■業界ニュース
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●ソニー・日産電池撤退、EVは韓中主導で再編加速か(8/19)
最近「次世代のクルマ」といえば、自動運転やライドシェアリングが話題の中心だ。EVが中心だった5〜6年前と比べて状況は大きく変わった。そうしたなか、ソニーと日産の電池事業撤退が報道された。モーターや二次電池など、EVの構成部品は商品としての差別化が難しく、自動車メーカーはかろうじて差別化が可能な「ドンガラ」(ボディ周り)だけを作るという、現在のパソコン産業のようなイメージに・・・
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●IDOM、「クルマ乗り換え放題サービス」を開始(8/18)
IDOM(旧ガリバーインターナショナル)は、月額定額クルマ乗り換え放題サービス「NOREL(ノレル)」を開始した。月額4万9,800円(税別)で、軽自動車から高級車まで100種類以上のラインアップから好きなクルマ(中古車)に、最短90日で乗り換えできる。一都三県(東京/神奈川/埼玉/千葉)を対象に、100名限定で先行リリースを開始、年明けを目処に全国展開を目指す。
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●トヨタが世界販売(16年上期)でVWに負けた理由(8/18)
トヨタが発表した1〜6月期の世界販売台数を見て、多くの関係者が不思議に感じたのではないか。前年比で0.6%減少し、499万台にとどまった。一方、排ガス不正問題を引き起こした独VWは、511万台(同1.5%)に増加、昨年の失速から早くも切り返しトップに立った。明暗を分けた要因は大きく3点。主な販売国の構成の違い。高級車市場での存在感の差異。トヨタが国内工場の操業ロスに苦しんだ・・・
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●日産、世界初の可変圧縮比エンジンを量産化(8/15)
日産自動車は、高馬力ながらディーゼル車並みに燃費の良いガソリンエンジンを来年投入する。2.0L 4気筒ターボエンジンに、世界初の可変圧縮比機能を採用した「VC-T」を、インフィニティのSUV「QX50」に新搭載する。ピストンの上死点の高さを調整し、圧縮比を14:1(高効率用)から、8:1(高速用)までシームレスに変化することが可能という。
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●新型「NSX」に象徴される「ホンダ魂」復活への気合(8/12)
8月25日、ホンダが新型「NSX」を日本市場に投入する。1990年に初代モデルを発売したが、2005年末で生産を中止した。それから10年、2代目はスーパースポーツモデルとして復活する。このところ「元気のないホンダ」「ホンダがヘンだ」といった見方をされていたホンダ。名車と謳われた「NSX」の復活投入が反転攻勢への狼煙をあげることになるのか・・・
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●新型「プリウス」早くも納期待ち無しで販売苦戦か?(8/12)
日本市場は世界一のハイブリッド好きかもしれない。実燃費など関係無し。HVなら何でも良いという流れになってきた。HV車が当たり前になってきたため、本家プリウスでもクルマとしての魅力が無ければ苦戦する。登録台数を見ると絶好調に感じるが、受注残をこなしただけで、来月あたりからイッキに落ちそうな展開に。納期も普通のクルマと全く同じ。トヨタ社内でも深刻な課題になっているらしく、早くもお買い得装備の特別仕様車まで出てきた・・・
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