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・メーカー・車名 |
トヨタ「アクア」 |
・車両概要 |
1500ccHV、2WD、CVT、X-URBAN |
・購入時期・形態 |
15年7月、新車 |
・総走行距離数 |
1,800km |
・主な使用状況 |
父親の愛車 |
・スタイル外観 |
8点 |
・スタイル内装 |
8点 |
・走り |
8点 |
・操作性 |
8点 |
・居住性 |
8点 |
・燃費 |
7点 |
・総合評価 |
8点 |
・寸評(良い点) |
○日本一売れている車アクアの中でも「X-URBAN」は、外観をSUV風にして、G's共々普通のアクアとは違うイメージで、上手く差別化が図られていると思います。
○外観が空力風デザインでキャビンが狭そうに見えますが、実際乗ってみると、意外と大きなシートと広々とした車内です。大人(普通の体格)が4人乗っても充分に寛げます。
○トヨタ車にしては、意外と走りに振ったチューニングです。運転感覚がしっかりしており、ハイブリッドならではのエンジンとモーターの協調制御がウマくて、結構パワフルです。しかも静かなので、気が付くと結構なスピードが出ています。
○プリウスとは違い、シフトレバーが従来のゲート式なので、運転するのに特にコツは要りません。
○熟成したストロング型ハイブリッドシステムに、ナビ/ETC等一通りのオプションを付け、値引き込で250万円で購入できるのは、内容を考えるとコスパ高いです。 |
・寸評(不満な点) |
×運転感覚がしっかりしている反面、乗り心地が硬すぎます。後輪リジッドサスの最近のコンパクトカーの限界というか、一種の割り切りを感じてしまいます。普段乗っているスバル・プレオネスタは4輪独立サスで、運転のしっかり感と乗り心地の良さを高次元で両立しています。正直、長距離走るなら、最新のアクアよりも古いプレオネスタの方が楽かもしれませんね。
×アシストが強すぎるせいか、ブレーキのタッチが神経質で、慣れないと足が疲れてしまう。父親の前愛車(マークII)では感じませんでしたが、カローラ(レンタカー)やノア(友人の車)も同様でした。おそらくトヨタ大衆車共通の味付けで、初心者向けに設計されているかと思いますが、やはりブレーキは踏んだ分だけ利いてほしいと思います。
×空力ボディで流線型になっているため、前方の見切りが悪い、というかボディの端が全く見えない。狭い街中を走るなら、少なくともコーナーポール、できればコーナーセンサーは必須アイテムです。
×センターメーターは、やはり違和感あります。まぁ、スピードメーターが乗員全員に丸見えなので、自然と安全運転にはなりますが。あと、やはりタコメーターは欲しかったですね。
×外観やメカは、あくまでもSUV風に留まっており、機能的には普通のアクアと変わりません。最低地上高は20mm上がっていますが、結局2WDなので悪路の走破性が高まっているとは思えません。天井も、ルーフレールが付いているように見えて、実はルーフモールなのであくまでも飾りです。トヨタにはハイブリッド&四駆の技術があるのだから、X-URBANに採用して欲しかったです。
×安全性がライバル車に劣る。セーフティセンスCを設定したにも関わらず、(あまり売れていない)カローラ、ヴィッツに採用し(売れている)アクアには未設定です。トヨタは安全装備について、未だ営業上の理由で設定車種を選定しているのでしょうか。
×燃費は、父親曰く、23km/L位。田舎道でハイブリッドと言うことを考えると、もう少し良くてもいいかなぁと思います。
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・その他自由意見 |
◇父親が長年乗ってきたマークIIが故障ぎみになり、最後の愛車になるかもしれないということで、久々に新車で購入したのがアクアです。
◇私も、夏休みに帰省した時に、トヨタのハイブリッド車に初めて乗りました。
◇数々の不満がありましたが、車自体の出来は予想以上に良かったです。やはり、日本で一番売れているには、確固とした理由がありますね。
◇値段も、量販のSグレードに必要なオプションを付ければお値打ちなので、おススメできると思います。同クラスでは、個人的にはデミオディーゼルの方が気になるかなぁ。
◇ただ、高齢の父親が乗るだけに、セーフティーセンスはアクアに装備して欲しかったと思います。そういう意味では、カローラHVやノート、デミオ、フィットも候補にして欲しかったですし、スバリストの私としては、アイサイト付インプレッサが一番安心できると思っていました。父親はアクア一本で検討していたので仕方ない部分もありますが、息子としては少し不安です。やはり、売れている車だからこそ安全装備を採用すべきだと思います。
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