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コラム&レビュー

クルマのまわりで:東京ショー散策「スバル・インプレッサ5ドアコンセプト」

 
 未見のコンセプトカーでは、今回いちばんの期待だったんである。


 気持ち寸詰まりで垢抜けないインプレッサと、そこから跳躍できなかったレヴォーグ。緊張感を欠いたフォレスター。ようやく落ち着いたけど実質日本サイズを見切ったレガシィ。

 面白いメーカーと思いつつも、しかし心底魅力を感じるクルマが見当たらないスバルが、久々に放つ量産車前提のコンセプトだ。そりゃあ期待も膨らむ。さらに、ダイナミックかつソリッドという造形コンセプトも完璧だし。

 なんだけど、いやはやどうしてこうなっちゃったんだろう。

 
 いまさらな大型フロントフェンダーから続くキャラクターラインはいかんせんクドく、さらに強いショルダーラインとぶつかっていて、まるでボディ上下で異なるクルマが合わさったかのよう。

 躍動感なんて簡単に言うけれど、”ソリッド感”を大仰なフェンダー処理に当て込むような安易さはどうなんだろう。ボディ前後、とくにリアなどは結構シンプルにまとまっているだけにチグハグで。

 近年のスバルは、レベルの高いコンセプトカーに対して残念な量産車というパターンが常だった。実はスバルもそれを気にしていたようで「今回はコンセプトカーに近いものになる」とのアナウンスがあったとか。

 そしたら今度はコンセプトがこうだもの。まあ、量産版ではもう少し現実路線になるんだろうけど、そもそもアプローチ自体がいけない。

 これまでまさにソリッドに成長してきたVIZIVにまで妙なラインを引いてしまった今回。少ないラインナップ、もっと大切にしたらいいのにね。

(15/11/02 すぎもとたかよし)

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