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コラム&レビュー

自動車雑誌を斬る!:スカイライン再び

 
 いやあ、面白いなあと思う。何って、ベストカーやXa CARなど、いま売られている元気系雑誌に載っているインフィニティG35、つまり新しいスカイラインの話である。

 V35なんてスカイラインじゃない! 評論家を使い、あるいは編集者の記事によって、この手の雑誌が現行スカイラインを実質否定したのはまだそれ程前のことじゃない。もともと別のコンセプトカーを急遽スカイラインと呼んだとか、カッコが違うとか、あるいは丸テールじゃないとか、まあそんなモノ言いである。

 そういう人(雑誌)は、つまりR30から34あたりこそがスカイラインなわけで、V35なんて違うクルマだと騒いだワケだ。けれども、それはそれで仕方ない。そういう見方しかできないんだからしょうがないでしょう。誰も文句言えるもんじゃないしね。

 でもさ、だったらもう黙ってればいいじゃん。

 だって、新しいG35はV35の正常進化版、M=フーガとデザインを共にするインフィニティの看板車だ。よりダイナミックな造形となったけれど、基本デザインは何も変わっちゃいない。つまりはRを愛した人たちの出番じゃないってこと。


 
 けれどもどうよ。どの雑誌も今度のスカイラインは日本人の心が残っているのかとか、スカイラインらしさはあるのかとか、何言ってるの? あなた方はV35を全否定しておきながら、この期に及んでまだ何か言うわけ? 和紙をイメージしたアルミ内装が日本を表現しているとか書いてるけど、そんなのRシリーズと全然関係ないじゃん。

 結局、何だかんだ言っても新しいスカイラインが出たら黙っちゃいられないんだよね。過去の自分たちの発言なんてすっかり棚上げして、どうのこうのと大騒ぎ。いやあ、面白いというか情けない。

 でも、V35にイチャモン付けた雑誌はさ、やっぱりもう黙ってるべきでしょ。僕はそう思うんだけどね。

(06/09/20 すぎもとたかよし)

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