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夏の終わりに行ったばかりの長野の旅館。家人がえらく気に入ってしまったらしく、冬のメニューを目当てに再び訪れました。
宿は、松本からクルマで30分ほどにある鹿教湯温泉『三水館』。前にも書きましたが、全国1万円台の温泉旅館ランキングで必ず上位に来る人気の宿です。
中央、長野道で松本に到着したのがちょうどお昼。評判の蕎麦店『浅田』で十割蕎麦をいただきます。ここは3回目ですが、いつ来ても東京や名古屋など、遠方ナンバーのクルマが駐車場に止まっています。今回も尾張ナンバーの黄色いロードスターが目立っていました。
チェックインまで時間があるということで、市立美術館でシャガール展をサクッと見学。美術館設立10周年記念ということで、有名な「街の上で」をはじめ、結構な数のコレクションが集まっていたのは嬉しい誤算?でした。
鹿教湯温泉までは山越えをして少し北上するのですが、たった数十分走っただけで結構な雪が降ってきました。先週末は冬型の天気だったので、日本海側から山を越えて舞い込んだのでしょうね。
『三水館』は4部屋だけの小さな宿ですが、施設もサービスも行き届いていて人気の高さも頷けます。無色透明の単純温泉だけはちょっと物足りないのですが、それでも雰囲気はいいし、よく温まるお湯なので問題なしです。
そして料理はもう文句なし。冬のおすすめが地元“松本一本ねぎ”をふんだんに使った「ネギ鍋」で、これが絶品でした。もちろん、朝食も素晴らしいですが。
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大きなガラスに囲まれたラウンジは夕食後のデザートや、朝食後の珈琲がいただけますが、さりげなく置かれた旧いサンスイとタンノイのセットが抜群にいい音を聴かせてくれるのも個人的にはお楽しみです。次回はお気に入りのCDを持参したいですね。
翌日は松本に戻って、お約束の喫茶店「まるも」でゆっくり読書、その後中町通りのクラフト店巡りを。こうしたお店はピンキリですけど、「陶片木」というお店がとてもセンスがよかったですね。
また、この通りには有名な松本家具のショールームがありますが、お金に余裕があったらこういう家具に囲まれた生活をしてみたいものですね。そうこうして、4時過ぎには帰途につきました。
一泊二日の旅は全走行490キロ。高速と松本近辺の一般道で、リッター15キロとまあまあの燃費で、これなら途中給油なしで帰って来れます。
ジェミニの走行距離は26万8千キロを超え、そろそろタイヤの交換時期も近づきましたが、最近の新製品には185/60/14というサイズがほとんどないんですよね。さて、どうしたものでしょう?
(12/03/28 すぎもとたかよし)
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