●マイカー採点簿「フォード フリーダ」
埼玉県にお住いの、フリーださん(40代男性)の採点簿です。
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88.6
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・メーカー・車名 |
フォード「フリーダ」 |
・車両概要 |
V62500ccガソリン、4AT、FR |
・購入時期・形態 |
95年10月、新車 |
・総走行距離数 |
74,000km |
・主な使用状況 |
レジャー等 |
・スタイル外観 |
10点 |
・スタイル内装 |
8 点 |
・走り |
9 点 |
・操作性 |
9 点 |
・居住性 |
9 点 |
・燃費 |
8 点 |
・総合評価 |
9 点 |
・寸評(良い点) |
○購入当時から、他を寄せ付けない高い安全性。
○走りの基本性能が高い(エンジン・ブレーキ等、嫌みな傾向は皆無)。
○優秀なサスペンション。
○高い運転席位置(功罪相半ばとの意見もあろうが、視界、安心感から考えるとメリットと言える)。
○意外と優秀な燃費(8.5Km)。
○故障が少ない。
○シートの出来が良い(薄っぺらで「大丈夫かな?」と思ったが、ホールド感がしっかりしていて、いたずらに乗り心地重視のフワフワシートに比べたら、断然疲れない)。
○車に求めるものが違えば、評価も当然違うものになるだろうが、「車は安全、確実かつ快適に人を運ぶもの」と考えるなら、その総合性能は「極めて」優れていると思う。
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・寸評(不満な点) |
×貧相な内装(95年モデルも最新モデルも基本的に変わらない)。
×後輪のLSDが引っかかる印象があったが、最新モデルでは改善されているかも。
×2500ガソリンV6搭載車が、2000ガソリンやディーゼルと同じトランスミッションなのは残念。2000にあわせるから高速走行時は回転数があがり、エンジンの実力を十分に発揮していないと感じる。
×最新モデルに7シート仕様が消えたこと(本当?)。 |
・その他自由意見 |
◇結論としては、本当に真面目で素晴らしい車と断言できます。
◇私のフリーダは、パジェロとのオフセット衝突で全損になりました(だから今は別の車に乗っています)。
フリーダはその事故で、フェンダーとフロント部分がメチャクチャに破損したにも拘わらず、室内の変形は殆どありませんでした。運転者の私も軽傷ですみました。クラッシャブル・ソーンの性能の高さを実感した瞬間です。もし、前方にエンジンを配置した車であれば、客室の変形をこれほど完璧に抑制できるとは思えません。
このクラッシャブル・ゾーンの性能とエンジンの搭載位置(車中央部床下)、客室が高い位置に設定されていること等が「安全性」に大きく寄与しているものと考えられます。
◇内装が貧弱な分、決して「豊かな気分にさせてくれる車」ではないのですが、「もしもの時に乗員を守ってくれる車」をお探しでしたら、絶対選択枝に入れるべき車です。
◇今はT社のEで始まる名前のワンボックスに乗り換えましたが、「前置きエンジン等車の基本構造」に拘わる不安がやはり漠然とあり、「きっとフリーダ(ボンゴフレンディー)程には乗員を守ってくれないだろうな・・・」と感じ始めています。
◇シートも内装も確かにT社の方が格段に豪華です。しかし、フォールド感・疲れの少なさについては、あの薄っぺらなフリーダのシートの方がまだ良かったように思います。
◇マツダさん。この車は進化させながらずっと作り続けてくださいね。
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