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コラム&レビュー

クルマのまわりで:スバル訪問

 
 今日、サラリーマンの仕事でスバルの本社に行って来ました。

 太田に行ったのは初めてですけど、街中のクルマの4,5割がスバル車という光景は何とも不思議な感覚でした。たとえば、普通の商店の営業車がRシリーズだったり、右ハンドルのトライベッカが走っていたり、初代レガシィが結構残っていたり。

 工場内はやっぱり新型のインプレッサとフォレスター比率が高かったですね。新しいのと、価格を含めた買いやすさがあるんでしょうか。

 で、仕事の後はビジターセンター訪問。展示車両の数はそれほど多くはないのですが、それなりに楽しめる内容になっています。最初に15分ほどのビデオを観た後に見学となります。

 まず入口にAWDの構造モデルがドーンと鎮座しているのがスバルらしいところ。そこを抜けると車両展示室となります。


 初代R2や、幻のP1などはこれまでちゃんと見たことがなかったので、ここぞとばかり目に焼き付けて来ました。P1が販売されていたらスバルはどうなっていたのか・・・。


 

 初代のレガシィはいま見てもあんまり旧さを感じないですね。社内デザインということですけど、どうしてこんなに斬新で耐久性のあるデザインができたのか? ちなみに某雑誌で現行レガシィのフロントはあのエンリコ・フミア氏のデザインという話がありましたけど、同行のデザイナーさんの話では「誤解」ということでした。つまり関係はなくないけど、彼の作品ということではないと。


 03年東京ショーのR1eがこんなにスタイリッシュだったなんてすっかり忘れてました。もちろん軽枠をオーバーしているのですが、これなら軽じゃなくてコンパクトカーとして出したら日の目を見たんじゃないかと思うくらいいいですね。

 2Fには、あの有名な360の石膏原型が飾られています。が、個人的にはそのとなりに置かれたスバル1000に興味があります。いまさらながら、実にルーミーでクリーンなスタイルに関心してしまいました。

 仕事も、見学も充実した1日でしたが、ま、唯一残念だったのは、お土産に買おうと思っていた「レガシィ最中」を販売している本工場正門前の“伊勢屋さん”がお休みだったことでしょうか・・・。

(08/07/23 すぎもとたかよし)

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