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コラム&レビュー

新車心象風景:メルセデスベンツ・Cクラス

 
 Sクラスから始まった新世代メルセデスは、タイミングの都合上、Eを飛び越してCクラスで反映された。


 クライスラーから戻ったティーダー・ツッチェ社長は、かつての古き良き時代のメルセデスを再現したいらしい。旧来のファンが泣いて喜ぶ「最善か無か」である。

 けれども、色々な意味で平滑化が進んだ現在に「最善か無か」が成立するかと言えば、僕は無理だと思う。そんな理想主義が可能なら、もうとっくにライバルがやっている筈でしょう。もちろん、メルセデスがライバルより倍の値札を付けるというなら別だけど。


 
 じゃあ、新社長が何をやっているかと言えば、「最善か無か“感”」の創造じゃないかと僕には感じられる。現実にはコスト的な妥協を行いながら、それをほとんど感じさせない演出法の確立なんである。Sクラスでそれをある程度成功させ、今度はCでさらに演出力を高めたのだと。

 もちろん、190シリーズまでのイメージを復活させたスタイリングも大きな役目を負っているのは間違いない。このエッジの効いたエクステリアだけで「メルセデスが帰って来た」と思う人は決して少なくない筈。で、この演出法が確立すれば、次のEクラスもバッチリということなんである。

 いやあ、それにしても新型Cクラス、日本で売れそうだなあ・・・。

(07/07/10 すぎもとたかよし)

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