━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    /*__♪ 『週刊くるまーと〜賢く選んで、楽しく運転〜』   ◎−◎= …………………………………………………………………       〜 第 908号 2017年 9月30日発行 総配信数 4,900部 〜 ───────────────────────────────────    □■“Web Portal for Joyful Carlife” http://kurumart.jp/ ■□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【ニュース&トピックス】 ・ホンダ、「ステップワゴン」をマイナーチェンジ 他 【運転免許試験問題集】 ・総排気量660cc以下の普通自動車は? 【車何でもランキング】 ・車両重量の軽い/重いクルマは?〜軽自動車 他 【コラム&レビュー】 ・新車心象風景:トヨタ・カムリ 他 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【今週の『くるまーと』】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★「新車データベース」「国産車サマリー」「ニュース&トピックス」等を更 新しました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【ニュース&トピックス】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <新車ニュース> ●ジャガーJ、「F-TYPE」を一部改良(9/29) https://pr.jlrj.jp/press/show/3829/jaguar  ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、「F-TYPE」(クーペ/コンバーチ ブル)の2018年モデルを発売した。フロント周りのデザイン刷新、新開発2.0 L INGENIUMターボエンジン搭載車の追加、最新インフォテインメント・シ スの全車標準採用など、一部改良。2018年モデル限定グレード「400 SPOR T」も設定。794万〜1952万円(税込)。 ●ホンダ、「ステップワゴン」をマイナーチェンジ(9/28) http://www.honda.co.jp/news/2017/4170928a-stepwgn.html  ホンダは、「ステップワゴン」をマイナーチェンジ、発売した。LEDヘッド ライトの新採用など、スポーティモデル「スパーダ」の外観をよりシャープで スタイリッシュに刷新するとともに、同モデルに2モーターハイブリッドシス テム搭載車を新設定。先進安全運転支援システム「Honda SENSING」を全車 標準装備に。月販計画5,000台。227.4万〜329.6万円(税別)。 ●ホンダ、「オデッセイ」マイナーチェンジモデルを先行公開(9/28) http://www.honda.co.jp/news/2017/4170928b.html  ホンダは、2017年11月予定の「オデッセイ」マイナーチェンジモデルを先 行公開した。外観デザイン変更や安全運転支援システムの機能充実など。 ●ルノーJ、「トゥインゴ」の限定車を発売(9/28) http://www.renault.jp/car_lineup/twingo/gt/index.html  ルノー・ジャポンは、「トゥインゴ」の限定車「GT」を、200台限定で10 月19日より発売する。ルノー・スポールが仕立てた、109PSに出力アップし た0.9Lターボエンジン/5速MT、専用チューニングサスなどを採用。来春カタ ログモデルとして発売予定。224万円(税込)。 ●FCAJ、フィアット「500X」の限定車を発売(9/27) http://www.fcagroup.jp/media/512/  FCAジャパンは、フィアット「500X」の限定車「Jeans(ジーンズ)」を、 10月7日より90台限定で発売する。ジーンズブルーの専用ボディカラーなどを 採用、スタイリッシュな外観に仕上げるとともに、オートハイビームヘッドラ イトなど装備を充実しつつベース車と同一価格を実現。289万円(税別)。 ●FCAJ、フィアット「500/500C」の限定車を発売(9/27) http://www.fcagroup.jp/media/511/  FCAジャパンは、フィアット「500/500C」の限定車「CieloBlu(チエーロ ブル)」を、10月7日より150台限定で発売する。イタリアの青空をイメージ したブルーのボディカラーと、ホワイトのサイドミラーカバーなどを採用、 爽やかなカラーコーディネーションに。188万/237万円(税別)。 ●MBJ、新型クロスオーバー「Eクラスオールテレイン」を発売(9/26) http://www.mercedes-benz.jp/news/release/2017/20170926_1.pdf  メルセデス・ベンツ日本は、新型「Eクラスオールテレイン」を発売した。 「Eクラス」4番目のボディタイプで、SUVの譲りの車高とステーションワゴ ンの実用性を兼備した同社初のクロスオーバーモデル。2.0Lディーゼルター ボエンジン/4WD搭載の「E 220 d 4MATIC All-Terrain」をラインアップ。 専用内外装やサスペンションを採用、最新安全運転支援システムやテレマテ ィクスサービスを装備。861万円(税込)。 ●MBJ、「Gクラス」の限定車を発売(9/26) http://www.mercedes-benz.jp/news/release/2017/20170926_2.pdf  メルセデス・ベンツ日本は、「Gクラス」の特別仕様車「Mercedes-AMG G 65」を、12月31日までの期間限定で受注を開始した。2018年3月以降納車 予定。designo内外装色の追加や、カーボン調レザーシートなどを採用した無 償専用パッケージオプションを設定。3900万円(税込)。 ●プジョーJ、「5008」をフルモデルチェンジ(9/25) https://goo.gl/66kL4F  プジョー・シトロエン・ジャポンは、「5008」をフルモデルチェンジ、発 売した。コンセプトやデザインを先代(ミニバン)から一新、3列シート7人乗り の新型SUVに。「3008」と共通のパワートレイン(1.6Lガソリンターボ/2.0L ディーゼルターボエンジン)を搭載、ホイールベースと全長の拡大により、余 裕ある室内スペースを実現。404万/454万円(税込)。 ─────────────────────────────────── <業界ニュース> ●中古車専門店を苦しめる「買い取り価格」競争(9/28) http://toyokeizai.net/articles/-/190665  最大手IDOM(旧ガリバー)が、「買い取り専業」というスタイルで中古車業 界に新風を吹き込んでから20年以上が経つ今、業界が不振にあえいでいる。 同社の急成長を横目に、新規参入が相次ぎ競争が激化、需要はそのままなのに 買い取り価格が暴騰した。追い打ちをかけるのが新車ディーラーの存在や、ネ ットの一括査定・・・ ●英ダイソン、電気自動車に参入(9/27) https://goo.gl/ExoChg  英家電大手ダイソンの創業者ジェームズ・ダイソン氏は、独自技術での電気 自動車市場参入を明らかにした。主力のコードレス掃除機などで培った蓄電池 やモーターの技術を生かし、2020年までの投入をめざし、開発チームの増強 を急ぐ・・・ ─────────────────────────────────── <リコール・不具合情報> ●スズキ、「パレット」「ルークス」等52万台のリコール届出(9/28) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_002742.html  対象車種 :スズキ・パレット、日産・ルークス、マツダ・フレアワゴン  部位・状況:電動パワーステアリングの不具合。アシスト機能が停止し、操        作力が増大するおそれ  製作期間 :平成20年1月9日〜平成25年2月26日  対象台数 :519,651台 ●三菱、「デリカD:5」「アウトランダー」等のリコール届出(9/28) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_002744.html  対象車種 :デリカD:5、アウトランダー、RVR、ギャラン、ランサーエボ        リューション  部位・状況:エンジンコントロールユニットの不具合。走行中にエンストし        て再始動不能となるおそれ  製作期間 :平成26年1月25日〜平成28年7月4日  対象台数 :41,697台台 ●三菱、「デリカD:5」のリコール届出(9/28) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_002745.html  対象車種 :デリカD:5  部位・状況:ディーゼルエンジン車の排気ガス再循環装置の不具合。窒素酸        化物排出量が増加するおそれ  製作期間 :平成24年1月28日〜平成29年6月23日  対象台数 :40,390台台 ●MBJ、「Cクラス」等60車種のリコール届出(9/28) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_002749.html  対象車種 :Cクラス、GLC、Sクラス、マイバッハ  部位・状況:燃料システム制御モジュールの不具合。異常時に警告灯が点灯        しない  輸入期間 :平成25年7月6日〜平成29年8月22日  対象台数 :16,532台 ●MBJ、「GLK」のリコール届出(9/28) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_002747.html  対象車種 :GLK350  部位・状況:エンジンコントロールユニットの不具合。NOx排出量が基準値        を超えるおそれ  製作期間 :平成24年2月22日〜平成27年6月7日  対象台数 :1,835台 ●MBJ、「Vクラス」のリコール届出(9/28) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_002748.html  対象車種 :V220d  部位・状況:リアランプユニットの一部が露出し、保安基準に不適合  輸入期間 :平成27年5月23日〜平成29年4月21日  対象台数 :1,043台 ●MBJ、「A/Bクラス」「CLA」等のリコール届出(9/28) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_002746.html  対象車種 :Aクラス、Bクラス、CLA、GLA、Eクラス  部位・状況:始動装置の不具合。始動電流リミッタが発熱、発火するおそれ  輸入期間 :平成26年8月26日〜平成29年3月8日  対象台数 :22,404台 ●MBJ、「スマート」のリコール届出(9/28) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_002750.html  対象車種 :スマート  部位・状況:駐車ブレーキの不具合。制動力が低下するおそれ  輸入期間 :平成27年8月5日〜平成29年4月13日  対象台数 :690台 ●アストンマーティン、「DB11」のリコール届出(9/27) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_002743.html  対象車種 :DB11  部位・状況:タイヤ空気圧監視装置の不具合。設計値より低い空気圧で警告        灯が点灯するおそれ  製作期間 :平成28年10月14日〜平成29年6月19日  対象台数 :123台 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【運転免許試験問題集】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  難問奇問?満載の運転免許の学科試験!悔し涙を流された方もさぞ多いこと でしょう。最新問題1200題を収録した「運転免許試験問題集」より、いくつ かご紹介します。「○」or「×」? Q1.高速自動車国道では、総排気量660cc以下の普通自動車の最高速度は、   100キロメートル毎時である。 Q2.総排気量660cc以下の普通自動車の積み荷の高さは、地上から2.5メート   ルをこえてはならない。 ★解答は文末をご覧下さい。 “現役”ドライバーの皆さんは、もちろん正解ですね。(^J^) http://kurumart.jp/lc/ http://kurumart.jp/i/lc/ (携帯) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【マイカー採点簿】皆さんのマイカーを採点して下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★今週は掲載可能な新規投稿はありませんでした。  皆さんもマイカーを採点してみませんか。掲載分についてはもれなく図書カ  ードを差し上げます。Webサイトのフォームよりご送信下さい。 http://kurumart.jp/saiten/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【車何でもランキング】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●車両重量の軽い/重いクルマは?〜ハッチバック/セダン  「新車データベース」(2017年2月現在)より、各車最も数値の小さい/大き いタイプ・グレードを比較、掲載しています。以降はサイトをご覧ください。 http://kurumart.jp/ranking/ ─────────────────────────────────── ○ハッチバック/小型セダン <軽い車> 1.カローラアクシオ(トヨタ) 1050 kg 2.グレイス(ホンダ) 1110 3.アリオン(トヨタ) 1200 3.プレミオ(トヨタ) 1200 <重い車> 1.5シリーズグランツーリズモ(BMW) 2190 kg 2.Cクラス(ベンツ) 1830 3.2シリーズアクティブツアラー(BMW) 1740 ─────────────────────────────────── ○中大型セダン <軽い車> 1.アテンザ(マツダ) 1440 kg 2.ティアナ(日産) 1460 2.パサート(VW) 1460 <重い車> 1.ファントム(ロールスロイス) 2710 kg 1.ミュルザンヌ(ベントレー) 2710 3.ゴースト(ロールスロイス) 2580 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【コラム&レビュー】クルマ&クルマ業界辛口?批評! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●新車心象風景:トヨタ・カムリ  いろいろな部分でズレている感じがするんである。  まず、大のオトナが妙に舞い上がった発表会の雰囲気からしておかしかった。 いや、いいクルマができたという自負は歓迎するけれど、開発主査が前のめり で「がんばりました!」と声を高める姿に、冒頭いきなり引いたわけだ。  そこに「ビューティフル・モンスター」である。耳を疑ったというか、聞い ているこっちが恥ずかしい具合だ。発案は代理店なのか宣伝部なのか知らない けれど、止める勇気を持った人間はいなかったのか?  さらに、アンバサダーのテリー伊藤氏と続く。そもそも80年代の元気のよ さ云々の安易なコンセプトが疑問だけど、そこでテリー氏という時代錯誤な選 択が、まるで凋落のフジテレビを見るようでとても残念。  トドメが「理屈抜きにカッコいいスタイル」。プロダクトデザインの花形と して、徹底したコンセプト作りから始めるはずの自動車デザインに対し、作り 手自身が「理屈抜き」と言い放つことが、一体どういうことか分かっているん だろうか?  発表会では、デザイン部に訪れた章男社長が候補案を見て「この中でいちば んカムリらしくないのを選べばいいんだよね?」などと発したことが誇らしげ に語られる始末。え、クルマのデザインってそういう次元の話なの?  新しいカムリは、車台からすべて新設計で望める貴重な機会だったそう。け れども、ゼロから始められる状況でこそ、本来の実力やセンスが問われる。何 でもできるからこそ、その仕事内容が注視される。  TNGA思想による走りの性能はともかく、勢い余ってズレまくったコンセプ トや、ラインが交錯する煩雑なスタイルが、どうやらその回答らしい。この途 方もない軽さは一体どこから来るんだろう?  これでもって「セダンの復権」などと構えるのは、中身のない大口を連発す るどこかの政権みたいで、実に虚しいんである。                      (17/09/26 すぎもとたかよし) ─────────────────────────────────── ●ショートコラム掲載:ネオ・クラシックカーグッドデザイン太鼓判!  80〜90年代のネオ・クラシックな日本車から、グッドデザインなクルマを 振り返る本シリーズ。第13回目は、日産「オースターJX」。後のプリメーラ の原型となる先進のFFグランツーリスモ! https://clicccar.com/2017/09/27/515263/                      (17/09/18 すぎもとたかよし) ★Web上でバックナンバーがご覧いただけます。 http://kurumart.jp/column/ ─…─ PR …─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─ □■□ 広告掲載・募集について □■□ □ □ 『くるまーと』Webサイトおよびメールマガジンに広告を掲載します。 □ □■□ お問い合わせは info@kurumart.jp まで □■□ ─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─ 【運転免許試験問題解答】  Q1:○  Q2:○ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □『週刊くるまーと』は、下記サービスを利用して発行しています。  「まぐまぐ ID:0000025684」、「melma! 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