━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    /*__♪ 『週刊くるまーと〜賢く選んで、楽しく運転〜』   ◎−◎= …………………………………………………………………       〜 第 886号 2017年 4月29日発行 総配信数 4,950部 〜 ───────────────────────────────────    □■“Web Portal for Joyful Carlife” http://kurumart.jp/ ■□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  ゴールデンウィークがスタートしました。恒例の渋滞も、相変わらず随所で 発生しているようです。  御身ご自愛のうえ、健やかにお過ごしください。  事前の情報収集は、「厳選クルマリンク〜道路・交通情報」で! http://kurumart.jp/link/linkmain3.html#douro ─────────────────────────────────── 【今週の『くるまーと』】 「コラム&レビュー」追加 他 【ニュース&トピックス】 ・日産、「デイズ/デイズルークス」の特別仕様車を発売 他 【運転免許試験問題集】 ・踏切を通過するときは? 他 【車何でもランキング】 ・コストバリューの高い/低いクルマは?(2) 【コラム&レビュー】 ・新車心象風景:マツダ・CX-5 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【今週の『くるまーと』】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●「コラム&レビュー」追加 http://kurumart.jp/column/  すぎもとたかよしの「車社会ニッポン」に、「自動車雑誌を斬る!:タイト ル先行?」を追加しました。 ─────────────────────────────────── ★上記の他「新車データベース」「国産車サマリー」「ニュース&トピックス」 等を更新しました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【ニュース&トピックス】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <新車ニュース> ●マツダ、新型SUV「CX-8」を2017年中に発売(4/28) https://goo.gl/DgHW2J  マツダは、新型クロスオーバーSUV「CX-8」を、2017年中に発売する。国 内向け新世代商品初の3列シート採用モデルで、2.2Lクリーンディーゼルエン ジン/6速AT搭載。 ●FCAJ、フィアット「500」の限定車を発売(4/28) http://www.fcagroup.jp/media/483/  FCAジャパンは、フィアット「500」のお買い得限定車「Navigation Packa ge」を、5月13日より150台限定で発売する。「1.2 Pop」をベースに、ナビ システムや車載ナノイー発生機を装備。190万円(税別)。 ●BMWJ、「2シリーズ AT/GT」を一部改良(4/28) http://www.bmw.co.jp/ja/press/2017/20170428.html  ビー・エム・ダブリューは、「2シリーズ アクティブ ツアラー/グランツア ラー」を一部改良、発売した。一部モデルについて、駐車支援システムの機能 向上、フロント・シート・ヒーティングを追加。393万〜541万円(税込)。 ●VGJ、「up!」をマイナーチェンジ(4/27) http://www.nikkei.com/article/DGXLRSP443891_X20C17A4000000/  フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、同社最小モデル「up!」をマ イナーチェンジ、発売した。内外装をシャープでスポーティに刷新するととも に、専用アプリによるスマートフォンとのコネクティビティ強化、オートライ トなど安全・快適装備をより充実。1.0Lエンジン/5速ASG搭載車(2ドア/4ド ア)をラインアップ。158.7万〜193.8万円(税込)。 ●VGJ、「up!」の限定車を発売(4/27) http://www.nikkei.com/article/DGXLRSP443895_X20C17A4000000/  フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、「up!」の限定車2モデルを発 売した。「up! with beats」は、世界的オーディオブランドBeatsとのコラボ レーションモデルで、プレミアムサウンドシステムなどを搭載。限定600台。 172.3万/192.3万円(税込)。「roof up!」は、個性的でスターリッシュな外装 デザインを採用。同130台。204.9万円(同)。 ●BMWJ、「X1」の限定車を発売(4/27) http://www.bmw.co.jp/ja/press/2017/20170427.html  ビー・エム・ダブリューは、「X1」の限定車「sDrive18i Fashionista」を 270台限定で発売した。専用18インチYスポーク・アロイホイール、同センサ テック・レザーシートなどを採用、上質感を高めるとともに、安全・快適装備 を充実。467万円(税込)。 ●FCAJ、「ジープ・グランドチェロキー」の限定車を発売(4/27) http://www.fcagroup.jp/media/482/  FCAジャパンは、「ジープ・グランドチェロキー」の限定車「Trailhawk」 を、5月13日より100台限定で発売する。ナチュラルグレー外装パーツ、レッ ドステッチ入りブラックレザーシートなど専用内外装に加え、セレクスピード コントロールなどオフロード性能を高める装備を採用。555万円(税別)。 ●アウディJ、新型コンパクトSUV「Q2」を発売(4/26) https://goo.gl/K96fRM  アウディ・ジャパンは、新型SUV「Q2」を発表、受注を開始した。6月中旬 発売予定。同社ラインナップ中最もコンパクトなSUVで、日本の都市環境下で も優れた機動性を発揮する一方で、ワンサイズ上のクラスに匹敵する快適性と ユーティリティを確保。ポリゴン(多角形)をモチーフにした新鮮で存在感のあ るデザインを採用、スポーティなパワーと高効率を両立した1.0L/1.4L 直噴タ ーボエンジンを搭載。299万〜405万円(税込)。 ●アウディJ、新型「Q2」発売記念限定車を発売(4/26) https://goo.gl/tphvbU  アウディ・ジャパンは、新型「Q2」発売を記念した限定車「1st edition」 を、280台限定で発売した。1.4Lモデルをベースに、S lineパッケージ、ナビ パッケージ、セーフティパッケージなどを採用。490万円(税込)。 ●日産、「デイズ」の特別仕様車を発売(4/25) https://goo.gl/w6TlLm  日産自動車は、「デイズ」の特別仕様車2タイプを発売した。「X モカセレ クション」は、大人っぽい華やかさのあるモカ内装色などを採用。「ハイウェ イスターX プレミアムセレクション」は、明るく高級感あふれるプレミアムコ ンビネーション内装などを採用。121.6万〜142.6万円(税別)。 ●日産、「デイズルークス」の特別仕様車を発売(4/25) https://goo.gl/BSuLMc  日産自動車は、「デイズルークス」の特別仕様車「Vセレクション」を発売 した。「X/ハイウェイスターX」をベースに、両側リモコンオートスライドド アなど利便性の高い装備に加え、プレミアムグラデーションインテリアなど質 感の高い内装を採用。138万〜168万円(税別)。 ●FCAJ、アルファロメオ「4C」シリーズの特別仕様車を発売(4/25) http://www.fcagroup.jp/media/481/  FCAジャパンは、アルファロメオ「4C/4Cスパイダー」に特別仕様車「107 th(ワンオーセブンス) Edition」を設定、5月1日から6月30日までの期間限定 で受注する。同社創業107周年を記念し、国内未導入のカーボン製内外装パー ツを多用、ラグジュアリーかつスポーティに。1070万円(税込)。 ●アストンマーティン、「ヴァンキッシュ」に高性能モデルを追加(4/24) http://www.webcg.net/articles/-/36308  アストンマーティンは、フラッグシップスポーツ「ヴァンキッシュ」に高性 能モデル「VANQUISH S」(クーペ/ヴォランテ)を追加、受注を開始した。同 社史上最高の“スーパーGT”モデルで、最高出力588psの6.0L V12エンジン搭 載。3457万9982円/3691万1983円(税込)。 ─────────────────────────────────── <業界ニュース> ●トヨタの「存在感」が実は薄くなっているワケ(4/24) http://toyokeizai.net/articles/-/168855  100年に1度といわれる変革期にある自動車業界。次世代カーのキーワード は独ダイムラーのツェッチェ社長が提唱した「CASE」。C(コネクティビティ =ネットとの接続)、A(オートノマス=自動運転)、S(シェア&サービス)、E( エレクトリックドライブ=電気駆動)の頭文字をつなげた造語だ。CASEでトヨ タが先頭を走っている印象はない。EVや自動運転が脚光を浴びる中、むしろ 存在感が薄いともいえる・・・ ●減少し続けるガソリンスタンド、平成6年のピークから約半分に(4/22) http://news.livedoor.com/article/detail/12971879/  経済産業省の発表によると、平成28年3月末時点の全国のガソリンスタンド 数は3万2,333カ所。前年比で1,177カ所減少した。平成6年度末の6万421カ 所をピークに減少を続けている。少子高齢化や燃費の向上でガソリン需要が減 少している影響が大きい。そこに過度な価格競争が加わり、地場の中小給油所 を中心に廃止が増加・・・ ─────────────────────────────────── <リコール・不具合情報> ●BMWJ、「i3」のリコール届出(4/24) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_002611.html  対象車種 :i3  部位・状況:燃料蒸発ガス排出抑止装置の不具合。蒸発ガスが漏れ、火災に        至るおそれ  製作期間 :平成25年11月19日〜平成28年12月16日  対象台数 :1,458台 ●BMWJ、「M3」のリコール届出(4/24) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_002610.html  対象車種 :M3 セダン/クーペ  部位・状況:バッテリープラスケーブルの不具合。電力を十分供給できず、        走行中にエンジンが停止するおそれ  製作期間 :平成21年1月29日〜平成23年9月28日  対象台数 :513台 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【運転免許試験問題集】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  難問奇問?満載の運転免許の学科試験!悔し涙を流された方もさぞ多いこと でしょう。最新問題1200題を収録した「運転免許試験問題集」より、いくつ かご紹介します。「○」or「×」? Q1.踏切を通過するときで、見通しがよく踏切警手がいるときは徐行、そのほ   かのときは一時停止して安全を確かめなくてはならない。 Q2.ブレーキの調子やききが悪いときには、とくに注意して運転しなければな   らない。 ★解答は文末をご覧下さい。 “現役”ドライバーの皆さんは、もちろん正解ですね。(^J^) http://kurumart.jp/lc/ http://kurumart.jp/i/lc/ (携帯) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【マイカー採点簿】皆さんのマイカーを採点して下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★今週は掲載可能な新規投稿はありませんでした。  皆さんもマイカーを採点してみませんか。掲載分についてはもれなく図書カ  ードを差し上げます。Webサイトのフォームよりご送信下さい。 http://kurumart.jp/saiten/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【車何でもランキング】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●コストバリューの高い/低いクルマは?(2) http://kurumart.jp/ranking/  コストバリューの目安として、2017年2月時点の車両重量当り価格(円/kg) をボディタイプ別に比較してみました。各車最も高い・低いタイプ/グレード を比較、掲載しています。以降はサイトをご覧ください。 ─────────────────────────────────── ○ハッチバック/小型セダン 〜車両重量当たり価格の低い=コストバリューの高い車 車名 メーカー 価格 車両重量 円/kg 1.カローラアクシオ トヨタ 135.8 万円 1070 kg 1269 2.アクセラスポーツ マツダ 163.0 1280 1273 3.アクセラ マツダ 163.0 1270 1283 4.オーリス トヨタ 165.7 1220 1358 5.インプレッサG4 スバル 178.0 1300 1369 5.インプレッサスポーツ スバル 178.0 1300 1369 〜車両重量当たり価格の高い=コストバリューの低い車 車名 メーカー 価格 車両重量 円/kg 1.5シリーズGT BMW 1150.9 万円 2190 kg 5255 2.Cクラス ベンツ 814.8 1710 4765 3.3シリーズ BMW 752.8 1660 4535 4.XE ジャガー 479.1 1710 4381 5.3シリーズGT BMW 591.7 1660 3564 *GT:グランツーリズモ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【コラム&レビュー】クルマ&クルマ業界辛口?批評! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●新車心象風景:マツダ・CX-5  いまのマツダを語るのは、ちょっと難しいと思う。  スカイアクティブと魂動という印象的なコンセプトを前面に出し、全車種を 統一させたイメージでまとめる。エンジンをはじめとした機能類は、やはり全 車でアップデートを欠かさず、常に仕様変更で対応する。  統一したスタイリングはブレがなく、こちらも常に進化を絶やさことなく魂 動そのものを成長させる。同時に、インテリアもまた全車同方向の考え方でま とめ、群を抜く質感をも与える。  つまり、商品作りの姿勢が真摯で、ブレも迷いもなく、自らの信じた方針を 貫いている。そして、肝心なのは、それら一連のクルマ作りが世界で評価され ているという事実なんである。  そうして2周目に入った新しいCXー5が、若さから大人にコンセプトを進め、 目に見えるクオリティアップに力を注いだことに、日本メーカーとして敬意を 表さないわけには行かない。  じゃあ、何が難しいのかといえば、実はその魂動の中身自体なのかもしれな い。  それ以前のプロミネンス・フェンダーを部分的に引き継ぎ、パワーを溜めた フロントフェンダーからリアに向けてラインを引く。リアは、これも後輪に重 心をのせるべく後ろからラインが引かれる。この基本的な造形の話だ。  僕は、たとえば新しいCXー5を美しいと思うし、商品としての価値や魅力も 感じている。けれども、このデザインに全面的に賛成かと言えば、実はそうで もないんである。  いや、もちろん僕個人の好き嫌いの話じゃなく、この基本造形は実のところ 結構に個性的だという話だ。あるいは、クセが強いと言ってもいいかもしれな い。  新型のデザイナー氏は今回、「引き算のデザイン」としてよりシンプルな造 形を目指したと言うけれど、マツダという中規模メーカーが全車でスタイルを 統一しようとするとき、そもそもより普遍性を感じる基本形を持っていること が望ましかったと僕は思っている。  たとえば、現行アテンザには躍動感があっていいなと思いつつ、質感云々を 別にすれば、初代の清々しさの方に可能性を感じるといった具合に。  だから、仮に新世代商品群のスタートを切る先代はそれなりに特徴を持たせ る必要があったとしても、2代目以降は必ずしも同じ文法でなくてよかったの では?と思ったりする。  新しいCXー5が、より整理されたラインと面を持っているのが分かってはい るけれど、しかしそもそもの造形テーマとしてどうだったのかなと。  いまのマツダを語るのが難しいというのは、まあそういうことなんである。 いや、まったくもって贅沢な注文ということは重々分かってはいるけれど。                      (17/04/23 すぎもとたかよし) ★Web上でバックナンバーがご覧いただけます。 http://kurumart.jp/column/ ─…─ PR …─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─ □■□ 広告掲載・募集について □■□ □ □ 『くるまーと』Webサイトおよびメールマガジンに広告を掲載します。 □ □■□ お問い合わせは info@kurumart.jp まで □■□ ─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─ 【運転免許試験問題解答】  Q1:× 常に一時停止します。  Q2:× 運転してはいけません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □『週刊くるまーと』は、下記サービスを利用して発行しています。  「まぐまぐ ID:0000025684」、「melma! 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