■業界ニュース
|
●自動車保険値上げへ、車離れ・小型志向で収入減(7/8)
自動車保険料設定の目安となる「参考純率」の平均5.7%引き上げを受け、損害保険会社が来年度一斉値上げに踏み切る見通しとなった。若者の「車離れ」などで収入が減っているためで、参考純率のアップは00年以来9年ぶり。実際の値上げ幅や時期は各社が独自に判断するが、特に事故が多い高齢者の上げ幅が大きくなりそうだ。
|
●トヨタ、富士スピードウェイでのF1開催中止(7/8)
トヨタ自動車の子会社、富士スピードウェイは、2010年以降隔年で予定していたF1日本グランプリの開催を中止する。世界同時不況で巨額の運営費を負担できなくなった。日本GPは、今年はホンダ系の鈴鹿サーキットで開かれるが、来年以降については不透明。トヨタはF1開催からは降りるが、F1参戦については技術開発力や、海外での知名度の向上のため継続する方針。
|
●トヨタ・いすゞ、ディーゼルエンジン共同開発を打ち切り(7/7)
トヨタ自動車はいすゞ自動車と進めている乗用車向けの小型ディーゼルエンジンの共同開発を打ち切る方針を固めた。欧州向け環境対応車に搭載する計画だったが、自動車不況で収益が見込めないと判断。欧州では今後、技術的に先行するハイブリッド車に経営資源を集中させる。
|
●格安レンタカー盛況、GS連携・中古車活用で大手の半値(7/5)
従来より価格を半額程度に抑えた「格安レンタカー」が広がり始めた。新車でなく中古車を活用したり、経営悪化に苦しむガソリンスタンド(GS)と組んだりして、コスト削減を徹底していることが「格安」の秘密だ。不況を追い風にして、急速に店舗数を拡大している。
|