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今日、地元国立市で「遠乗会」という自動車イベントがありました。
これは、いまから100年前、国産ガソリン車初のドライブツアーが日比谷公園から、ここ国立の谷保天満宮をゴールに行われたことを記念するもので、国立市と都が中心に開催した自動車イベントです。
例の東京オリンピック招致運動の一環に充てられていたのが少々気に入らなかったのですが、せっかくの地元イベントということで参加してきました。
会場は市内の運動場で、“昭和”に作られた事前登録車の展示や、地元在住の嵐山光三郎氏のトーク、そして早朝に日比谷を出発した名車の合流など、ゆるやかな内容でした。
予想よりたくさんの旧車が集まりましたが、気になったのがまずサーブ99。オーナーさんの話では国内に1台とのことですが、1.7のトライアンフ用エンジンを積んだというセダンは初めて見ました。
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いすゞ関係ではお約束のべレット、117クーペがしっかり来ていました。とくに117は内装の状態もずいぶんいいクルマでしたね。我がジェミニには例によって「昔乗ってました」という方が3人くらい声を掛けていただきました。
あとは、カリーナのGT-Rにグッと来てしまいました。こういうクルマで、シートがオリジナルのままって珍しいですよね。それにしても、あんなにバンパーが角ばってたかなあ?
イベントのラストは市内のパレード。だいたい70台前後の参加車がゼッケンを付けて主要道路を走ったのですが、沿道からの撮影や見学が多くて意外でしたね。
それにしても、地元の神社で日本最初の自動車クラブが結成されたなんて、まったく知りませんでした。どうやら本当の発起人は市内のクルマ好きの方らしいですが、初めてのイベントとしては成功だったようですね。どうやら来年も開催するそうです。
(08/12/08 すぎもとたかよし)
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