━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    /*__♪ 『週刊くるまーと〜賢く選んで、楽しく運転〜』   ◎−◎= …………………………………………………………………       〜 第 987号 2019年 4月27日発行 総配信数 4,800部 〜 ───────────────────────────────────    □■ “Web Portal for Joyful Carlife” http://kurumart.jp/ ■□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  今年のゴールデンウィークは10連休となるため、渋滞や混雑が局所的に発 生するものの、全体的に分散傾向になると予想されています。御身ご自愛のう え、健やかにお過ごしください。  事前の情報収集は、「厳選クルマリンク〜道路・交通情報」で! http://kurumart.jp/link/linkmain3.html#douro  次週(5/4)はスキップし、988号は5月11日発行予定です。なお、当誌は、 毎週土曜日に発行してまいりましたが、当面の間、スケジュールが不安定にな る場合があるかと思います。ご容赦ください。 ─────────────────────────────────── 【ニュース&トピックス】 ・トヨタ、「マークX」の特別仕様車を発売 他 【運転免許試験問題集】 ・優先車は? 【車何でもランキング】 ・燃費の良い車は?〜SUV(1) 【コラム&レビュー】 ・クルマのまわりで:海外ショー、デザイン雑感(その1) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【今週の『くるまーと』】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★「新車データベース」「国産車サマリー」「ニュース&トピックス」等を更 新しました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【ニュース&トピックス】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <新車ニュース> ●アウディJ、「TT」シリーズをマイナーチェンジ(4/24) https://bit.ly/2XBibOI  アウディ・ジャパンは、コンパクトスポーツ「TT」シリーズをマイナーチェ ンジ、エントリーモデル「Coupe 40 TFSI」は5月9日より、「Coupe/Roads ter 45 TFSI quattro」及び高性能バージョン「TTS Coupe」は6月10日より 発売する。全モデル2.0L直噴ターボエンジンを搭載、外観デザインをよりスポ ーティに変更するとともに、内外装の装備を充実。479万〜799万円(税込)。 ●アウディJ、「TT」シリーズの限定車を発売(4/24) https://bit.ly/2W9lahf  アウディ・ジャパンは、「TT」シリーズの限定モデル「TT 20 years」を、 6月10日より20台限定で発売する。誕生20周年を記念した世界限定999台の限 定モデルで、初代を彷彿とさせるモカシンブラウンのレザーインテリア、専用 色アローグレーのエクステリアなどを採用。759万円(税込)。 ●トヨタ、「マークX」の特別仕様車を発売(4/24) https://global.toyota/jp/newsroom/toyota/27847378.html  トヨタは、「マークX」の2019年12月の生産終了にともない、特別仕様車 「Final Edition」を「250S/250S Four」に設定、発売した。1968年に前身 モデル「マークII」として登場以50年以上にわたるご愛顧の感謝を込め、ス ポーティで洗練された専用内外装を採用。。308.5万/323.1万円(税別)。 ●三菱、「パジェロ」の特別仕様車を発売(4/24) https://bit.ly/2W2PHNB  三菱自動車は、「パジェロ」の2019年8月の生産終了にともない、お買い得 特別仕様車「FINAL EDITION」を設定、700台限定で発売した。クリーンデ ィーゼルモデルをベースに、ルーフレールや電動サンルーフ、本革パワーシー トなど人気オプションを装備。419.5万円(税別)。 ●ポルシェJ、「カイエン」クーペモデルの予約受注を開始(4/22) https://www.nikkei.com/article/DGXLRSP508271_S9A420C1000000/  ポルシェ・ジャパンは、「カイエン」にクーペモデル「クーペ/ターボクー ペ」を追加、予約受注を開始した。3.0L V6ターボ/4.0L V8ターボエンジン搭 載。1115万/1974万円(税込)。 ●ダイハツ、「ムーヴキャンバス」の特別仕様車を発売(4/22) https://www.daihatsu.com/jp/news/2019/20190422-1.pdf  ダイハツ工業は、「ムーヴキャンバス」の特別仕様車「ホワイトアクセント リミテッドSAIII」「ブラックアクセントリミテッドSAIII」を発売した。フロ ントグリルやホイールキャップなど外装に、ホワイト/ブラックのアクセント パーツを採用。137万〜155.5万円(税別)。 ─────────────────────────────────── <業界ニュース> ●あのクラリオンがフランス企業に売られた理由(4/21) https://toyokeizai.net/articles/-/277381  富士通テン、アルパイン、パイオニア、近年、国内のカーエレ・カーナビメ ーカーが相次いで買収されている。そして日立製作所の子会社で、日本で初め てカーラジオやカーステレオを開発したクラリオンは、3月末、自動車部品大 手のフランス・フォルシアの完全子会社となった。これに伴い上場企業として の56年の歴史に終止符を打った・・・ ●あえて「古いボルボ車」を売るディーラーの正体(4/15) https://toyokeizai.net/articles/-/276342  自動車は毎年新モデルが登場する。そのため、生産終了から一定期間が経過 した車種に関しては徐々に部品供給が終了し、直したくても部品が出ないとい うことが起きてしまう。最近では、マツダやホンダが初代ロードスターやビー トの部品を再生産するなど、古いモデルへの対応を始めるメーカーも登場しつ つある。それよりも前から旧型車のパーツを粛々と供給し続けていたメーカー があった。スウェーデンのボルボ・・・ ─────────────────────────────────── <リコール・不具合情報> ●MBJ、「C180」のリコール届出(4/24) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_003360.html  対象車種 :C180  部位・状況:ヘッドライトの光軸の向きが基準に適合しないおそれ  輸入期間 :平成30年3月14日〜平成30年7月17日  対象台数 :577台 ●MBJ、「S450」等のリコール届出(4/24) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_003359.html  対象車種 :S450、C180、E450 等  部位・状況:走行中にエンジンストールが発生するおそれ  輸入期間 :平成29年11月3日〜平成31年1月26日  対象台数 :514台 ●BMJ、「Eクラス」のリコール届出(4/24) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_003358.html  対象車種 :E200/E200d/E250/E400  部位・状況:衝突時等に、乗員補助拘束装置が作動しないおそれ  製作期間 :平成28年2月19日〜平成30年4月16日  対象台数 :2,166台 ●MBJ、「Aクラス」等のリコール届出(4/24) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_003357.html  対象車種 :Aクラス、Bクラス、CLA、CLS、Eクラス、Sクラス、SL 等  部位・状況:エンジンコントロールユニットの制御プログラムが不適切  製作期間 :平成22年9月11日〜平成26年2月15日  対象台数 :24,242台 ●アウディJ、「TT」等のリコール届出(4/23) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_003356.html  対象車種 :TT、TTS、R8  部位・状況:エアバッグ展開時にインフレータ容器が破損するおそれ  輸入期間 :平成27年7月22日〜平成29年4月7日  対象台数 :5,035台 ●マセラティJ、「ギブリ」等のリコール届出(4/23) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_003355.html  対象車種 :ギブリ、クアトロポルテ  部位・状況:燃料供給パイプから燃料が漏れ、火災に至るおそれ  輸入期間 :平成25年4月16日〜平成27年8月13日  対象台数 :493台 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【運転免許試験問題集】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  難問奇問?満載の運転免許の学科試験!悔し涙を流された方もさぞ多いこと でしょう。最新問題1200題を収録した「運転免許試験問題集」より、いくつ かご紹介します。「○」or「×」? Q1.坂道では、下り坂より上り坂のほうの車を優先させる。 Q2.片側が崖になっている狭い道路では、崖側の車が優先して通行することが   できる。 ★解答は文末をご覧下さい。 “現役”ドライバーの皆さんは、もちろん正解ですね。(^J^) http://kurumart.jp/lc/ http://kurumart.jp/i/lc/ (携帯) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【マイカー採点簿】皆さんのマイカーを採点して下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★今週は掲載可能な新規投稿はありませんでした。  皆さんもマイカーを採点してみませんか。掲載分についてはもれなく図書カ  ードを差し上げます。Webサイトのフォームよりご送信下さい。 http://kurumart.jp/saiten/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【車何でもランキング】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●燃費の良い車は?〜SUV(1)  2019年01月時点の「新車データベース」に基づき、(ボディ)タイプ別に各 車最良モデルのJC08モード燃費を比較しました。今週は「SUV」(2000cc以 下)の上位をご紹介します。以降はWebサイトをご覧ください。 ─────────────────────────────────── ○SUV:MT車 (最良モデルを掲載) 順位/車名     メーカー  排気量等   燃費(JC08モード) 1.CX-3      マツダ DE 1756cc 6MT 25.0 km/L 2.CX-5      マツダ DE 2188  6MT 19.0 3.ジムニーシエラ スズキ   1460  5MT 15.0 ─────────────────────────────────── ○SUV:AT/CVT車 〜1800cc (最良モデルを掲載) 順位/車名   メーカー  排気量等   燃費(JC08モード) 1.C-HR    トヨタ HV 1797cc CVT 30.2 km/L 2.イグニス  スズキ HV 1242 CVT 28.8 3.ヴェゼル  ホンダ HV 1496 7AT 27.0 4.CX-3    マツダ DE 1756 6AT 23.0 5.クロスビー スズキ HV 996 6AT 22.0 6.ジューク  日産    1498 CVT 18.0 7.Q2     アウディ  1394 7AT 17.9 ─────────────────────────────────── ○SUV:AT/CVT車 1801〜2000cc (最良モデルを掲載) 順位/車名 メーカー 排気量等 燃費(JC08モード) 1.レクサスUX      トヨタ   HV 1986cc CVT 27.0 km/L 2.CR-V         ホンダ   HV 1993  CVT 25.8 3.MINI Crossover    BMW   DE 1995  8AT 21.3 4.V40クロスカントリー ボルボ  DE 1968  8AT 21.2 5.エクストレイル    日産   HV 1997  CVT 20.8 6.X1          BMW   DE 1995  8AT 19.6 7.V60クロスカントリー ボルボ  DE 1968  8AT 19.5 8.XV          スバル  HV 1995  CVT 19.2 9.3008         プジョー  DE 1997  6AT 18.7 10.アウトランダー    三菱   HV 1998  CVT 18.6 10.フォレスター     スバル  HV 1995  CVT 18.6 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【コラム&レビュー】クルマ&クルマ業界辛口?批評! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●クルマのまわりで:海外ショー、デザイン雑感(その1)  海外モーターショーが花盛り。ということで、その中から国産メーカー出展 車のデザインチェック。まずは、ニューヨークモーターショー2019から。  まず最初は、スバル「アウトバック」。先のシカゴショーでのレガシィ発表 時にここで残念な感じであることを書いたけれど、これをベースとするSUV風 ボディも、当然それなりに残念なんである。  長いオーバーハングによるボリューム過多のフロントセクションは相変わら ずで、しかも既視感満載の切れのないフロントフェイスによって新型感も欠け る。一方、例の「ダイナミック&ソリッド」によるカーブしたキャラクターラ インが走るボディは、必要以上に痩せて見えてしまってフロントの重さを受け 止められていない。  リアに向けて絞られるサイドグラフィックは、そのボディの中での居場所が ボンヤリしていて、SUVとしてしっかり感を出したいのか、シャープにスポー ティさを狙っているのかが何とも曖昧。  また、コンセプトカーではシャープに表現される「コの字」型ランプは、ど ういうワケか量産ではボテッとしていて重たい。とくにリアランプはSUVらし い力強さを加味した・・・ということなのかもしれないけど、実に野暮ったい。  新型のハイランダーは、かつてのクルーガーの後継。最近のトヨタデザイン はなかなか難儀だけど、いやこれはまたスゴいことになっているなあと。  切れ長の目と、エンブレムが妙に上に付いたスバルみたいなグリルの組み合 わせがまず変だけど、その下で左右に広がるエアインテークがプレデターの顔 みたいにグニャっとして実に気持ち悪い。  サイドでは、リアフェンダーの大きな張り出しがアウトドア的な表現なんだ ろうけど、一方で、Aピラーをブラックアウトし、まるでスポーツセダンのよ うに伸びかにしたグラフィックと、どうにもアンマッチングだ。  ミッドサイズSUVと思いきや、リアランプはカムリみたいというのも同じで、 もしかしたらその融合がコンセプトなのしれないけど、とにかく分かりにくい。 クルーガーはもっと明快だったと思うんだけど。  ニューヨークショーに先立つ北米の音楽イベントで発表された日産ヴァーサ は、ラティオに相当するコンパクトセダン。ご存知のように、現在の日産はデ ザイン要素として「Vモーショングリル」「ブーメランランプ」「キックアッ プウエストライン」「フローティングルーフ」を掲げている。  これらをコンパクトなセダンに落とし込んだのがヴァーサなんだけど、なん て言えばいいのか、それが手段というより目的になってしまっているように見 えて仕方がないんである。  シュッとしたクーペ調ボディに各種の要素を「全部盛り」にしたボディは、 たしかにいまの日産っぽいんだけど、じゃあそれは個性的であり美しいクルマ なのか?  たとえば、そうしたデザイン言語がなかった初代のティーダラティオは、何 かがひどく物足りないとか、あるいは安っぽかったかと言えば、そんなことは まったくなかった。むしろ、全体のまとまり感は遙かに優れていたと思う。  ニューヨークショーなど、3台は北米市場を強く意識した商品開発なんだろ うとは思う。だから「そこは意図的なんだ!」という声もありそうだけど、ま あそれにしても個人的には残念な感じだ。                       (19/04/22 すぎもとたかよし) ★Web上でバックナンバーがご覧いただけます。 http://kurumart.jp/column/ ─…─ PR …─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─ □■□ 広告掲載・募集について □■□ □ □ 『くるまーと』Webサイトおよびメールマガジンに広告を掲載します。 □ □■□ お問い合わせは info@kurumart.jp まで □■□ ─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─ 【運転免許試験問題解答】  Q1:○  Q2:× 崖側の車が停止します ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □『週刊くるまーと』は、下記サービスを利用して発行しています。  「まぐまぐ ID:0000025684」、「melma! ID:00017576」 □配信の停止や配信先の変更は、下記URLからお願いいたします。  バックナンバーもご覧いただけます。 http://kurumart.jp/mag/ □『週刊くるまーと〜賢く選んで、楽しく運転〜』の全文または一部文章を、  許可無く転載することを禁じます。 ───────────────────────────────────   ■□■ 企画・制作 (有)マイクル http://www.micle.co.jp/ ■□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━