■業界ニュース
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●自動車販売、軽が頼みの綱(1/7)
「クルマ離れ」が続く国内で、軽自動車が快走を続ける。トヨタは昨年ダイハツからOEM供給を受けて軽販売に参入。軽市場3位に躍進した日産は、三菱自動車と提携して、軽の企画を手がける共同出資会社を設立。ここ数年登録車に経営資源を集中していたホンダも、新型車を皮切りに2012年から攻勢をかけていく・・・
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●車販売15%減、米市場でも苦戦(1/5)
自販連などが発表した2011年の国内新車販売台数(軽自動車を含)は、前年比15.1%減の421万220台で、1977年以来34年ぶりの低水準となった。うち登録車は16.7%減の約269万台、軽自動車は11.9%減の約152万台。東日本大震災の影響で生産台数が大幅に落ち込んだためだ。米国でも苦戦が続き、シェアを前年から3.7ポイントも減らした。
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●トヨタ、「ミライース」販売へ(1/5)
トヨタは今春から、ダイハツ「ミライース」を販売する。人気の低燃費車を加え、軽自動車で年間6万台の販売を目指す。トヨタの軽ブランド「ピクシス」シリーズとして販売し、最低価格はダイハツと同じ約80万円とする方向だ。
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●ピーシーアイ、「サーブ」車販売を停止(1/5)
スウェーデン・サーブ車の販売代理店ピーシーアイは、サーブ・オートモービルABとのディストリビューター契約解除し、同社が運営する販売店およびアフターセールス部門の業務を停止する。アフターパーツ事業は継続。サーブは資金繰りの悪化により車両生産を中止し、経営再建の可能性を探ってきたが不成立に終わり、12月に破産申請した。
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●エコカー補助金、トヨタ向け?(12/28)
「エコカー補助金」が復活、世界最強とまで言われた業界が「補助金漬け」になろうとしている。エコカーの戦略車を相次ぎ発売するトヨタには大きな追い風だ。リーマンショック後の補助金で「プリウス」の販売が急増した現象の再来となるか。ある民主党関係者は「トヨタを意識した『見え見え』の政策と言えばそれまでだが、やらなければ仕方がない」と語る・・・
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