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・メーカー・車名 |
スバル「インプレッサスポーツ」 |
・車両概要 |
1600cc、AWD、CVT、1.6i-L
Eyesight |
・購入時期・形態 |
2015年、修理の代車 |
・総走行距離数 |
180km |
・主な使用状況 |
レジャー |
・スタイル外観 |
10点 |
・スタイル内装 |
10点 |
・走り |
10点 |
・操作性 |
10点 |
・居住性 |
10点 |
・燃費 |
9 点 |
・総合評価 |
10点 |
・寸評(良い点) |
○正直、1600ccエンジンで3ナンバー/4WDの車体を走らせるのは荷が重いと思っていたが、いい意味で裏切られた。軽快に走るエンジンと賢いCVTは、充分にパワフルで、実によく走ります。しかも、水平対向エンジンとシンメトリカルAWDという、スバル独自かつ伝統の組み合わせによる低重心で安定感のある走りです。
○これまたスバル伝統の四輪独立サスによる乗り心地の良さ。他社では高級車クラスの乗り心地がベーシックカークラスで味わえます。
○上記のエンジン/AWD/サス等のメカが優秀なので、非常に走りが愉しいです。しかもパワーが適度なので、飛ばさなくても運転が愉しめ、安全で良いですね。
○アイサイトver3は、安全運転支援システムとして鉄壁です。危険を感じる可能性があれば全て警告を出してくれますし、運転支援してくれます。このクラスでその恩恵を受けられるのが素晴らしいです。
○快適装備も充実しており一昔前の高級車並み。
○丁度いい塩梅のボディサイズ。3ナンバーなので車内も充分広く、意外と視界が効くので運転もしやすい。
○これだけ快適かつ愉しい走りと安全性が味わえて、車両本体価格200万円超。ナビ等のオプションを付けても250〜270万円なら、充分お買い得です。今時の軽のターボ/4WD車は、フル装備で230〜250万円もします。維持費が許せるならインプレッサの方が良いですね。 |
・寸評(不満な点) |
×細かいところですが、リアハッチが閉まる時の音に安っぽさを感じます。コストとの兼ね合いでしょうが、そのあたりは愛車のプレオネスタの方がしっかり感があります。
×燃費は、素晴らしい走りに免じて諦めが必要かと。ハイブリッド車やクリーンディーゼル車には敵いません。
×クルマ自体に罪はないですが、税制上1.6Lと2Lが同じ刻み。車両価格は1.6L車の方がもちろん安いですが、いくらか足すと2.0L車が手に入るとなると、2.0L車の方がお値打ちに感じてしまいます。
×1.6L車にアイサイトが装備されたのは良いですが、HID、サイドエアバックがオプションで、アドバンスセーフティーパッケージの設定もない(2.0L車も)。ここまで追加してしまうと、全て標準かオプションで選択できる「XV」まで視野に入ってきます。丁度お値打ちな特別仕様車も出たことですし。
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・その他自由意見 |
◇今まで愛車のプレオネスタをディーラーに入庫させると、代車はスバルブランドのダイハツ製軽自動車ばかりでした。今回初めてインプレッサスポーツの最新型が借りられました。
◇OEMモデルも良くなりましたが、やはり、スバル製品の出来栄えは別次元です。乗って素晴らしい車だと思いました。
◇レヴォーグ、WRX、フォレスター、XVと言った今のスバル車の基本モデルはインプレッサなので、そういう意味では、素のスバルが味わえるモデルですし、それだけ気合の入った設計と造りになっているのが良く分かります。
◇正直、今まで借りた代車やレンタカーで乗り逃げしたくなるような車はなかったです。愛車プレオネスタと一部キャラが被ってしまうので、新たに買うならSUVのXVがいいかなぁと思いますが、乗り換えるならインプレッサがいいですね。
◇今年のフルモデルチェンジで大幅に質感が上がり、新設計のスバルグローバルプラットホームや直噴水平対向エンジンが採用されるようです。元々スバルは一つのモデルを熟成するように年次改良し、最終型で完成したモデルを造り上げていくのが得意なメーカーです。
◇熟成、完成された現モデルは、充分に買うに値すると思います。末期モデルなので値引きも期待できますし、特に乗り潰す派のユーザーさんには美味しいかと。
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