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●トヨタ「クラウン」
茨城県にお住いの、石川信一さん(40代男性)の採点簿です。
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| ・メーカー・車名 |
トヨタ「クラウン」 |
| ・車両概要 |
V8 3000cc、ロイヤルサルーンG |
| ・購入時期・形態 |
05年7月、新車 |
| ・総走行距離数 |
2,000km |
| ・主な使用状況 |
通勤 |
| ・スタイル外観 |
７ 点 |
| ・スタイル内装 |
８ 点 |
| ・走り |
10点 |
| ・操作性 |
９ 点 |
| ・居住性 |
９ 点 |
| ・燃費 |
９ 点 |
| ・総合評価 |
９ 点 |
| ・寸評(良い点) |
○シグナス(ランドクルーザー)で本革にして失敗したシートを、クラウンではジャガードにしてまったく正解だった。
○セダンの美点のひとつであるエアコンの効き方はすばらしい。
○トヨタのエンジンは通常使用で素晴らしく後がないものと思っていたが、3000ccのこのエンジンは、踏み込んでいくと次の展開が開けたのには驚き。どこまでも静かなことにも感心した。また180km/hでわずか3000回転なのも驚きだ。
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| ・寸評(不満な点) |
×後輪片側だけがスリップすることがあり、ブレーキが甘いためかデフを止められず脱出できなかった。目一杯踏んでも、ABSだと永久に止まらない雪の長い直線急坂下りでは、クラウンのVSCも、もちょっとのところでやっぱり効かない。
×助手席ダッシュのウッドが、大きく平たく、また結構上を向いてるので、南に向かうときドライバーの目にも太陽光が反射して眩しい。マットのようなものを貼り付けなければならない。インテリアの造形ミスと思われる。
×レーダークルーズは、前車追尾で加速しすぎて勝手にブレーキするなど、設定車間距離や速度などに対し、全力で目標に到達しようとする。スピード調整にブレーキを使用する幼稚なコントロールではなく、BMWのような、早くから先を見た穏やかな制御過程にしなければなるまい。
×良いシートに満足だが、見てくれのあの厚みは不要なはずだ。200万も安いBMWのシートは薄っぺらだが、感激するほど格段に良い。
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| ・その他自由意見 |
◇FF車では近すぎたペダルが、クラウンでは距離ができ、ハンドルを適正位置にしても靴を履いたままペダルが踏める。これからは足も汚れないのでうれしい。
◇コンプレッサー保護のため加速時は切るようにしているエアコン電磁スイッチは、アクセル踏み込み速度が速いときに一瞬オフにするなどのオートモードがあれば、加速感がより改善すると思う。
◇リヤシートリクライニングはかなり使えるが、背面部を倒したときに、座面前縁部が持ち上げれば完璧だ。
◇外観は、フロントとリヤのガラスを立ててルーフエリアを大きくしても、エレガントで格好いいデザインになるよう努力してほしい。
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