━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    /*__♪ 『週刊くるまーと〜賢く選んで、楽しく運転〜』   ◎−◎= …………………………………………………………………       〜 第 895号 2017年 7月 1日発行 総配信数 4,950部 〜 ───────────────────────────────────    □■“Web Portal for Joyful Carlife” http://kurumart.jp/ ■□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【ニュース&トピックス】 ・ホンダ、「フィット」をマイナーチェンジ 他 【運転免許試験問題集】 ・徐行しなくてもよい? 他 【車何でもランキング】 ・ボディサイズ〜ステーションワゴン 【コラム&レビュー】 ・自動車雑誌を斬る!:売れないけど大好き? ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【今週の『くるまーと』】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★「新車データベース」「国産車サマリー」「ニュース&トピックス」等を更 新しました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【ニュース&トピックス】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <新車ニュース> ●ホンダ、「フィット」をマイナーチェンジ(6/29) http://www.honda.co.jp/news/2017/4170629-fit.html  ホンダは、「フィット」をマイナーチェンジ、発売した。内外装を刷新、ス ポーティーさや先進性を強調するとともに、先進安全運転支援システム「Hon da SENSING」を新採用。ボディー剛性強化やパワートレインの改良により、 乗り心地や静粛性、燃費性能を向上。1.3L/1.5Lガソリンモデルとハイブリッ ドモデルをラインアップ。132.3万〜219.2万円(税別)。 ●ルノーJ、「トゥインゴ」の限定車を発売(6/29) http://www.renault.jp/car_lineup/twingo/nocturne/  ルノー・ジャポンは、「トゥインゴ」の限定車「ノクターン」を100台限定 で発売した。パリの夏の夕暮れをイメージし、紫がかったブルーの専用内外装 や、レザー調コンビシートなどを装備。199万円(税込)。 ●FCAJ、「ジープラングラー」の限定車を発売(6/29) http://www.fcagroup.jp/media/497/  FCAジャパンは、「ジープラングラー」の限定車「JK」を、100台限定で7 月8日より発売する。4ドアモデルをベースに、ホワイトハードトップやブラッ クレザーシートなどによりプレミアム感を向上。396万円(税別)。 ●マツダ、「CX-3」を一部改良(6/28) https://goo.gl/wx9VPj  マツダは、「CX-3」を一部改良、発売した。1.5Lディーゼルエンジンモデ ル「XD」に加え、2.0Lガソリンモデル「20S」を追加するとともに、先進安 全技術「i-ACTIVSENSE」を全車標準装備に。20Sは、新燃費基準「WLTCモ ード」の認可を先行取得、7月27日発売予定。210.6万〜303.4万円(税込)。 特別仕様車「Noble Brown」も継続設定。 ●アストンマーティンJ、「DB11」にV8モデルを追加(6/28) http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1067812.html  アストンマーティン・ジャパンは、「DB11」に新モデルを追加、受注を開 始した。納車は本年末開始予定。既販5.2L V12ターボエンジンに加え、メル セデスAMG製4.0L V8ターボエンジンを追加。2193.89万円(税込)。 ●FCAJ、フィアット「500」の限定車を発売(6/28) http://www.fcagroup.jp/media/495/  FCAジャパンは、フィアット「500」の限定車「500S Plus」を、7月8日よ り100台限定で発売する。5速MT仕様車に、スポーティさを演出する新意匠16 インチホイールなどを採用。219万円(税別)。 ●FCAJ、フィアット「500C」の限定車を発売(6/28) http://www.fcagroup.jp/media/496/  FCAジャパンは、フィアット「500C」の限定車「Ivory Top」を、7月8日 より60台限定で発売する。TwinAirエンジン搭載車をベースに、スタイリッ シュなアイボリーのソフトトップや、12スポーク16インチアルミホイールな どを採用。261.5万円(税別)。 ●MBJ、「AMG GT」にレーシングモデルを追加(6/27) http://www.mercedes-benz.jp/news/release/2017/20170627_1.pdf  メルセデス・ベンツ日本は、メルセデスAMG社による完全自社開発スポー ツカー「AMG GT」に、公道走行可能なレーシングモデル「GT R」を追加、 発売した。最高出力585PSの新開発4.0L直噴ツインターボエンジンや、同社 初の4輪操舵システムなどを搭載。2300万円(税込)。 ●VGJ、「ザ・ビートル」の限定車を発売(6/27) https://goo.gl/MiSDYp  フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、「ザ・ビートル」の限定車「 Dune」を、300台限定で発売した。「R-Line」をベースに、専用内外装や同 サスペンションなどを採用、クロスコンセプトモデルらしさを強調。純正ナビ システムなど装備も充実。326.9万円(税込)。 ●VGJ、「up!」の限定車を発売(6/27) https://goo.gl/s2cHvS  フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、スモールカー「up!」の限定 車「cross up!」を、300台限定で発売した。専用バンパー、ルーフレール、 16インチアルミホイールなどを採用、SUVルックを強調。プレミアムサウン ドシステムなど装備も充実。207.9万円(税込)。 ●トヨタ、新型「レクサスLS」を先行公開(6/26) http://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/17277039/  トヨタ自動車は、本年秋にフルモデルチェンジ予定の新型「レクサスLS」 を先行公開するとともに、搭載予定の先進予防安全技術を公表した。 ─────────────────────────────────── <業界ニュース> ●日産は新体制で「ゴーン長期政権」が残した課題を解決できるか(6/30) http://diamond.jp/articles/-/133749  実に18年もの間日産を率いてきたゴーン氏。今年4月1日付けで社長兼CEO を西川(さいかわ)廣人氏に譲り、氏はルノー・日産・三菱自3社の会長に。ゴ ーン日産時代が長くなるにつれ、コミットメントの未達、日本市場の大幅シェ アダウン、世界のEVリーダー化の遅れなど、長期政権がゆえに浮き彫りにな った問題点も。西川新体制はこうした課題を解決できるか・・・ ●タカタの民事再生が一筋縄ではいかない理由(6/29) http://toyokeizai.net/articles/-/178387  エアバッグの異常破裂問題で経営悪化に陥っていたタカタが、東京地方裁判 所に民事再生法の適用を申請した。負債総額は1兆7000億円規模になる見通し で、製造業としては戦後最大の経営破綻に。同時に、米KSS(中国企業の100% 子会社)に1750億円で事業を譲渡する基本合意も発表。負債の中身は一般債務 がほとんど。なおかつ、この規模の会社にもかかわらず、会社更生ではなく、 民事再生という手段を取ったのは特異な事例・・・ ─────────────────────────────────── <リコール・不具合情報> ●アウディJ、「A4」等のリコール届出(6/29) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_002662.html  対象車種 :A4、A4アバント、A5、A6 等  部位・状況:エンジンコントロールユニットの不具合。クーラントポンプの        配線が溶損し、火災に至るおそれ  輸入期間 :平成23年1月26日〜平成29年2月10日  対象台数 :25,738台 ●アウディJ、「Q5」「Q7」等のリコール届出(6/29) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_002661.html  対象車種 :Q5、SQ5、Q7  部位・状況:燃料ポンプフィルターフランジの不具合。亀裂が生じ燃料が漏        れるおそれ  輸入期間 :平成18年9月28日〜平成29年3月15日  対象台数 :13,968台 ●BMWJ、「X1」のリコール届出(6/26) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_002653.html  対象車種 :X1 xDrive 18i/18d/20i/25i  部位・状況:ダッシュボードの製造不良。衝突時に、助手席側エアバッグが        正常に展開せず、乗員が過度の傷害を負うおそれ  製作期間 :平成28年6月11日〜平成29年1月10日  対象台数 :3,980台 ●BMWJ、「3/5シリーズ」等のリコール届出(6/26) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_002652.html  対象車種 :135i、335i、535i、640i、740i、Z4 等12車種  部位・状況:ジョイントディスクの製造不良。プロペラシャフトが外れ、走        行不能となるおそれ  製作期間 :平成22年12月9日〜平成23年5月30日  対象台数 :437台 ●マセラティJ、「ギブリ」等のリコール届出(6/26) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_002655.html  対象車種 :ギブリ、クアトロポルテ、レヴァンテ  部位・状況:電動パワーシートの不具合。配線が損傷して短絡し、火災に至        るおそれ  輸入期間 :平成25年4月17日〜平成29年4月12日  対象台数 :4,276台 ●マセラティJ、「ギブリ」等のリコール届出(6/26) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_002654.html  対象車種 :ギブリ、クアトロポルテ、レヴァンテ、グラントゥーリズモ 等  部位・状況:助手席エアバッグ警告ラベルの誤記。保安基準に不適合  輸入期間 :平成27年5月15日〜平成29年3月21日  対象台数 :1,089台 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【運転免許試験問題集】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  難問奇問?満載の運転免許の学科試験!悔し涙を流された方もさぞ多いこと でしょう。最新問題1200題を収録した「運転免許試験問題集」より、いくつ かご紹介します。「○」or「×」? Q1.徐行の標識の設けてあるところでも、他の交通がないときは速度を落とさ   ないで進行できる。 Q2.左右の見通しの悪い交差点であっても、信号機による交通整理が行われて   いれば、徐行しなくてもよい。 ★解答は文末をご覧下さい。 “現役”ドライバーの皆さんは、もちろん正解ですね。(^J^) http://kurumart.jp/lc/ http://kurumart.jp/i/lc/ (携帯) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【マイカー採点簿】皆さんのマイカーを採点して下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★今週は掲載可能な新規投稿はありませんでした。  皆さんもマイカーを採点してみませんか。掲載分についてはもれなく図書カ  ードを差し上げます。Webサイトのフォームよりご送信下さい。 http://kurumart.jp/saiten/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【車何でもランキング】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●「新車データベース」(2017年2月現在)から、ボディサイズ(全長×全幅×全 高)を比較してみました。各車最も数値の小さい/大きいタイプ・グレードを比 較、掲載しています。今週は、ステーションワゴンの上位をご紹介します。以 降はサイトをご覧ください。 http://kurumart.jp/ranking/ ─────────────────────────────────── ○全長が短い車 1.カローラフィールダー トヨタ 4400mm 1.シャトル ホンダ 4400 3.ウイングロード 日産 4415 ○全長が長い車 1.CLSシューティングブレーク ベンツ 4960mm 1.Eクラスワゴン ベンツ 4960 3.A6アバント アウディ 4955 ─────────────────────────────────── ○全幅が狭い車 1.ウイングロード 日産 1695 mm 1.カローラフィールダー トヨタ 1695 1.シャトル ホンダ 1695 ○全幅が広い車 1.V70 ボルボ 1890 mm 2.CLSシューティングブレーク ベンツ 1880 3.A6アバント アウディ 1875 ─────────────────────────────────── ○全高が低い車 1.CLSシューティングブレーク ベンツ 1420 mm 2.A4アバント アウディ 1435 2.CLAシューティングブレーク ベンツ 1435 ○全高が高い車 1.プリウスα トヨタ 1575 mm 1.メビウス ダイハツ 1575 3.シャトル ホンダ 1575 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【コラム&レビュー】クルマ&クルマ業界辛口?批評! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●自動車雑誌を斬る!:売れないけど大好き?  もどかしいというか、残念な感じだなあと思う。  一旦途絶えていた国内でのシビックブランドが、この夏に復活する。ホンダ からの正式な発表に、とりわけコンビニ系雑誌を中心に話題沸騰なんである。  けれども、評論家の国沢氏が「このシビックは売れない」発言をしたあたり から、雑誌記事も同様の曇り具合で、北米指向のボディに対し若干の疑問が挟 まれたりする。  たしかに、公開された10代目はまず寸法的にデカく、写真で見ればドヨンと ひょろ長いボディが実に酷いことになっている。いや、シビックとしてどうか? という以前の問題で、これがインテグラでもアコードでも同じことだ。  じゃあ、なんで話題沸騰なのかといえば、そこにタイプRがあるからだろう。 評論家も読者も大好きなホンダのトップ・スポーツグレード。だから、ダメだ と言いつつやっぱり黙ってられないと。それが何とも残念な感じだ。  そうして、いよいよ試乗会ともなると「いいところ」を次々に挙げ始める。 日頃から”持ち上げ系”の評論家の中には、「これはスマッシュヒットになるか も」などと言い始める始末で。  一方、「いいクルマができたので、国内でも売りたいと思った」というホン ダのコメントがまた残念。シビックが肥大化し、実質フィットに取って代わっ てしまった状況は何ひとつ変わっていないのに、さらに大きくなって大味な新 型を売ろうという神経がすごい。  「ヒットはしないでしょうが、それなりの数は売れるとは思います」という コメントは、どこか不振のF1スタッフによる「確実に進歩しています」的な空 虚感に溢れているんである。ああ、ついにホンダも大企業病か?という。  メディアや評論家は、疑問があるならしっかり書く。売るべきでないと思う ならちゃんと理由を添えて意志表示する。メーカーが頓珍漢なのも残念だけど、 書き手側のグズグズ感が加速しているのはもっと空しい。  少なくとも今回のシビックに限って言えば、そんなことをやっても、読者も 含めて誰ひとり得るものがないことに、どうして気がつかないのかと思う。                      (17/06/27 すぎもとたかよし) ★Web上でバックナンバーがご覧いただけます。 http://kurumart.jp/column/ ─…─ PR …─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─ □■□ 広告掲載・募集について □■□ □ □ 『くるまーと』Webサイトおよびメールマガジンに広告を掲載します。 □ □■□ お問い合わせは info@kurumart.jp まで □■□ ─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─ 【運転免許試験問題解答】  Q1:× 必ず徐行します。  Q2:○ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □『週刊くるまーと』は、下記サービスを利用して発行しています。  「まぐまぐ ID:0000025684」、「melma! 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