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行きつけのタイヤ店でローテーションを依頼、愛車をリフトアップした店員さんがひと言「オイル漏れしてますよ」と。
で、やはり行きつけの工場に“一応”持ち込み、待つこと十数分。「あー、すぎもとさん、クランクシールから漏れてますよ。しかも前後2ヶ所ですねー」
ハァー、そうなんですか、などとよく分からないまま生返事をしていたけれど、よく聞いてみればシール交換にはタイミングベルトは外すわ、ミッションは降ろすわ、えらいことらしい。シール自体は1個1000円くらいのものだけど、工賃が数万円、入院は1週間以上という恐ろしい話に・・・。
ということで、タイミングベルトは3年程前に交換したばかりなんだけど、せっかく分解するならということで再交換(ウォーターポンプはさすがに新しくてOK)。ミッションもやっぱり降ろし、当然ミッションオイルも交換に。あと、テンションプーリーも。さらにはオイルパンも怪しいとのことでパッキン交換。
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それで、ロッカーカバーもオイル滲みがあるとのことでパッキン交換となったんですが、何とジェミニの純正パッキンはゴムじゃなくて「コルク」だったんです。自分のクルマのエンジンパーツがコルク! 木! 写真がそれですが、これは結構意外と言うか軽いショックというか。いやー、自分はそういう年代のクルマ乗ってるんだと改めて認識しましたね。メカニックさんは、コルクは耐性が低いので液体パッキンにしたそうで「パーツは記念にどうぞ」と。
工賃はやっぱり5万円近くに上り、もうこうなったらついでだ!ということで、これまで無交換だったワイパーアームも発注。生産中止ならそれでいいや、と思っていたら、こういうときはしっかり出て来るんですよね。ま、サビのないワイパーは気持ちいいんですけど。
代車が1世代前のアルト、しかもバンだったので、帰ってきたジェミニに乗り換えた瞬間は“高級車”かと思いました。いやま、半分冗談ですけど。ただ、実際とても快調になったようですね。この夏もどこかツーリングに行きたいなあ。
(09/07/06 すぎもとたかよし)
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