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本来の目的地はボローニャだったのですが、ここまで来たら・・・と家人を説得してモデナに「寄って」もらいました。
時間が限られているので工場見学などはなし。写真でよく見る正門をチラリと見つつ、今回はフェラーリ博物館に時間を割くことにしました。
ほとんど予備知識もなく、博物館という響きだけで「広い」「デカい」と勝手に想像してたこともあり、実際に訪れて意外にコンパクトであることを初めて知りました。
それでも、正門のブリッジは結構な大きさでしたし、入口壁面の黒い跳ね馬も巨大で、記念撮影にはピッタリな感じです。
中に入ると受付カウンターが。ただ、博物館や美術館によくあるガラス越しの寂しい受付じゃなく、オープンカウンターでとても明るいのがステキです。
受付のお兄さんお姉さんも気さくな感じで、さすがイタリア。カウンター前はやはり明るい雰囲気のショップがあります。
で、見学コース入口前にはカフェがあります。この手の施設にカフェが併設されているのは珍しくないですが、妙に狭かったり、いかにも「どうせ随意契約で入ってるんだろ」的に不味そうな感じがしないのがまたいいですね。
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コースはいきなりF1マシンコーナーから始まります。え、こんなのが最初に並んでていいの?っていうくらい唐突に。
僕はF1マシンそのものにグッと来るタイプじゃないのですが、好きな人にはもうたまらないスペースですね。
量産車のコーナーはもう少しゆったり並んでます。9月下旬時点ではやっぱり458イタリアが壇上に載っていて、地元らしき来場者の注目度も高かったですね。
エンツォ・フェラーリ氏のオフィスを再現したコーナーや、開発途中に使った1/4くらいのモックアップとか、興味深い演出もありました。
面白いのは博物館駐車場のすぐ横に試乗コーナーがあることです。これ、オフィシャルなものなのか確認しませんでしたけど、フェラーリのテストドライブがあんなに気軽な感じでできるなんてスゴイです。ま、僕には運転できないですけど。
それと、チョット離れたところにフェラーリ・ストアがあります。ストアは世界中にありますけど、ここが本店?なのかな。
僕は日常クルマブランドものは身につけていないですが、この時は博物館見学から結構舞い上がっていたこともあり、普段なら絶対買わない真っ赤なアウターを購入してしまいました。
ま、日本で買うよりかなり安いのでいいんですけど。とにかくもったいないので、この冬はガンガン着ようと思います。
次回はドイツに戻ってシュトュットガルトです。
(09/11/21 すぎもとたかよし)
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