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・メーカー・車名 |
トヨタ「ウィンダム」 |
・車両概要 |
2500cc、2.5G、シルバーメタリック |
・購入時期・形態 |
97年7月、新車 |
・総走行距離数 |
59,000km |
・主な使用状況 |
レジャー、通学 |
・スタイル外観 |
10点 |
・スタイル内装 |
8 点 |
・走り |
9 点 |
・操作性 |
10点 |
・居住性 |
7 点 |
・燃費 |
6 点 |
・総合評価 |
10点 |
・寸評(良い点) |
○一見スポーツカーと思わせる程、シャープでスポーティなルックス。それでいて、高級車らしい気高さを嫌み無く感じる。これぞレクサスブランドの証といったところ。それぞれのパーツラインが美しく、シンプルな造形ながらも作り込みの高さがある。特に、フォグランプ周辺の処理は、新型マジェスタに相当。
○全長、全幅共に現行クラウンと同等だが、短いホイールベースと後退角のあるフロントバンパーコーナーのお陰で、案外取り回しが良い。全幅1790mmは、狭い日本の道路にギリギリに対応するサイズだと思う。
○塗装の持ちが良く、クリヤさを十分に保っている。
○リヤシートは、大人の女性3人がきっちりと座れる。
○スカイフックTEMS(ダンパーの固さを4段階に調整できる)は賛否両論だが、私はお気に入り。ワインディングでは固いスポーツモードで地を感じ、ハイウェイや直線では柔らかなコンフォートモードでおおらかさを感じる。フル乗車のときはやや固めにするなど、TPOに合わせられてとても便利。
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・寸評(不満な点) |
×リヤコンビネーションランプの点灯範囲が少なすぎる。ブレーキランプは、レンズ全体の3分の1にも満たない程。下手にきらびやかな感じが無いとことろが輸入車っぽいが。
×CDナビの性能、無塗装のサイドステップや平板なリヤバンパー側面など、時代相応の作り。
×シートは、厚みが無く見た目が貧弱。フィット性、サポート性には優れている。
×インテリアにはメッキパーツが一切無く、またオプションの木目調パネルを取り付けないとあまりにも華が無いので、クラウンやマークIIからの乗り換えだと相当安っぽさを感じるだろう。
×スーパーライブサウンドシステムと称する割には、臨場感やクリヤさに欠ける。ただ、TV音声はかなり良く聞こえる。
×ホイールベースが短い(2670mmはシビック並み)せいか、身長176cmの私がドライビングポジションを設定すると、リヤのニースペースがかなりミニマムになる。下手するとヴィッツと肩を並べるかも。室内スペースも、プレミオやマークIIを下回ると思う。横方向は十分だが。
×故障個所。納車5年でナビのエンターキー脱落。保証期間内の為無償交換。翌年はチューニングキーも脱落。8年目の今年は冷房が効かなくなる。整備後も改善されず(修理箇所のミス)、再度入庫で劣化部分の無償交換。
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・その他自由意見 |
◇96年登場だが、近年のデザインに違和感なく溶け込むルックスは特筆モノ。同期の100系マークIIとは比較にならない。ハードトップは完全に旧世代化したが、長いフロント&リヤのオーバーハングで究極のプロポーションを実現させている。現行型もこれに近いプロポーションだが、セダンになりスタイリッシュ感に欠けるのでどうしても野暮に見えてしまう。居住性を犠牲にしたそのプロポーションは、デザイン命のウィンダムにとって最大のアピールポイント。不満な点はあるが、それらを解消してくれる。
◇今は中古で結構数があるので、デザインが気に入れば即買いですよ〜。居住性が欲しい人はプロナードやセフィーロにすべきですが。
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