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コラム&レビュー

ガソリンよもやま話 2009

客満足度、セルフのトップは「SOLATO」だが…

 J.D.パワーアジア・パシフィックは、「2009年日本サービスステーション(ガソリンスタンド)顧客満足度調査」結果を発表した。フル/セルフサービス別に、サービスオペレーション、スタッフ、店舗施設、商品・サービス、精算・支払いの5ファクターそれぞれの満足度を調査し、総合満足度を算出した。

 フルサービスの1位は「Shell」。サービスオペレーション、スタッフ、商品・サービスの3ファクターでトップ評価を獲得、昨年の5位から躍進した。2位は昨年1位の「JOMO」。店舗施設でトップ評価を獲得。3位は精算・支払いでトップ評価の「IDEMITSU」が続き、4位「COSMO」、5位「ゼネラル」、6位「Esso」となった。

 セルフサービスの1位は「SOLATO」(太陽石油)。サービスオペレーションと商品・サービスでトップ評価を獲得、昨年の11位から大きく躍進した。2位は「COSMO」「Esso」「Shell」が同点で並び、5位「Mobil」、6位に「JOMO」「ゼネラル」が続いた。上位7ブランドは5ポイント差以内で拮抗しているが、各社の評価を詳細に見ると、価格ではなく、スタッフ対応や店舗施設に関する満足度が高いブランドがランキング上位を占めている。

 浅学?にも「SOLATO」について、これまで全く知りませんでした。(^_^;
昨年9月、太陽石油が新ブランドとして発表してから1年が経とうとしています。各SSの看板なども本年3月までに適宜新デザインに変更とのことで、かつて私が常用し今でも月2度ほど側を通る系列のセルフSSはじめ、これまで出向いた県内外の地域でも当然変わっていたはずですが、全く気付きませんでした。今朝、初めて新看板を視認しました。
 「この星と人のチカラに。」をスローガンに、次の“100年”に向けて更なる飛躍を目指すということですので、きっと“気長”に定着させていこうということなのでしょうね。(^J^)

(2009年9月2日)

2008年度元売り別販売量シェア

 日本経済新聞の「点検シェア攻防 本社調査」によると、2008年度のガソリン国内販売量は5747万キロリットルと、前年度より2.7%減った。高騰を続けていた価格が年度後半に下げに転じたものの、消費意欲の回復は鈍く、4年連続のマイナスとなった。

シェア(%)
前年度比増減(%)
新日本石油(ENEOS)
23.3
+ 0.2
エクソンモービル
16.9
▲ 0.8
昭和シェル石油
16.3
▲ 0.4
出光興産
15.0
+ 0.3
コスモ石油
11.3
▲ 0.3
ジャパンエナジー(JOMO)
10.0
▲ 0.3
その他
7.2
+ 1.3


 新日本石油(ENEOS)は、店舗の統廃合を進めたものの、昨年10月に元売り7位の九州石油を合併、スタンド数が増加しシェアもアップ、首位をキープ。エッソ/モービル/ゼネラルの3ブランドを展開するエクソンモービルは2位をキープしたものの、北海道など地方部を中心にした不採算店見直しが響きシェアダウン、3位昭和シェル、4位出光興産との差が縮小。市場縮小が続く事業環境下、下位グループも厳しい情勢が続く。

 09年度の販売量も、高速道路料金休日1000円上限など追い風もあるが、エコカーの普及や景気低迷により、5年連続のマイナスとなるのがほぼ確実。

  2010年4月、新日本石油がジャパンエナジーを傘下に持つ新日鉱ホールディングスと経営統合する計画で、新会社のシェアは単純合計で33%と他社を大きく引き離す。対抗策として2位以下でも合従連衡の検討が進むと見られる。

(2009年8月27日)

ぷら油で車が走る!?〜まちのエコロジーステーション

 先日、日経ビジネスONLINEに「ガソリンスタンドはエネルギースタンドになる〜“商売”になるまちのエコロジーステーション」と題したコラムが掲載されました。

 滋賀県で、明治時代から続く家族経営のガソリンスタンド「油藤商事」さんの取り組みを紹介しています。日本環境経営大賞地域交流賞など数々の賞を獲得する全国でも注目のスタンドです。

 「ビジョンが全くなく、何もしなければつぶれていく宿命のスタンドに見えた」家業のイノベーションに成功したのは、「資源ゴミ回収ステーション=まちのエコロジーステーション」という独自コンセプトを設定、強化したこと。空き缶のリサイクルから始め、現在はペットボトルや牛乳パック、廃てんぷら油、廃バッテリー・廃タイヤなども回収する。

 次いで取り組んだのが、回収した廃てんぷら油を自ら精製し、バイオディーゼル燃料(BDF)として販売すること。高品質のものにするまで10年かかったが、現在ではパナソニックやヤマト運輸、新聞販売店などとも連携、通常の軽油より数円高いにもかかわらず、生産が追いつかない状況だ。

 10年後は「ありとあらゆるエネルギー(燃料電池や電気など)を扱い、隅っこでガソリンも売っているようになると思う」と言う、地域循環型社会の新しいキーステーションを目指す油藤商事さんの挑戦。

 全国のガソリンスタンドに、波及・拡大して欲しいものです。

(2009年6月2日)

ンビニ、建売、更地…、次は?

 昨夏に180円/L台まで暴騰したレギュラーガソリンの店頭価格は、その後一転下落基調に転じ、年末〜年始にかけて一時90円/L台前半と、ピーク時の半値近くまで値下がりしました。このまま推移するかと期待したのですが、その後再び上昇基調となり、現在は110円/L前後となっています。

 さて、全石連が全国の組合員を対象に実施した「今後の給油所数の見通し」等に関するアンケート調査によると、現在約4万店の全国の給油所数は、5年後には約3.2万店、10年後には約2.6万店と、それぞれ20%、36%減ると予測。その原因として、多くが「競争激化による経営状態の悪化」と「需要減による経営不振」をあげたようです。

 当よもやま話でも随時触れてきましたが、私の近隣でも、ここ数年間に4ヶ所のスタンドが閉鎖されました。その後地は、ENEOS→コンビニ、コスモ→建売住宅、ESSO→更地となり、もう1つのESSOは主要設備は撤去されたものの、そのまま放置されたままです。
 そして、つい最近もまた目と鼻の先のESSOのスタンドが閉店しました。解体作業が終わり、現在は更地となっています。ヨーカドーとジャスコが共同出店する大型ショッピングセンターの真横の交差点に位置する好立地の物件です。
 今度の後地、一体何になるのでしょう?

(2009年4月15日)



 

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