■業界ニュース
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●車開発「衝突防止」競う(10/18)
日産自動車は、人や車と衝突する危険が迫った場合、車が自動的に走る向きを変えて事故を回避する「緊急操舵回避支援システム」の開発を発表した。追突を防ぐ自動ブレーキ装置を発展させ、自動ハンドル操作を可能とする仕組みで、早ければ3年後に装備車を販売する。高齢者ドライバーが増えるなか、自動車メーカー各社は、事故を未然に防ぐ技術の開発を競っている。
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●光岡、新型3輪EV「雷駆-T3」を発売(10/17)
光岡自動車は、新型3輪EV「雷駆-T3(ライク-T3)」を発売した。軽自動車と原付四輪車の中間的な位置づけとなる車輌の市場性に着目し、定員2名、最大積載量100kgの仕様で型式認定を取得。宅配などデリバリーサービス業界での需要を見込む。129.5万〜143.5万円(税込)。
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●カーナビ、スマホとの連携強化がカギに(10/17)
J.D.パワー アジア・パシフィックは、「自動車メーカー純正ナビ製品の顧客満足度調査」結果を発表した。ブランド間評価格差が縮小し、顧客満足を高め競争優位に立つための商品・サービス力強化が必須。スマートフォン等情報通信機器との連携強化が大きなカギを握る。満足度トップは、ラグジュリーブランドはレクサス、量販ブランドは日産。など
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●EV充電、米は日本と別規格(10/16)
米自動車技術者協会(SAE)は、電気自動車の充電方式で、欧米メーカーが推進する「コンバインド・チャージング・システム(コンボ)」と呼ばれる規格の採用を発表した。EVの充電方式をめぐっては、日本の自動車各社が実用化で先行する「チャデモ(CHAdeMO)方式」で国際標準化をめざしている。SAEの決定は、コンボ方式を推す欧米勢にとって追い風となり、日本勢は主導権争いで後れをとる可能性も出てきた。
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