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「水抜き剤入ってませんね」で有名なガソリンスタンドの売り込みだけど、今回はバッテリーで、「フル発電が10だとしたら、もう1になってますよ」と来た。
いや、インジケーターはまだ緑だし、1はないだろう、イチは。と、思ったんだけど、念のため行きつけのカー用品店でチェックしてもらったら、「まあ70%くらいですねえ」とのこと。
やっぱり1じゃなかったけど、ただ、メンテナンスフリータイプに付いている警告インジケーターが“安全”の緑でも、実際には安心できないと用品店のお兄さんも仰る。最近のこの手の商品は直前まで何でもなくても、いきなり「突然死」するのが特徴なんだそう。じゃあ意味ないよなあ、インジケーター。
いま使っているのはボッシュの国産車用バッテリーで、ジェミニにとってはかなり贅沢なやつ。最近、そのボッシュが限定生産でさらに高品質のものを出したというので、この際交換しようかなあと先のお兄さんに相談。
すると、最近ボッシュを抑えて人気なのがパナソニックの新製品だそうで、彼もオススメとのこと。何でも内部構造はもとより、端子の品質がよくて安定した電圧が得られるとか。
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ホントかいなと思って同社のサイトを見ると、何とも懐かしい感じの記事が。安定した電圧供給により、カーオーディオの音質が良くなるというもので、たくさんのユーザーさんが試聴室のようなところで聴き比べをしているんである。
あー、懐かしいなこれ。昔、僕もオーディオ小僧(といってもローエンドだけど)であれこれ雑誌を読んでは機器を買い込み、ケーブルはもっと太いのとか、スピーカースタンドはブロックが一番とかやってたよなあ。でもって、最後はAC電源の極性で音が違う!と。
ここ数年はリタイアした団塊世代が高級オーディオに戻ってきているそうで、いつの間にやら雑誌も増えてたりする。やっぱり真空管が一番だとか、スピーカーケーブルはメーター10万円くらいのものじゃないとダメとか、相変わらずなんである。
最近、クラシックカーのイベントが増えてきているのは、金銭的に余裕のあるこうした層の影響が多少なりともあるのかもしれない。じゃあ、彼らの日常使いとして真空管やら太いスピーカーケーブルみたいな新しいクルマがあれば面白いかも。それってレクサスでもクラウンでもなさそうだしなあ・・・。
あ、ジェミニのバッテリーですが、明日から12ヶ月点検なので、そこでチェックしてもらおうと思ってます。
(09/01/23 すぎもとたかよし)
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