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・メーカー・車名 |
トヨタ「アルテッツァ」 |
・車両概要 |
2000cc、5AT、RS200
Zエディション |
・購入時期・形態 |
13年1月、中古車(01年式) |
・総走行距離数 |
38,000km |
・主な使用状況 |
レジャー |
・スタイル外観 |
9 点 |
・スタイル内装 |
9 点 |
・走り |
8 点 |
・操作性 |
10点 |
・居住性 |
9 点 |
・燃費 |
7 点 |
・総合評価 |
8 点 |
・寸評(良い点) |
○ジャストサイズFRセダン。肥大化した最近の車にあって全長4.4mのFRセダンは希少。見切りも良く、狭い道や駐車場でも苦にならない。それでいて大人4人が十分座れる。室内も頭上に余裕があり、圧迫感はありません。
○セダンだから当たり前ですが、リアも開閉できる窓がちゃんとある。割と背が高いので窓も大きい。今時のセダン・クーペのような閉塞感がない。
○後期モデルは、ステアリングのロックtoロック3回転。クイックというほどではないけど悪くないと思います。
○トランク。奥行少ないですが深さがある。ゴルフバッグは3個OK。オーバーハング切り詰めてるのに立派。
○クロノグラフ調メーター。TOYOTAにしては拘りを感じます。心意気は買います。アルテッツァ専用だし。個人的に油圧計は不要かな。
○純正オーディオ(6スピーカー)。純正にしてはいい音。ライブサウンドシステムとやらがついてます。
○ガサツな高回転型エンジン「3S」。良くも悪くも昭和の息吹を感じる。個人的には、今時の超スムーズで静かなエンジンより“らしく”て好き。アイドリングも、ノーマルにしては大きめな排気音。
○10年以上前の車だがボディがシャキッとしてる。車重が重いのはネックだけど、10年経ってもヘタリを感じない(普通に使えば)ことを考えると、良いことと言える。
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・寸評(不満な点) |
×ボンネットが重い。スチールで約20kg。エンジンをフロントミッド化してパッケージングに拘った車ですが、軽量化は今一歩。ライバル視しているRX-8は、純正でアルミボンネット(約8kg)。アルミ化で10kg軽量化してほしかった。
×エンジンは高回転型でよく回るけど、官能的な伸びやパンチはなく、カタログ値ほどの力強さを感じないのが残念。この程度のパワー感なら、ASグレードのようにレギュラーガソリン仕様でよかったんじゃないかな。
×燃費(カタログ値で11km/L)。HV車のような高燃費は期待していませんが、2.0LのNAなら13km/L以上はいってほしかった。
×運転席に肘置き(左)がない。
×アクセルレスポンス。チョイ踏みしたときに反応悪い(タイムラグ?あり)。意図的にそういうセッティングなんだろうか。
×助手席のエアバッグ。材質の問題なのか表面がべたつきます。個体差?
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・その他自由意見 |
◇細かいことを言えばいろいろありますが、相対的に気に入ってます。ほぼ5ナンバーサイズで絶妙なパッケージング&外見。
◇デビュー当時は「86」再来と騒がれました。現在は中古車も豊富で、(スポーツカーを期待しなければ)価格もこなれていてお買い得感あります。他にはない車です。
◇アフターパーツが色々あるので、好みにいじる楽しみもあります。勿論ノーマルで乗るのもアリだと思います。
◇私はグリルとホイールをTRD製にしています。これだけで随分印象が変わります。特にホイールは、純正の重い17インチからTRDの軽量16インチに交換したので、街中走っていても分かるくらい加速がよくなりました。燃費にも貢献しています。バネ下軽量化(4輪で15kg)は効きます。
◇5速ATはMT車よりギヤ比が高く、高速道路をトップギヤで走るときなどは回転数が低く抑えられてます。高速巡航はAT車のほうが燃費いいようです。
◇ステアマチック(ハンドルに付いてるボタンでシフトをマニュアル操作できる)は、シフトダウンレスポンス良好。ただし3→2速へのダウンはショック大き目。完全ホールドされるわけじゃなく、あくまでも玩具レベル。玩具としては面白い。粗はありますが、トヨタにしては色々と頑張って作られた車だと思います。
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