●VW「ポロ」

　高知県にお住いの、まくん(30代男性)の採点簿です。

	94.3
・メーカー・車名	VW「ポロ」
・車両概要	GTI、1600cc、FF、MT
・購入時期・形態	03年7月、中古車(01年型)
・総走行距離数	13,000km(購入時8,000km)
・主な使用状況	レジャー、買い物
・スタイル外観	10点
・スタイル内装	９ 点
・走り	９ 点
・操作性	10点
・居住性	８ 点
・燃費	10点
・総合評価	10点
・寸評(良い点)	○運転して感じる、他車より数段上のしっかり感。 ○必要十分＋アルファの、気持ち良い速さ。 ○サイズからは想像出来ない、高速での圧倒的な安定性。 ○かなり微調整が可能なシート。 ○柔らかすぎず固すぎない、しなやかな乗り心地。 ○スポーティで、なおかつ大人っぽいスタイル。 ○街乗り10〜11km/L、高速15〜18km/Lの好燃費。 ○BBSアルミ、HIDなどの嬉しい特別装備。 ○販売台数がかなり少なく、ちょっとしたレア車。
・寸評(不満な点)	×ちょっとした小物入れの少なさ。 ×パワーウインドスイッチの位置が後方過ぎて、操作するのに不自然な姿勢を強いられる事。 ×4000回転くらいから、ちょっとエンジン音がうるさい事。
・その他自由意見	◇家族4人なので4ドアは必要で、絶対的に速くなくても、気持ち良くキビキビ走るコンパクトカーを探していました。フィット1.3/1.5、ヴィッツRS、FIATプント、現行ポロと乗り比べて選びました。もう1台アコードワゴンSIRを持っていますので、セカンドカーとしての購入です。 ◇外車に乗るのは初めてですが、ウワサに聞いていたガッチリ感は乗ってすぐ分かりました。ボディ剛性の高さだけでなく、ドアの閉まり、ハンドルやペダル類の操作感など、単に重いのではなく、安心感に繋がるしっかりとした感触です。こういうスペックに出ないフィーリングが、よく言われるドイツ車の良さなのでしょう。自分が乗って初めて理解できました。素晴らしいと思います。 ◇また走りの方は、速さ自体はヴィッツやフィットと大差ありませんが、味付けの部分が大きく違いました。元気なフィット、そつないヴィッツ、大人っぽく洗練されたポロと言った感じでしょうか。MTということもあり、十分スポーティで楽しい走りですが、他車よりしなやかで高級なフィーリングです。 ◇全体的に、そういう数値では表現できない点で他車より数段上だと思います。高速での安定感は信じられないほど良いです。メーターが240km/hまで刻まれている意味があるわけですね。ちなみにポロでもGTI以外のグレードは、フィーリングはともかく、走りの点でかなり不満でした。それならヴィッツやフィットの軽快感を選んだでしょう。 ◇一方小物入れやパワーウインドなど室内の装備に関しては、さすがに国産車の方が痒いところに手が届いていると思います。また荷物は買い物袋程度しか乗りません。 ◇私は、外車とか国産車とかといった先入観なく、モノ自体で選びましたが、走りも良く、十分な居住性があり、30歳過ぎた大人の男性が乗って恥ずかしくない佇まいとなると、ポロGTIは最高の選択だと思います。

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