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コラム&レビュー

新車心象風景:トヨタ・イスト

 
 ヴィッツをベースにした初代は、コンパクトなサイズに少し大き目のタイヤを履かせて、何となくアウトドアなイメージを与えた不思議なクルマだった。
 トヨタが主張する“プレミアム”は相当無理があったけれど、ブラックアウトさせたCピラーをはじめ、なかなかの凝縮感はあったように思う。


 それがまあ、新型は何て緊張感のないことか。フロントはムダに膨らんでいるし、上記のCピラー周りはダランとまとまりがない。そういう残念さがまずひとつ。

 もうひとつは大型化。北米のサイオンブランドに初代がどれだけ関わっていたか僕はよく知らないのだけど、今度はまずサイオンありきらしい。それが3ナンバーサイズの事情ということなんである。あ、もちろんこのワルなイメージも同じく。


 
 ハッキリ言って個人的にイストがどういうサイズになってもいいんだけど、でもこれで思い出されるのがスカイラインとかの話だよね。ほら、最近の日産は北米市場ばっかり見て国内を疎かにしている、っていう評論家やメディアの論調ね。

 そしたらイストもまんま同じ話なんだけど、どうもそういう意見はいまのところ出て来ないよねえ。雑誌誌面なんかじゃ“これがサイオンブランドで売られる”と解説はしているけれど、それがケシカランという話はない。何でなんだろう?

 そういえば、もう少しするとスパシオ後継車が出るらしいけど、それもどうやら同じ話らしくて、誌面じゃデカbBなんて書かれているんである。ってことは、そいつが出てからまとめてガツンと叩くつもりなのかな、評論家は。まさか日産はケシカランけど、トヨタはいいなんてことはないよね?

 ま、とにかくその疑問がもうひとつで、都合ふたつの違和感が新型イストには感じられるんである。

(07/08/02 すぎもとたかよし)

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