━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    /*__♪ 『週刊くるまーと〜賢く選んで、楽しく運転〜』   ◎−◎= …………………………………………………………………       〜 第 898号 2017年 7月22日発行 総配信数 4,950部 〜 ───────────────────────────────────    □■“Web Portal for Joyful Carlife” http://kurumart.jp/ ■□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【ニュース&トピックス】 ・三菱、「アウトランダー」の特別仕様車を発売 他 【運転免許試験問題集】 ・上り坂の頂上付近で? 【マイカー採点簿】 ・BMW「1シリーズ」 【車何でもランキング】 ・ボディサイズ〜クーペ/オープン/スポーツ 【コラム&レビュー】 ・新車心象風景:ダイハツ・ミライース ・ショートコラム掲載 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【今週の『くるまーと』】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★「新車データベース」「国産車サマリー」「マイカー採点簿」「ニュース& トピックス」等を更新しました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【ニュース&トピックス】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <新車ニュース> ●三菱、「アウトランダー」の特別仕様車を発売(7/20) https://goo.gl/GhtcKr  三菱自動車は、「アウトランダー」の特別仕様車「ACTIVE GEAR」を発売 した。内外装の随所にオレンジのアクセントカラーを採用、アウトドアレジャ ーシーンにより映えるデザインに。ルーフレールやスマホ連動オーディオなど も標準装備。268.1万/295.3万円(税別)。 ●トヨタ、「ランドクルーザー」を一部改良(7/20) http://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/17831166/  トヨタは、「ランドクルーザー」を一部改良、発売した。電動格納式ドアミ ラーのオート格納機能追加、パワーイージーアクセスシステムの新採用、新内 装色追加など。437.8万〜633万円(税別)。 ●VGJ、「ゴルフ」シリーズ等を一部改良(7/20) https://goo.gl/gCXyah  フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、「ゴルフ」シリーズなど主要 モデルを一部改良、発売した。純正インフォテイメントシステムや先進安全装 備の機能を大幅向上など。対象車種は、「ザ・ビートル」「ゴルフ」シリーズ (ゴルフ/ヴァリアント/オールトラック/トゥーラン」「ティグアン」「パサー ト/パサートヴァリアント」。239.9万〜569.9万円(税込)。 ●FCAJ、「アバルト595」の限定車を発売(7/19) http://www.fcagroup.jp/media/499/  FCAジャパンは、「アバルト595」の限定車「Competizione Performance Package」を、100台限定で7月29日より発売する。MTモデルをベースに、 機械式リミテッドスリップデフや、専用デザインアロイホイールなどを採用、 スポーツ性を向上。368万円(税別)。 ●ボルボJ、「90」シリーズを一部改良(7/14) https://www.vcj-press.jp/pressrelease/20170714-1  ボルボ・カー・ジャパンは、「V90」「V90クロスカントリー」「XC90」 を一部改良、発売した。先進安全・運転支援機能の機能向上(対向車線衝突回 避支援機能など)や、新内外装カラー追加など。669万〜1299万円(税込)。 ─────────────────────────────────── <業界ニュース> ●冬用タイヤ商戦、早くも火蓋(7/21) https://goo.gl/ii1oiw  冬を見据えた大手タイヤメーカーのスタッドレスタイヤ商戦の火蓋が切られ た。各社はブレーキ性能などを向上させた新製品を相次いで投入する一方、主 要原材料の天然ゴムや合成ゴムの価格高騰を受け、夏用に続き冬用タイヤを値 上げする状況に追い込まれた・・・ ●マツダ、最重要の米国で挑む「ブランド改革」(7/19) http://toyokeizai.net/articles/-/180972  かつて「浮沈を繰り返す会社」と揶揄されることも多かったマツダ。リーマ ンショック後に4期連続の最終赤字に陥ったが、環境性能と走行性能を両立し たスカイアクティブ技術と新デザインを採用した商品群のヒットで復活を遂げ た。そして今取り組むのが「利益の半分以上を稼ぐ」米国市場での販売改革。 昨年、北米統括会社社長に約20年ぶりに日本人が就任・・・ ●ポルシェ、ディーゼルエンジン撤退も視野(7/19) http://toyokeizai.net/articles/-/181172  独VWの排ガス不正問題を受け、傘下のスポーツカーブランド「ポルシェ」 のCEOは、ディーゼルエンジンからの撤退可能性を明らかにした。ポルシェは 世界販売に占めるディーゼル車比率が約15%。同傘下のアウディは欧州販売の 3分の2を占める。2025年までに25%に達する可能性があるとするEVやPHEV を含め、経営戦略を見直す・・・ ─────────────────────────────────── <リコール・不具合情報> ●テスラJ、「モデルS」等のリコール届出(7/21) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_002682.html  対象車種 :モデルS、モデルX  部位・状況:駐車ブレーキキャリパーの不具合。ブレーキの解除ができなく        なるおそれ  輸入期間 :平成28年4月11日〜平成29年4月27日  対象台数 :184台 ●スバル、「インプレッサ」「XV」のリコール届出(7/20) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_002684.html  対象車種 :インプレッサスポーツ/G4、XV  部位・状況:チャイルドシート座席位置別適合性が取扱説明書に不記載  製作期間 :平成28年10月3日〜平成29年6月9日  対象台数 :42,080台 ●三菱、「アウトランダー」のリコール届出(7/20) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_002683.html  対象車種 :アウトランダー  部位・状況:フロントワイパーモーターが作動しなくなるおそれ  製作期間 :平成17年9月22日〜平成24年10月1日  対象台数 :73,235台 ●スズキ、「アルト」等のリコール届出(7/20) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_002679.html  対象車種 :アルト、アルトラパン、マツダ・キャロル  部位・状況:燃料タンクの不具合。満タン給油時に燃料が漏れるおそれ  製作期間 :平成28年10月5日〜平成28年10月18日  対象台数 :2,273台 ●ボルボJ、「V40/V60」等のリコール届出(7/18) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_002681.html  対象車種 :V40/V40クロスカントリー、V60、V70、S60、S80  部位・状況:エンジン冷却装置の不具合。冷却水やオイルが漏れて、オーバー        ヒートや火災に至るおそれ  製作期間 :平成22年12月3日〜平成27年7月15日  対象台数 :36,299台 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【運転免許試験問題集】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  難問奇問?満載の運転免許の学科試験!悔し涙を流された方もさぞ多いこと でしょう。最新問題1200題を収録した「運転免許試験問題集」より、いくつ かご紹介します。「○」or「×」? Q1.上り坂の頂上付近で自転車を追い越したが、違反にならない。 Q2.上り坂の頂上付近で原動機付自転車を追い越したが、違反にならない。 ★解答は文末をご覧下さい。 “現役”ドライバーの皆さんは、もちろん正解ですね。(^J^) http://kurumart.jp/lc/ http://kurumart.jp/i/lc/ (携帯) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【マイカー採点簿】皆さんのマイカーを採点して下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●BMW「1シリーズ」  神奈川県にお住いの、吉田敏朗さん(40代男性)の採点簿です。 1.メーカー・車名:BMW「1シリーズ」 2.車両概要   :1500cc、 FR、 8AT、 118i ファッショニスタ(限定車) 3.購入時期・形態:17年3月、中古車(16年式) 4.総走行距離数 :11,000km 5.主な使用状況 :レジャー 6.スタイル外観 :10 7.スタイル内装 :10 8.走り     :10 9.操作性    :10 10.居住性    : 8 11.燃費     : 8 12.総合評価   : 9 13.寸評(良い点) : ○ミネラルホワイト(ホワイトメタリック)は、まぶしいくらい美しい。 ○フロントマスク。 マイナーチェンジで、ブサカワイイからカッコイイになった。 ○豪華なアイボリー本革内装。特別仕様車ならでは。 ○快適な後席エアコン吹き出し口。 ○1500cc/直列3気筒らしからぬ静かなエンジン。 14.寸評(不満な点): ×17インチタイヤ&ホイールはカッコイイが、硬めの乗り心地。 ×コンフォートモードで発生しやすいシフトショック(1→2速に入る際)。 ×居住性。 177cmの私が運転席に座ると、後席にはこぶし1つしか残らない。 ×本革シートは、夏は暑くなり冬は冷たくなり、ファブリックシートよりも温 度変化が大きい。運転席と助手席にはシートヒーターが付いているが、後席 には無いので市販品を装着。 ×3シリーズと同じプラットフォームだが、静粛性はわずかに劣る。 ─────────────────────────────────── 15.その他自由意見: ◇最後のFR車になるらしい1シリーズに再び戻ってくるとは、やはりBMWは 魅力的。 よく言われるように、もうこの身体感覚からは抜けられない位。 ◇50:50の重量配分による優れたハンドリングとフラットな乗り心地は、流石 としか言いようがない。 ◇ファッショニスタに標準の40:20:40の後席分割(3シリーズ的)は、便利かつ 後席アームレストは快適。 ◇後期モデルは、3気筒ガソリンと4気筒ディーゼルを載せるためか、エンジン マウントが振動をほとんど吸収して静かになった印象。 以前乗っていた「116i」(前期モデル)よりも明らかに振動が少ない。 http://kurumart.jp/saiten/back/back1845.html ◇BMWの高年式中古車(少走行)は、コストパフォーマンスが最高。 国産新車(Cセグメント)と同等価格で圧倒的な性能が手に入る。 ─────────────────────────────────── ★皆さんもマイカーを採点してみませんか。掲載分についてはもれなく図書カ  ードを差し上げます。Webサイトのフォームよりご送信下さい。 http://kurumart.jp/saiten/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【車何でもランキング】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●「新車データベース」(2017年2月現在)から、ボディサイズ(全長×全幅×全 高)を比較してみました。各車最も数値の小さい/大きいタイプ・グレードを比 較、掲載しています。今週は、クーペ/オープン/スポーツの上位をご紹介しま す。以降はWebサイトをご覧ください。 http://kurumart.jp/ranking/ ─────────────────────────────────── ○全長が短い車 1.500C フィアット 3570 mm 2.アバルト500 フィアット 3655 2.アバルト595 フィアット 3655 ○全長が長い車 1.ファントム ロールスロイス 5605 mm 2.レイス ロールスロイス 5269 3.パナメーラ ポルシェ 5199 ─────────────────────────────────── ○全幅が狭い車 1.500C フィアット 1625 mm 1.アバルト500 フィアット 1625 1.アバルト595 フィアット 1625 ○全幅が広い車 1.ヴァンキッシュ アストンマーチン 2067 mm 2.アヴァンタドール ランボルギーニ 2030 3.ファントム ロールスロイス 1985 ─────────────────────────────────── ○全高が低い車 1.エリーゼ ロータス 1130 mm 1.エキシージ ロータス 1130 3.アヴェンタドール ランボルギーニ 1136 ○全高が高い車 1.ファントム ロールスロイス 1600 mm 2.アバルト500 フィアット 1515 3.アバルト595 フィアット 1515 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【コラム&レビュー】クルマ&クルマ業界辛口?批評! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●新車心象風景:ダイハツ・ミライース  ミラ イースって何だっけ?という話なんである。  そもそもは2009年の東京ショーに出品されたコンセプトカーの「e:S」が、 なぜかその原形を留めないカタチでデビューしたあたりからズレが始まった気 がする。  乾いた雑巾を絞るような効率化と簡素化を推し進めるコンセプトながら、意 外なほどオーソドックスなスタイルで登場した初代は、たしかに安くて燃費が いいけれど、サイズを含め特別感がまったくない不思議なクルマになったんで ある。  で、新型は基本、その初代のブラッシュアップ版だ。妙に評判のいいスタイ ルは、なるほどエッジを利かせたシャープなものだけど、基本形は初代そのも の。パネルの質感云々よりも、まずなぜこのカタチなのか、なぜこのサイズが 疑問だ。  さらに、あまりに簡素過ぎるという先代ユーザーの声に応え、コストぎりぎ りで頑張ったインテリアが逆に「貧相な豪華さ」を招き、あれ、ミラ イースっ てこういうのだっけ?の思いを加速させいる。  一方、変わらなかった燃費値については、不毛な燃費競争から下りた、実を 取ったなどこれまた絶賛状況だけど、そういう諸々を勘案すれば「だったらミ ラでいいんじゃないの?」と思えてくるんである。  もちろん、そうなればダイハツ自慢のイーステクノロジーって何だっけ? 第3のエコカーって? ともなるわけで、初代からのズレがここでますます広が っていく感じだ。  あちこち欠点・弱点潰しをやっているうちに、そもそもの商品テーマがぼん やりするのはよくある話。しかも、ミライースは初代からぼんやりしていたか ら尚更なんである。  発表会では、いかにエンジニアが工夫を重ね、デザイナーはいかに細部にま でこだわったのかが語られていた。それは本当なんだろうけど、しかし、そう いうことじゃないことに、もうそろそろ気付くべきなんじゃないかと思うんで ある。                       (17/07/17 すぎもとたかよし) ─────────────────────────────────── ●ショートコラム掲載:ネオ・クラシックカーグッドデザイン太鼓判!  80〜90年代のネオ・クラシックな日本車から、グッドデザインなクルマを 振り返る本シリーズ。第5回目は、井上陽水のユニークなCMとともに登場した 時代を先取りしたパーソナルセダン初代「日産・セフィーロ」! https://clicccar.com/2017/07/15/492065/                       (17/07/15 すぎもとたかよし) ★Web上でバックナンバーがご覧いただけます。 http://kurumart.jp/column/ ─…─ PR …─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─ □■□ 広告掲載・募集について □■□ □ □ 『くるまーと』Webサイトおよびメールマガジンに広告を掲載します。 □ □■□ お問い合わせは info@kurumart.jp まで □■□ ─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─ 【運転免許試験問題解答】  Q1:○  Q2:× ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □『週刊くるまーと』は、下記サービスを利用して発行しています。  「まぐまぐ ID:0000025684」、「melma! ID:00017576」 □配信の停止や配信先の変更は、下記URLからお願いいたします。  バックナンバーもご覧いただけます。 http://kurumart.jp/mag/ □『週刊くるまーと〜賢く選んで、楽しく運転〜』の全文または一部文章を、  許可無く転載することを禁じます。 ───────────────────────────────────   ■□■ 企画・制作 (有)マイクル http://www.micle.co.jp/ ■□■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━