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・メーカー・車名 |
トヨタ「アルテッツァ」 |
・車両概要 |
2000cc、MT、AS200
ヨーロピアンエレガントエディション |
・購入時期・形態 |
08年8月、中古車(01年式) |
・総走行距離数 |
59,000km |
・主な使用状況 |
通勤、レジャー、年2回の帰省 |
・スタイル外観 |
6 点 |
・スタイル内装 |
8 点 |
・走り |
10点 |
・操作性 |
10点 |
・居住性 |
7 点 |
・燃費 |
8 点 |
・総合評価 |
9 点 |
・寸評(良い点) |
○おそらく2度と出ないであろう、比較的コンパクトな車体+直6エンジン+FR+MTのパッケージング。
○3000回転以上での気持ち良いフィーリングは、直列6気筒だけに許された特権です。力強さは全く感じませんが、必要にして十分なだけの馬力&トルクは出ています。
○FRならではの素直な操縦性。雨の日に4輪が滑った事がありましたが、非常に簡単にリカバリー可能でした。
○スポーティ感の演出の仕方。大した性能でも加速でも無いが、スポーティと感じる。この辺はパッケージングの妙と言えましょう。
○目に優しいメーター照明(特別仕様車でグリーンです)。グリーンの照明は、夜間走行時に目が疲れません。
○加速時に室内に侵入してくるサウンド。3000回転前後から心地よい排気音が入ってきます。このあたりもスポーティ感の演出の一つでしょう。
○信頼性抜群の「1G」型エンジン。何せ昭和56年頃から平成17年まで市販していた長寿エンジンで、多々の改良が施されているため、悪いわけがありません(燃費以外)。
○抜群の制動力。ベースグレードのブレーキ性能で十分です。
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・寸評(不満な点) |
×高回転の伸びがいい所で頭打ちに…。あと500回転回ってくれたら文句はありません。
×燃費が…。昭和のエンジンだから仕方がないが、一般道で8.8km/L、高速で11.1km/Lが平均。
×明らかにおかしいギア比。6MT自体もファイナルも低すぎ。車重が1.3tあるので、加速重視にしたのだろうが、6速100Kmで3000回転はありえない。6速だけは巡航用のギア比にしてほしかった。
×決して快適とは言えない後部座席。座面が低く膝が持ち上がる体勢を強いられる。長時間乗ると苦痛に感じる人がいると思う。
×必要にして十分とは言え、非力なエンジン。自分にはたいした欠点ではないが、この点を不満に感じる人は多そう。
×中途半端なボディサイズ。17インチホイールを装着した時の舵角の確保のために3ナンバーにしたと思われるが、5ナンバーサイズだったらカンペキだった。
×重量。ASのベースグレードで1.3t。Zエディションに到っては1.35tオーバー。RSグレードも含めあくまでスポーツセダンでは無くスポーティセダンです。1.2t程度ならスポーツセダンと言い切れるのに…。
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・その他自由意見 |
◇前車(ハイエースワゴン
ディーゼル)から買い換えるにあたり、走らせて楽しいパッケージングを重視。最初の候補は、MR2(NA+MT)でしたが、家族での帰省に使えなくなるので、仕方なく大人4人が乗れるを条件に加えて選んだのがこの車です。
◇ASグレードのMTモデルは、販売比率が低い為探すのに苦労しました。最終的には、某中古車雑誌に記載された現車を埼玉まで見に行き、試乗した上で決めました。
◇この車は、トヨタがパッケージングに力を入れて設計した痕跡がエンジンルーム内に伺えます。極端な位後方に搭載されたエンジン(本当に直6が入っているの?と思う位にオフセットされています)や、バッテリーの搭載位置。これらがハンドリングのフィーリングの良さを生み出しています。
◇おそらく2度と出ないパッケージの車なので、直6エンジンを動態保存するつもりで、再起不能になるまで維持していきたいと思っています。
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