クルマ選びは
  新車データベース
マイカー採点簿
試乗記検索エンジン
国産車サマリー
カーライフ情報は
  厳選クルマリンク
車何でもランキング
車何でもアンケート
自動車保険
業界情報は
  ニュース&トピックス
コラム&レビュー
メールマガジン
  週刊くるまーと
モバイル対応
  運転免許問題集
ガソリン価格調査
車物知りクイズ
いつでも、どこでも
  iくるまーと(i-mode)
<Myくるまーと(PDA)
くるまーと情報
  ウェブマスターより
広報&報道記事
お問い合わせ
 

info@kurumart.jp


トップページへ戻る

 

コラム&レビュー

クルマのまわりで:新車は売れない?

 
自販連は、07年上半期の軽を除く新車販売が前年度比10%以上減、30年ぶりに180万台を割ったとの報告を行った。

 まあ、この現象自体は客観的事実なんだけど、自販連の「税制などの根本的改革がなければ増加はない」というコメントが気になってしまった。

 まず、新車が売れないのはお金だけの問題じゃないんじゃないかと。たとえば30年前のクルマに比べたら、現在のクルマの物理的寿命は比較にならないほど伸びているでしょう。だいたい、その作りの良さをウリにもしているわけだし。


 
 それから何といっても乱造乱売ね。同じジャンルにこれでもかというくらい何台もモデルを作ってもう飽和状態。携帯電話じゃないけど、こんなに溢れるほど作ったら逆にクルマ自体の魅力をなくしちゃうでしょ。クルマの雑貨化をメーカー自ら招いてるよね。

 もうひとつ気になる点は、こうやってクルマが売れないみたいなことになってから「税制を変える」なんて言い出すこと。だって、日本の自動車税制が過重負担になっているなんてことは、もうずっと前から指摘されてきたことで、本来こういう話とは別のところで解決しなくちゃイケナイ話でしょう。これってユーザーのことを考えているんじゃなくて、結局売れなきゃ困るっていう自分達の都合だもんね。

 ま、それでも税負担が減るなら結構なことだから、ぜひ関係各省に働きかけてみたらどうだろう。それに、例の特定財源の一般財源化についてもしっかり踏み込んでね。あとは、量より質のクルマ作りも。いくら日本は特殊な市場と言っても、そろそろ成熟した大人のクルマ作りをしてもいいんじゃない?

(07/07/03 すぎもとたかよし)

日本の自動車評論を斬る!
すぎもとたかよしのブログ
」へ

本サイトへのリンクはフリーですが、画像・文章を転載する際は事前にお知らせください。
(c)2000-2006 MICle Corp. all rights reserved.