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コラム&レビュー

新車心象風景:ホンダ・フィット

 
 キープコンセプトっていうのは必ずしも似たようなカタチである必要はないので、こういうのはキープスタイリングってことでしょうかね。


 オデッセイやステップワゴンの2代目がキープスタイリングで大コケしたけれど、ヒット作のモデルチェンジに失敗するのはいまやホンダの専売特許。歴史的大ヒットのフィットについちゃあ、こりゃあ空前の大失敗をやらかすんじゃないか、というのが僕の周囲の意見だったんである。

 でも、ホンダもさすがに今回は学習をしたみたいで、なかなか巧いモデルチェンジをしたなあと僕は思っている。


 
 エクストレイルのところでも書いたけれど、モデルチェンジでほとんどカタチを変えない場合でも、そのクルマ特有のツボを外すともうまったく別のクルマになってしまうというのが僕の考え。初代と2代目プリメーラみたいにね。その点、フィットは基本的なイメージをほぼ踏襲しながら、適度なシャープさを与えたことで新しさも確実に表現したところが巧いなと。サイズアップはしたけれど、初代の弾丸シェイプを残して無用な肥満感を与えないんである。これなら、ごく単純に「良くなったなあ」という印象を与えることができるし、マイナス点があまり見つからない。

 ただ、個人的にはインテリアの質感が残念だ。造形は凝っているけれど、複雑な成型をした樹脂が使い捨ての安っぽいラジカセみたいなんである。こういうのは軽によくあるけれど、フィットクラスではどうかなと思う。いや、単にソフトパッドを使っているとかいないとかということじゃなくて、何だか黒くて殺伐としたインパネなんである。こりゃあ、写真のほうがずっとよく見えるよね。

 で、売れ行きはどうなのかな?

(07/11/06 すぎもとたかよし)

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