新型マーチみたいに、局面云々以前の問題もあるけど。

 それこそ現行ティーダ、先代のマーチやキューブを発信していた日産はどこに行っちゃったんだって感じで。

 ただ、エッセンスでブチ上げたインフィニティのアグレッシブな面や線はひと味違う。もちろん、レクサスのようにブランドとしてのデザイン理論はある筈なんだけど、自由度が高いというか、もっと自然な感性に沿った感じというか。

 まあ、商品化にあたっては、たぶんこの気色悪い顔も相当リファインするんだろうしね。

(11/03/05 すぎもとたかよし)

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