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日産続きだけど、デュアリス。
プチ・ムラーノなんて言われているけど、ムラーノが北米メイン、デュアリスは欧州メインで、後から日本に持ってきたのも同じ。
一説には最終型プリメーラのデザイナーが手掛けたと言われるエクステリアは不思議感覚。大きな顔にクーペみたいなサイドグラフィック、マーチやムラーノ風のリアと、結構色々な要素が入っているし、大きく見えて、実はカローラより短い全長がまた不思議な感覚を与えるみたい。
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これはクロス・ポロとかSX4とか、欧州で人気のコンパクトSUV市場とともに、ゴルフなんかも仮想敵にしているからだそうで、3ヶ月で6万台の受注はズバリそこにハマッたんでしょう。じゃあ、それが日本で売れるのか、とは思ったけれど、何と200万円を切った価格設定は戦略的以外の何ものでもないよね。だって、マイクラ(マーチ)C+Cより50万円も安いなんて!
個人的に気になっているのはザックス製のダンパーのこと。有名なK氏という評論家は「とにかくクルマはダンパーだ」と言い切っているけど、氏もデュアリスの走行性能は絶賛で、その理由がザックスの採用。そりゃあ、ダンパーは重要なパーツだけど、それだけでクルマの走りって決まっちゃうの?
近々機会があったら、そのあたりをハッキリさせたいなあと思っているんである。
(07/05/25 すぎもとたかよし)
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