━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    /*__♪ 『週刊くるまーと〜賢く選んで、楽しく運転〜』   ◎−◎= …………………………………………………………………       〜 第 876号 2017年 2月18日発行 総配信数 5,010部 〜 ───────────────────────────────────    □■“Web Portal for Joyful Carlife” http://kurumart.jp/ ■□ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【ニュース&トピックス】 ・トヨタ、「プリウス PHV」をフルモデルチェンジ 他 【運転免許試験問題集】 ・バス優先通行帯には? 他 【車何でもランキング】 ・2016年国産全車販売ランキングより〜軽自動車 【コラム&レビュー】 ・新車心象風景:ダイハツ・トール、トヨタ・ルーミー/タンク ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【今週の『くるまーと』】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★「新車データベース」「国産車サマリー」「ニュース&トピックス」等を更 新しました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【ニュース&トピックス】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <新車ニュース> ●FCAJ、「アバルト595」シリーズをマイナーチェンジ(2/17) http://www.fcagroup.jp/media/469/  FCAジャパンは、「アバルト595」シリーズをマイナーチェンジ、2月25日 より発売する。前後バンパーやアルミホイール、シートのデザイン変更など、 内外装をよりスポーティに刷新。グレード体系やボディカラー設定も見直し。 エンジン出力向上も。272万〜353万円(税別)。 ●三菱、「アウトランダー」を一部改良(2/16) https://goo.gl/yUPe6M  三菱自動車は、「アウトランダー」を一部改良、3月2日より発売する。後側 方車両検知警報システム追加など予防安全機能の向上、スマートフォン連携デ ィスプレイオーディオの設定など。235万〜304.1万円(税別)。 ●ボルボJ、「V40」の限定車を発売(2/16) https://goo.gl/kOE9Fk  ボルボ・カー・ジャパンは、「V40」の特別限定車「T3/D4 Amazon Blue Edition」を、200台限定で発売した。新外装色「アマゾンブルー」と、シッ クでモダンなチェック柄内装「シティウィーブ」を組み合わせて採用、パノラ マ・ガラスルーフなどを装備。384万/409万円(税込)。 ●FCAJ、「ジープグランドチェロキー」をマイナーチェンジ(2/16) http://www.fcagroup.jp/media/468/  FCAジャパンは、「ジープグランドチェロキー」をマイナーチェンジ、3月 4日より発売する。フロントグリルの変更など、よりスタイリッシュなデザイ ンに刷新するとともに、安全装備などを充実。上級グレードには、お洒落で上 品なラグーナレザーパッケージを新設定。458万〜615万円(税別)。 ●FCAJ、「ジープグランドチェロキー」の限定車を発売(2/16) http://www.fcagroup.jp/media/467/  FCAジャパンは、「ジープグランドチェロキー」のお買い得限定車「Altitu de」を、200台限定で3月4日より発売する。ブラック基調の専用外観に、リ アバックアップカメラやエアサスペンションなどを装備。475万円(税別)。 ●トヨタ、「プリウス PHV」をフルモデルチェンジ(2/15) http://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/15021361/  トヨタは、「プリウス PHV(プラグインハイブリッド)」をフルモデルチェ ンジ、発売した。新型「プリウス」をベースに、EV走行距離の大幅拡大や、 量産車世界初のソーラー充電システムの採用など、環境性能を大幅に進化。4 眼LEDヘッドランプなど先進的でエモーショナルな外観デザインを採用、トヨ タ初のT-Connect SDナビゲシステムなどにより、多彩なつながるサービスも 提供。月販目標2,500台。302万〜391万円(税別)。 ●ベントレーJ、「コンチネンタル」の限定車を発売(2/15) https://goo.gl/QxTPPO  ベントレーモーターズジャパンは、「コンチネンタル」の特別限定車「GT V8 S Mooncloud Edition」を、12台限定で発売した。特別注文部門「Mullin er」が日本市場向けに手掛けた専用内外装を採用。2410万円(税込)。 ●三菱、新型コンパクトSUVの車名を「エクリプス クロス」に(2/14) https://goo.gl/a6zZ61  三菱自動車は、3月開催のジュネーブ国際モーターショーで世界初披露する 新型コンパクトSUVの車名を「エクリプス クロス」に決定した。1989年より 米国で販売して好評を博したスペシャリティクーペ「エクリプス」と、クロス オーバーを組み合わせ、クーペスタイル採用のSUVをイメージ。 ─────────────────────────────────── <業界ニュース> ●「シエンタ」と「フリード」が接戦を続ける理由(2/17) http://toyokeizai.net/articles/-/158471  今年1月の乗用車新車販売ランキング、5位トヨタ「シエンタ」(9,108台)、 6位ホンダ「フリード」(9,029台)。いずれもコンパクトなボディに3列シート を備えたミニバンだ。一昨年7月2代目に切り替わったシエンタが大ヒット。 それに応酬するように昨年9月フリードが2代目へフルモデルチェンジ。以後、 2車種の接戦が続いている・・・ ●「2代目プリウスPHV」大刷新に込めた野望(2/16) http://toyokeizai.net/articles/-/158824  捲土重来を期すことはできるか…。トヨタは、EV走行距離を初代より大き く伸ばした新型プラグインハイブリッド車「プリウスPHV」を発売した。世界 を席巻したハイブリッド車に続き、次のエコカー覇権争いを見据えた試金石と なる。2012年に発売した初代は、国内累計販売台数約2万2000台と、目標に 遠く及ばず不発。今回は失敗が許されない戦いとなりそうだ・・・ ●プリウス、中国でわずか1台しか売れず(2/16) https://goo.gl/4W1Gr1  中国市場で「プリウス」が苦戦している。昨年12月の販売台数は僅か1台に とどまった。一方、トヨタの昨年のHV車販売台数は、カローラやカムリのHV モデルが好調で、71,676台と前年の8倍に急増した。独自の価値を提供する プリウスが、中国の消費者の関心を引いていない実態が浮き彫りに・・・ ─────────────────────────────────── <リコール・不具合情報> ●マツダ、「CX-5」のリコール届出(2/16) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_002545.html  対象車種 :CX-5  部位・状況:サイドカメラの不具合。車両の周辺状況を確認できなくなる        おそれ  製作期間 :平成24年1月10日〜平成26年3月12日  対象台数 :67,413台 ●GMJ、「コルベット」のリコール届出(2/16) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_002542.html  対象車種 :シボレーコルベット  部位・状況:ハンドルロックの不具合。エンジンが始動できないおそれ  輸入期間 :平成20年8月21日〜平成25年3月12日  対象台数 :227台 ●トヨタ、「MIRAI」のリコール届出(2/15) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_002544.html  対象車種 :MIRAI  部位・状況:電動機用制御装置の不具合。燃料電池システムが停止し、走行        不能となるおそれ  製作期間 :平成26年11月11日〜平成28年12月16日  対象台数 :1,455台 ●ランドローバーJ、「レンジローバー」のリコール届出(2/14) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_002537.html  対象車種 :レンジローバー  部位・状況:フロントブレーキホースの耐久性不足。ブレーキが失陥し、制        動距離が長くなるおそれ  輸入期間 :平成17年6月13日〜平成24年7月31日  対象台数 :1,458台 ●ジャガーJ、「XF」「XJ」のリコール届出(2/14) http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha08_hh_002536.html  対象車種 :XF、XJ  部位・状況:補機駆動ベルトアイドラープーリーの不具合。取付ボルトが破        断し、ハンドル操作力が増大するおそれ  輸入期間 :平成24年11月6日〜平成27年9月27日  対象台数 :1,332台 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【運転免許試験問題集】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  難問奇問?満載の運転免許の学科試験!悔し涙を流された方もさぞ多いこと でしょう。最新問題1200題を収録した「運転免許試験問題集」より、いくつ かご紹介します。「○」or「×」? Q1.バス優先通行帯には、自動車は左折や工事中でやむを得ない場合のほかは   入れない。 Q2.火災報知機から1メートル以内には駐車はできないが、停車ならできる。 ★解答は文末をご覧下さい。 “現役”ドライバーの皆さんは、もちろん正解ですね。(^J^) http://kurumart.jp/lc/ http://kurumart.jp/i/lc/ (携帯) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【マイカー採点簿】皆さんのマイカーを採点して下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★今週は掲載可能な新規投稿はありませんでした。  皆さんもマイカーを採点してみませんか。掲載分についてはもれなく図書カ  ードを差し上げます。Webサイトのフォームよりご送信下さい。 http://kurumart.jp/saiten/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【車何でもランキング】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●2016年国産全車販売ランキングより〜軽乗用車 http://kurumart.jp/ranking/  国産全車の販売台数を、月販平均台数に基づきボディタイプ別にランキング した「2016年国産全車総合・タイプ別販売ランキング」から、今週は軽乗用車 のベスト15をご紹介します。以降はWebページをご覧ください。 ─────────────────────────────────── ○軽乗用車販売ランキング ( )は前年順位 順位/車名 メーカー 販売台数 備考 1.( 2) N-BOX ホンダ 14180 台/月 2.( 1) タント ダイハツ 13000 3.( -) ムーヴキャンバス ダイハツ 7380 16.9New 4.( 6) N-WGN ホンダ 7230 5.( 7) ハスラー スズキ 7150 6.( 8) スペーシア スズキ 6770 7.( 4) ワゴンR スズキ 6760 8.( 5) キャスト ダイハツ 5520 9.( 3) ムーヴ ダイハツ 5520 10.(10) アルト スズキ 5390 11.(12) ミライース ダイハツ 4910 12.( 9) デイズルークス 日産 4530 13.(11) デイズ 日産 4280 14.(14) ラパン スズキ 2920 15.(13) ウェイク ダイハツ 2740 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   【コラム&レビュー】クルマ&クルマ業界辛口?批評! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●新車心象風景:ダイハツ・トール、トヨタ・ルーミー/タンク  このクルマを肯定する理由は、いまのところ見つかっていない。  基本、後出しジャンケンで美味しいところを全部もって行く。トヨタについ てのそんな表現は以前から当たり前に使われるけど、やっぱりそれは邪道だし、 クルマの企画としては誉められるものじゃない。  もちろん、70〜80年代の混沌とした状況ならまだあり得たかもしれないけ ど、いまやトヨタは年間一千万台の生産を誇る世界的企業なわけで、王者の姿 勢としてはいささか情けない話でもある。  だから、スズキのソリオにガッツリぶつけるこの企画は、いくら分かりやす い話とはいえやっぱり残念だ。しかも、強力な販売力を動員して中堅メーカー から根こそぎ持って行くあたりは、単なる「対抗車」という次元とはまったく 異なるわけだし。  そして、クルマ自体が醜悪なのはその上塗りなんである。もともと、ソリオ もドメスティックカーとして厳ついイメージを持っていたけれど、それが上品 に思えるほどの醜さは、もはや正視に耐えない。  ブーン・パッソという、これまた残念な近作のことを考えると、企画と開発 を任されたダイハツは一体どういうつもりなんだと思う。発表会では、トヨタ 傘下として皆が妙に生き生きしていたけれど、本当にこれが彼らの「やりたい こと」なんだろうか。  いずれも自社ブランドではほとんど売れない状況を考えると、ダイハツとし てのモチベーションは一体どこにあるんだと要らぬ心配もしたくなる。よもや、 生産台数が確保できれば何でもいいやとは考えてないだろうけど。  で、そんなクルマがトヨタの思惑とおり、爆発的に売れているのがさらに残 念なんである。  この国の市場は、一体いつまでこういう醜悪なクルマを好んで買い続けるん だろう。ミニバンではことごとくカスタムバージョンを選び、アルファードの ような巨体はもちろん、軽に至るまでギラギラの改造車もどきが売れる。新し い三菱ekスペースみたいに冗談のようなクルマが次々出てくる。  もちろん、日本はカワイイとヤンキーで出来ていると言われてきたのは承知 している。けれども、平成も30年近くが過ぎ、そろそろそういう感覚も過去 のもの、ということにはならないんだろうか。一方で、オリンピックのエンブ レムデザインを日本中であれこれ偉そうに語っているわけだし。  たしかに、コンパクトだけど乗れば広く、しかも安いことは大きな購入動機 ではある。けれども、自慢のキーンルックを無理矢理大きな顔に張り付けた、 この醜い顔を評価する理由には到底ならない。  僕らユーザーは、こういう下品な提案に対し、迷うことなく「ダメ出し」が できるような感性を持たなくてはいけないんじゃないか。多様化云々ではなく、 まずはその前段階の見識として。                      (17/02/08 すぎもとたかよし) ★Web上でバックナンバーがご覧いただけます。 http://kurumart.jp/column/ ─…─ PR …─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─ □■□ 広告掲載・募集について □■□ □ □ 『くるまーと』Webサイトおよびメールマガジンに広告を掲載します。 □ □■□ お問い合わせは info@kurumart.jp まで □■□ ─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─…─ 【運転免許試験問題解答】  Q1:× バスの運行を妨げなければ通行できます。  Q2:○ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □『週刊くるまーと』は、下記サービスを利用して発行しています。  「まぐまぐ ID:0000025684」、「melma! 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