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・メーカー・車名 |
ホンダ「トゥデイ」 |
・車両概要 |
660cc、2WD、AT、アソシエGi |
・購入時期・形態 |
93年7月、新車 |
・総走行距離数 |
45,000km |
・主な使用状況 |
買い物 |
・スタイル外観 |
9点 |
・スタイル内装 |
8点 |
・走り |
8点 |
・操作性 |
8点 |
・居住性 |
8点 |
・燃費 |
7点 |
・総合評価 |
8点 |
・寸評(良い点) |
○当時のライバルがハッチバックスタイルを採っているのに対し、あえてトランクを独立させセダン風にすることで生まれた独特のスタイルは、他のどの車にも似ることなく個性的で、格好良さと可愛さを見事に両立していると思います。思えばこの時期のホンダデザインは、今よりスッキリしていて良かったですね。
○室内も豪華ではないですが、ボディカラーとコーディネートされたパッドの色使いやインパネデザインなど、ある意味日本車離れしていて、それでいて使い勝手や操作性が損なわれているわけではなく、まさしくグッドデザインだと思います。
○軽の普及版実用エンジンでありながら、吹き上がりが軽快で、エンジン音も耳障りでなく、旧規格で車体が軽いこともあって、加速も充分にこなしてくれます。高速道路の追越車線で流れに乗っていくこともできます。軽の実用エンジンでも手を抜かないのは、ホンダの十八番ですね。
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・寸評(不満な点) |
×この車に限らず、天井が低いのが売れていた時期の車だけに、乗り込むのに難儀します。特に、チャイルドシートに子供を乗せるのに、身をかがめて子供の頭がぶつからないように気を遣わないといけないので、一苦労です。
×オーディオスペースが1DINしかなく、取り付けができるデッキの選択肢が限られます。
×ドアミラーの構造が簡便で調整がやりづらかったり、リアドアーの窓が手動式(フロントはパワー)だったりと、目に付く場所でのコストダウンが見られます。
×それなりに元気に走らせると燃費は悪いです。エアコンつけて、エンジン全開を多用した時の燃費は10km/Lと、2Lクラスのミニバンや2.5Lクラスの高級セダン並みです。大人しく走っても12km/Lと、軽量な旧規格の軽ならもうちょっと頑張って欲しかったですね。
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・その他自由意見 |
◇この車はカミさんが結婚する前から乗っていた車で、付き合いだした時に私が車を持っていなかったので、最初のドライブもこの車でした。結婚してからもセカンドカーとして活躍していました。
◇カミさんや家族に話を聞く限り、慣らし運転もあまりしていなくて、それほどメンテナンスに気遣った様子もなかったので、燃費が良くないのはそのせいかもしれません。
◇カミさんは、愛着もあったし、新規格の今の軽にはセダンタイプがなく(運転に自信がなさそう)、乗り換えたくはなかったようです。が、燃費の悪さと修理や板金に40万程度掛かりそうだったので、ライフに乗り換えることになりました。
◇今やホンダはミニバンメーカーというイメージが高く、軽もハイト系のミニバンタイプばかりです。トゥデイみたいなセダンタイプもそれなりに需要があると思いますので、セダンタイプ+VTECのホンダらしいスポーティな軽を出して欲しいと思います。車高はフィット程度は確保してほしいですが。
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