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先週末、大学時代の友人とツーリングをしてきました。
当時からお互いクルマ好きではあったのですが、僕の地味なクルマ選びに対し、その友人は社会人になってからもビートや初代パンダなど「明るい」中古車ライフを楽しんでいました。
彼とは昨年久々に会ったのですが、乗って来た愛車は現行ポロ。ちょっと意外でしたけど、50半ばの家族持ちとして、やはり実用的な4ドアは必要です。ただ、評判の欧州コンパクトを中古でサクッと手に入れるあたりに、変わらないフットワークの軽さを感じました。
で、1年ぶりの「クルマを買い換えた」という連絡のもと、今回のツーリングに。
新しい相棒は初代アウディTT。お子さんの進学など、環境の変化で奥方様から2ドアの「了解」が下りたとか。一気に広がった選択枝からの候補がこのクルマだったそう。
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僕のジェミニと比べれば、いまどきどんなクルマも「しっかりしている」わけですが、10年前のドイツ車もまたすべてが重厚。当時バウハウス的と表現されたスタイリングは、2代目以降にはないオリジナリティを感じます。
それにしても、相変わらずの軽快なクルマ選びは羨ましい限りでした。僕もかつては中古車雑誌を片手にあれこれ妄想を楽しんでいましたが、いまはそういう余裕を忘れかけています。
だから急に中古車を、なんて話じゃありませんけど、ちょっと視界を広げてくれたツーリングが嬉しかったですね。
(17/05/25 すぎもとたかよし)
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