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コラム&レビュー

クルマのまわりで:デザイナーズ・インタビュー(2)

 
 ニフティ自動車サイトでのデザイナーズ・インタビュー。今回は昨日発表されたトヨタ・ポルテ&スペイドです。

 発表会はお台場メガ・ウェブで行われたのですが、これがなかなか厳しいものでした。


 すべての会に行っているわけではないので、完全な決め付けはできないのですが、現行ヴィッツあたりから、どうもトヨタの発表会はおかしくなっている気がします。

 元気な女性社員が司会を務める会は、主査やデザイナーなど開発責任者を檀上に並べて行われるのですが、その演出がチョット。

 台本、動きともすべて決まっているようで、後のスクリーンの内容に沿いながら、各責任者は自分の番が来ると俳優のように中央に出てきて「セリフ」を語ります。もちろん、彼らは素人ですからそのセリフは拙いですし、そもそも決められた短い台本だけしか話さないので、詳細な開発内容はよくわかりません。


 
 極めつけは、今回のTVCMに登場する頭がハトのお父さんと子役が、派手な演出でサプライズな登場をしたことでしょうか。

 どうやらハトの鳴き声の「ポ」と、ポルテの「ポ」を引っ掛けるという宣伝企画らしいんですけど、スーツを着た大のオトナが席を埋める発表会場で、「ポ」だの「ポー」しか発しないお父さんと、幼い子どもの寸劇を見せつけるというその発想と神経はどんなものなんでしょう?

 僕はいたたまれなくなって早々に離席しましたが、個人的には今回仕切ったトヨタマーケティングジャパンという会社が前面に立つようになってから、「この手」の催しになった印象があります。彼ら彼女らは、この会を本当に真面目に企画し、さらに実際にこの会を開いてみて満足しているんでしょうか? だとしたら、相当マズイです。

 だいたい、マーケティング会社(部門)が会を運営し、ことさら宣伝企画だの広報展開だのばかりを紹介するのは、基本的なところで主旨を間違えているんじゃないでしょうか?

 もちろん、これが若者のクルマ離れ対策として、小学校か中学校の講堂で「上演」されるならまだ納得できますけど、何たって新車発表会ですからねー。

(12/07/24 すぎもとたかよし)

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