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              ■ガソリンよもやま話 
              2004■ 
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          12月から値下げ? 
             
             新日本石油と出光興産は、12月出荷分のガソリンの卸値を前月分より引き下げる。下げ幅は新日石が1リットル当たり3.4円、出光は2.3円。原油価格の下落と円高で調達コストが下がったためで、新日石では98年3月に3円下げて以来の大幅値下げとなる。上昇基調が続き9年半ぶりの高値となった店頭価格も12月は下げに転じる可能性が高い。ただ、スタンド業界には原油高を機に利幅を改善したいとの考えが根強く、卸値の下落分がすべて店頭価格に反映されるかどうかは不透明だ。 
             
             で、昨日近隣を回って見ました。レギュラーの価格は下記の通りで、バラバラでした。値上げの場合は、各スタンドともほぼ一斉に実施するくせに、値下げとなると足並みが乱れるようですね。セルフより一般スタンドの方が安いという逆転現象まで起きています。これまでもっぱらセルフを利用してきましたが、久しぶりに一般スタンドにしようかな。 
             
            
               
                | ENEOS | 
                118円(N、変更無)、116円(S、同)、116円(N、▲2円) | 
               
               
                | エッソ | 
                118円(N、変更無)、115円(N、▲3円)、115円(N、▲3円) | 
               
               
                | シェル | 
                118円(N、変更無) | 
               
               
                | 出光 | 
                116円(N、▲2円) | 
               
               
                | JOMO | 
                116円(S、変更無) | 
               
               
                | 太陽 | 
                116円(S、変更無) | 
               
               
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                   (N)は一般スタンド、(S)はセルフスタンド 
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             皆さんの地域は如何でしょうか? 
            (2004年12月4日) 
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           週末は(特売)スタンドへ! 
             
             先週報じたように、石油元売り各社は11月出荷分の卸値を引き上げる。上げ幅(1リットルあたり)は、新日本石油1.9円、出光興産2.3円、ジャパンエナジー2.0円、コスモ石油2.1円。これに伴い多くのスタンドの店頭価格も上がる見通しに。石油情報センターによると、レギュラーガソリンの平均価格は25日現在119.2円/Lと9年半ぶりの高値水準。11月には店頭価格が120円を突破する可能性も出てきた。 
             
             最近、土日特売を実施しているスタンドをよく見かけます。平日より2、3円安いため、私ももっぱらこれを利用しています。来週早々にも上がりそうですので、今週末は忘れずに給油しましょう! 
            (2004年10月30日)  
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             どこまで続く原油高?元売り来月も値上げ! 
               
               原油価格の高騰が止まりません。22日のニューヨーク原油先物相場は、55.45ドルまで上昇、先週マークしたこれまでの最高値を更新しました。中国の需要が急増している反面、ロシア石油大手の経営問題やイラク戦争の後遺症などにより供給量への不安が高まっている。そして、これらの不安を利用して投機筋のカネが動いていることが、高騰に拍車をかけているようです。 
               
               ○原油価格動向(Yahoo! 
              経済トピックス) 
               ○原油市場の現状と展望(丸紅経済研究所) 
               
               このまま推移すれば、日本経済や国民生活への深刻な影響は避けられません。原油価格が1ドル(1バレル)上昇した場合、国内コストは0.7円(1リットル)の値上がりになるとの試算もあります。 
               
               ○原油50ドル、日本への影響は?(日経NET) 
               ○原油価格上昇の我が国産業への影響に関する調査結果(経済産業省) 
               
               新日本石油は、現在の原油高が続いた場合、11月出荷分のガソリン卸値を前月分より1リットル当たり2円弱引き上げる考えを明らかにしました。他社も値上げに動くとみられ、9年半ぶりの高値圏にある店頭価格が一段と上昇する見通しです。都内では、すでにレギュラーで130円台を付けたスタンドが現れ、150円台の可能性すら囁かれています。 
               
               クルマの無い生活が、現実味を帯びてきた・・・ 
            (2004年10月23日) 
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           2003年度元売り別販売シェア〜製油所トラブルでシェア変動 
             
             日本経済新聞の調査によると、2003年度のガソリンの国内販売数量は、前年度比2.7%増の約6200万キロリットル。軽油や重油などの需要が軒並み減少する中で、ガソリン市場は自動車保有台数の増加などにより毎年拡大。第一次石油危機の影響を受けた1974年度以外は、需要が前年実績を下回ったことがない。 
             
            
               
                 | 
                 
                   シェア(%) 
                 | 
                 
                   前年度比増減(%) 
                 | 
               
               
                | 新日本石油(ENEOS) | 
                 
                   22.7 
                 | 
                 
                   ▲0.3 
                 | 
               
               
                | エクソンモービルグループ | 
                 
                   19.2 
                 | 
                 
                   ▲0.1 
                 | 
               
               
                | 昭和シェル石油 | 
                 
                   14.1 
                 | 
                 
                   +0.7 
                 | 
               
               
                | 出光興産 | 
                 
                   13.8 
                 | 
                 
                   ▲0.2 
                 | 
               
               
                | コスモ石油 | 
                 
                   11.0 
                 | 
                 
                   ▲0.2 
                 | 
               
               
                | その他 | 
                 
                   19.2 
                 | 
                 
                   − 
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             製油所トラブルなどの影響を受け、元売り各社のシェアは変動。新日石は製油所の保安検査結果の虚偽報告問題、エクソンモービルは物流拠点で発生した火災死亡事故、出光は兵庫、沖縄の2製油所の閉鎖に加え、北海道製油所の大規模タンク火災などが影響し、いずれもシェアを落とした。 
             唯一シェアを伸ばしたのが昭和シェルで、順位も出光を抜き3位に浮上。出光支援のための生産能力引き上や、環境ハイオクガソリン「ピューラ」の販売地域拡大などが寄与した。 
            (2004年9月25日) 
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             日本は高騰、米国は下落 
               
               1日より、近隣のスタンドが一斉値上げ!!各スタンドとも概ね6円アップ、これまでにない大幅な値上げ額です。レギュラーガソリンの店頭価格はセルフで116円、一般スタンドで118円となりました。(>_<) 
               全国も同様のようです。皆さんの地域は如何でしょうか? 
               
               先週も報じましたが、9月1日より店頭価格が全国的に高騰しました。 
               石油情報センターの発表では、6日現在のレギュラーガソリンの全国平均価格は、1リットル当たり118.9円で、8月30日調査時点より4.4円アップ。95年春以来、約9年半ぶりの高値水準となり、また1週間の上昇幅としても、湾岸危機の余波が及んだ90年秋(5円)以来の大幅引き上げとなりました。 
               
               一方、米国ではガソリン価格が2週連続で下落し、1リットル約53円となりました。ピーク時の5月下旬に比べると約10%下落、米石油各社が需要増を見越して輸入や在庫積み増しに動き、原油価格高騰の影響を和らげたようです。 
               
               彼我の差は如何??? 
            (2004年9月11日) 
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           9月からまた値上げ 
             
             店頭ガソリン価格が、来月更に大幅アップしそうです。(>_<) 
             
             新日本石油は、9月分のガソリン卸価格を1リットル当たり3.8円引き上げる。8月中に原油価格が過去最高水準で推移したため。昭和シェル石油は4.1円、出光興産は3.7円それぞれ値上げする。6月からの合計で約8円の卸価格引き上げとなり、9月以降の個人消費や企業収益に影響を与えそうだ。 
             
             既に10年ぶりの高値水準が続き、消費税の総額表示と相俟って、我々消費者の負担感は限界近くにまで達しています。ここまで来ると、マイカー利用の手控えは避けられません。 
             
             一方、今週に入り原油価格が一転続落、1カ月ぶりの安値となりました。  
             
             26日のニューヨーク取引所の原油先物相場は5日続落。WTIで期近の10月物は前日比0.37ドル安の1バレル43.10ドルで取引を終えた。イラクの武力衝突収拾に向けて調停が始まったことから、需給ひっ迫感の後退で売りが優勢となり、一時はほぼ1カ月ぶりの安値となる42.50ドルを付けた。 
             
             来月の卸価格値上げは、原油高を理由としたもののようですから、原油価格が下がれば、当然値下げするのでしょうね!! 
            (2004年8月28日) 
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           税込or税別 
             
             愛知県のIさんから、下記のお問い合わせ、ご連絡をいただきましたので、ご紹介いたします。 
             
            > いつもガソリン価格の推移を見させていただいております。 
            > 自家用車通勤の補助額を改定していく上で、御社のデーターを 
            > 参考にさせていただいており、助かっております。 
            > 昨年の4月から愛知県の消費生活情報のデータからガソリン価格が除かれた 
            > ため苦悩しておりました。現在は石油情報センターのデーターと付き合わせ 
            > てガソリン価格を設定しております。 
            > さて、質問ですが、今年の4月から税込の総額表示にスタンドではなってお 
            > りますが、御社のデータは税込と考えさせていただいてよろしいのでしょう 
            > か。お教え下さい。 
             
             特に明示しませんでしたが、ほとんどのスタンドの店頭価格は、3月までは税別、4月以降は税込表示になっているものと思われます。したがって、弊サイトのデータも、3月までは税別、4月以降は税込と思います。 
             
            > なお6月上旬において、名古屋市平針地区でのレギュラーガソリン価格は111 
            > 円/L、ハイオクガソリンは122円/Lです。 
            > ご参考までにお知らせさせていただきます。 
             
             6月10日までの投稿分について、取り急ぎ平均価格を集計してみました。案の定、レギュラー:109円/L、ハイオク:119円と、先月より各々6円アップしています。(>_<) 
             石油情報センターの調査でも、レギュラー(7日現在)は112円/Lと、前週比4円値上がり、1997年4月以来7年2か月ぶりの高値水準となったようです。
(2004年6月12日) 
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             オイルショック再来!? 
               
               新日本石油と出光興産は、原油価格の高騰と円安によるコスト増を受け、ガソリン卸価格を6月出荷分より1リットル当たり4円引き上げる。ジャパンエナジーなど大手3社も3.7円のアップを決めており、主要各社がそろって大幅値上げに踏み切る。湾岸戦争時(1990年11月)の4.1円以来の大幅な上げ幅で、6月中にはレギュラーガソリンの店頭価格が110円台に達する見込み。 
               このままの原油価格と為替水準が続けば、7月分についても再度値上げする可能性が高いとみられる。 
               
               消費者のパニック心理が際限のない買いだめのイタチごっこを起こし、スーパーの店頭からトイレットペーパーが消え、砂糖、しょうゆ、洗剤なども相次いで姿を消した。エスカレーターは止まり、ガソリンスタンドは休日休業、マイカー通勤は自粛・・・ 
               第1次オイルショックが襲った1973年(昭和48年)は、私が大学を卒業し(旧)トヨタ自動車販売に入社した年です。オイルショックは、私にとってもその後のサラリーマン人生を左右した一大事件でした。 
               工場実習や販売実習など約半年の新入社員教育を終えて最初に配属された部署を、僅か5ヶ月で首になったのです。当時の名称を「販売店室」といい、販売戦力の飛躍的増強を目指し前年に設立されたばかりの嘱望セクションでしたが、需要減の懸念から縮小されたのでした。 
               オイルショック無かりせば・・・ 
               
               森井英孝氏のホームページ「切手で語る石油文化の光と影〜石油危機」によれば、第1次オイルショックは第4次中東戦争、第2次(1979年)はイラン・イラク戦争、そして第3次(1980年)は湾岸戦争と、石油危機は全て中東地域の戦争が引き金となっています。 
               
               IEA(国際エネルギー機関)のマンディル事務局長は、原油価格の高騰がこのまま続けば、物価の上昇が世界経済の回復を損ない、石油危機の再来もあり得ると警鐘を鳴らしています。今回もまた!? 
            (2004年5月29日) 
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           便乗値上げ? 
             
             4月から近隣のスタンドの価格表示が、レギュラー、ハイオクとも軒並み約10円アップしています。総額表示方式への変更と、元売り各社の卸価格値上げに伴う店頭価格への転嫁が重なったためと思われます。 
             しかし、消費税分は約5円ですし、卸価格アップ分は2.5〜2.7円。約2円分が不透明です。ということは“便乗値上げ”?! 
             
             一方、米国でも、高止まりしている原油価格や、低水準のガソリン在庫などが響き、平均小売価格が過去最高値を更新、今秋の大統領選挙の争点に浮上してきたようです。
(2004年4月10日) 
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           桜の季節は値上げの季節? 
             
             ニューヨークの原油先物相場が1バレル38ドル台に大幅続伸し、昨年3月のイラク戦争開始前のピークを上回り、湾岸危機当時の1990年10月以来約13年半ぶりの高値となった。中東の石油施設に対するテロ攻撃への警戒感が強まったことや、米国内のガソリン在庫が過去5年の平均を約5%下回るなど、供給不足の懸念から買い注文が膨らんだ。 
             
             また、石油情報センターの調査によると、3月15日現在のレギュラーガソリンの全国平均価格は、1リットル当たり101円と先週から1円上昇した。店頭価格の値上がりは、昨年3月末以来約1年ぶり。原油価格の上昇を受け、石油元売り各社がガソリンへの価格転嫁を打ち出したことが影響した。 
             
             昨年の同時期、当欄は以下のように記しました。 
             「先月、一気に6円近くも高騰した近隣のガソリン価格が、この1週間でさらに2円程アップ。私の利用するセルフスタンドも、レギュラーがとうとう3ケタになってしまいました。攻撃か査察継続か。最終局面を向かえたイラク情勢を背景に、米国の原油価格は、湾岸危機以来12年ぶりの高水準に跳ね上がり、国内のスポット(業者間転売)価格もこの1ヶ月で約8円上昇、9年半ぶりの高値となったようです」と。 
             
             桜の季節は、ガソリン値上げの季節なのでしょうか? (>_<)
(2004年3月20日) 
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             文字化けについて 
               
               価格情報をご投稿いただいた、広島県のジャッキー君より、お問い合わせをいただきました。「本日、燃料の価格調査に投稿させて頂きましたが、備考欄を見ましたら文字化けしてました?何か特殊な入力方法があるのでしょうか?教えて下さい」 
               
               確認したところ、やはり文字化けしていました。投稿は、サイトの情報表示画面に直ちに反映するとともに、確認用のメールアドレスにも届くようにしてあります。メールの方は化けていませんでした。 
               
               ネットの世界では、「半角カナ」や「機種依存文字」が文字化けの原因ということは広く理解されていますが、上記はいずれにもあてはまりません。 
               どうも「英数字を全角入力」した場合に化けることがあるようです。化けないケースもあります。ジャッキー君の投稿は、「県道152号」と入力されていました。「152」に修正したら、正常表示されました。 
               
               メールアドレスを全角英数字で入力される方もままおられます。この場合もメールヘッダーの送信者欄が文字化けします。ということで、情報投稿される場合、英数字については「半角」で入力していただくようお願いいたします。 
               
               文字化けについては気づいた都度修正するようにしているのですが、サイト上で化けていても、メールには正常表示される場合があるため、見落としているケースも多々あります。(^_^; 
               ご理解いただくため、最新の投稿分について敢えて未修正のままとしています。ご容赦ください。 
            (2004年1月17日) 
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