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コラム&レビュー

自動車雑誌を斬る!:機械至上主義

 
 日本の自動車評論の世界は基本的にハード重視ということになっている。いや、クルマの構造を知らない人間に評論家になる資格はない、くらいのことになっている。だから、エンジンにしろシャシーにしろ、あるいはボディにしろ、構造に詳しいほどエライらしい。

 それにしてはなあ、と思う。たとえば、いま話題のゴルフTSI。ターボとスーパーチャージャーを小排気量のエンジンに組み込んで、大排気量のパワーと小排気量の燃費を両立する優れ物。各誌絶賛で、ある雑誌では「ハイブリッドだけがエコじゃない」なんてタイトルで評論家が解説している。それがまたエラそうで、あたかも自分が作ったみたいに。


 
 で、何が言いたいかというと、そんなにハードに詳しいならメーカーが開発する前から提言すればいいじゃないか、という話。直噴化で精緻な噴射コントロールが可能になり、かつて燃費悪化の代表だったターボが高効率エンジンの立て役者になる。ハードに明るいならそんなこと容易に想像できるワケでしょ。完成したものにだったら素人だってコメントできるわけだし。

 僕はどちらかと言うとコンセプトやデザインで評価することが多いんだけど、そんなのダメっていうのをいくつかの雑誌編集者から言われたことがあるんだよね。でもさ、できたものにしかコメントできないなら、はじめからハード至上主義なんて偉そうなこと言うべきじゃないと思うな。

(07/04/14 すぎもとたかよし)

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