●トヨタ「ヴィッツ」

　愛知県にお住いの、YARIS TSさん(30代男性)の採点簿です。

	90.0
・メーカー・車名	トヨタ「ヴィッツ」
・車両概要	RS、NCP13、1500cc、5MT、最初期型
・購入時期・形態	00年11月、新車
・総走行距離数	35,000km
・主な使用状況	レジャー、通勤
・スタイル外観	９ 点
・スタイル内装	７ 点
・走り	10点
・操作性	９ 点
・居住性	９ 点
・燃費	10点
・総合評価	９ 点
・寸評(良い点)	○車重980kgにして110馬力。低速から効く太いトルクも相まって、峠道も苦はありません。エンジンはスムーズに上まで回る。 ○適度に固いしなやかなサス。RSだけに装備のメンバー、スタビライザー類。ボディー剛性は、ノーマルヴィッツとは別物。 ○ヴィッツでありながら、一目でわかるRSのスタイリング。 ○気持ちよい低音の響く純正マフラー。 ○燃費良好。相当ぶん回しても10km/Lを下回った事が無い。この2年の平均14.6km/L(セルフ給油による満タン法)。最高22km/L。 ○外見以上に広い室内。大人4人でも十分。リアシートを倒せば、みかん箱なら20個は積載可能。 ○15インチアルミ、本皮ハンドル、4輪ディスクブレーキなどが標準で、コストパフォーマンスが高い。
・寸評(不満な点)	×内装のビビリ音が若干有り。スポンジを挟む等のDIYによりほぼ解決。全体的な内装の安っぽさは否定できない。 ×純正オーディオの音の悪さ。 ×オートエアコンの操作性。オートの場合、吹き出し口の選択ができない(マイチェンにより、現行車では改良済)。 ×MTのギア比が気になる。クロス化され加速時などは大変扱い易いが、100km/hでの巡航時に3,500回転は、私にとって少し高い。3,000回転ぐらいのほうが静かで燃費も気にならないのでは？もちろん機械的には全く問題無いのだが。 ×「所詮ヴィッツ」と、煽られる事(煽り返しますけどね・・・)。
・その他自由意見	◇乗っていて大変楽しい車です。2000ccクラスのNA車でしたら、十分に太刀打ちできます。下手なターボ車より楽しめると思います。MT車であれば、一度乗るとヴィッツのイメージが変わります。 ◇ターボが販売開始となりましたが、「ターボ」に抵抗感のある方や、たまにスポーツ走行や峠道、ワインディングを楽しみたいという方には絶対のお勧めです。 ◇センターメーターは最初は違和感がありますが、慣れるとかなり楽です。今では普通メーターの視線移動が苦になります。 ◇寒冷地仕様をお勧めします。リアヒーター、大型バッテリー、発電機などを備えて1万円は安いです。温暖地でも冬場にその差はわかります。 ◇このクラスの他メーカー車は、車重1,000kgを越えるのがほとんどです。車検時、重量税の差が出ます。また車長が4mを切っているので、フェリーや駐車場の料金が安いです。このクラスの車を検討されている方は、この辺りも熟考すべきではないでしょうか？

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